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【突発性難聴】もともと聞こえない左耳に続いて右も聞こえなくなる恐怖を克服した
突発性難聴で来院された男性(60代/会社役員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
もともと25年前に仕事のストレスが原因で突発性難聴になり左耳の聴力はほぼなくなっていて、それ以来めまいが続いていた。3月ぐらいに仕事が忙しく睡眠時間も短くなっていたため、耳鳴りと頭鳴りが起こっていた。
来院に至るまでの経緯
新年会や年度末の忙しさなどが重なって健常だった方の耳の聞こえが悪くなった。補聴器も勧められて着用する前に手立てはないかと解決法を探っていた。
定年退職まで残り1年をきって体調不良で仕事を退職するのが悔しかったため、なんとか体調を回復させたかった。
羽島市民病院に受診し、愛知医大病院を紹介されて治療を受けた。中耳加圧療法を試してみたが劇的な変化は見られなかった。その後、別の鍼灸院にいくも鍼灸師との相性が悪く、当院をインターネットで見つけ来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
触診によるツボの確認
- 印堂(額の中央)
- 内耳・中耳
- 左右の目
- 鼻
- のど
- 頚部リンパ
- 食道
- 胃
- 肝臓
- 大腸
- 胸鎖乳突筋
- 斜角筋
- 舌骨筋
- 側頭筋
- 僧帽筋
筋肉の状態
- 胸鎖乳突筋
- 斜角筋
- 舌骨筋
- 側頭筋
- 僧帽筋
施術内容と経過
検査結果の分析により症状と特に関連がある整形外科的所見は側頭筋、胸鎖乳突筋、東洋医学的所見は内耳と判断

鍼灸治療を基本とし、特殊電気治療(ソーマダイン・アルファキュア)、マッサージを併用した。
初回施術後の効果と進捗状況
耳鳴と頭鳴りの症状に大きな変化はみられなかったが、頚や肩、背中などのコリはかなりほぐれたととのこと。
3~5回目/週2回ペース
頭鳴りが減ってきた。一日の中で起床時が一番静かで時間の経過と仕事の忙しさに比例して耳鳴りが大きくなってきて聞こえが悪くなっていくとのこと。
6~8回目/週2回ペース
朝はほとんど耳鳴りがならなくなってきた。ストレスと忙しさに影響を受けにくくなり一日の中での波が少なくなってきたとのこと。
9~12回目/週1回ペース
左右ともに聴力が回復して特に左耳が補聴器が対応できる聴力まで戻ったため補聴器を着用し始めた。右耳の聴力も平均40dBぐらいにまで回復した。
13回目以降/月1回ペース
仕事の負担や睡眠不足が続いた場合にふらつきや耳鳴りが再発することが確認された。患者自身が生活リズムを整えることがセルフケアとして有効であることを認識し、自発的に取り組んでいる。
自宅ケアの指導内容
ローラー鍼を用いた耳周辺や首・肩のケア
簡単なストレッチ体操による筋肉の緊張緩和
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
他の鍼灸院に行って効果がなかったので期待していなかった分、効果がでて変化していったことが信じられなくて本当によかった。
先生、いつもありがとう!
院長からのコメント
施術で変化があったことは良かったです。鍼灸治療とセルフケアの実施により、症状の改善と生活リズムの見直しが進んだ。今後も継続的なメンテナンスと生活習慣の調整が重要である。
正しい姿勢をとる、規則正しい生活でちゃんと寝るということを継続すれば身体は変わります。お酒はちょっと減らしてください。今後もしっかりとサポート致します。
突発性難聴・耳鳴り・ふらつきでお悩みなら…
突発性難聴・耳鳴り・ふらつきについて解説しているこちらのページもお読みください。




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