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【嗅覚障害】副鼻腔炎の後遺症が鍼灸で改善した
嗅覚障害で来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
市販の漢方薬と鼻うがいで嗅覚も5割ぐらい戻ったが、薬を飲むのをやめたら2~3割しか匂わなくなった。味覚はなかったため食事の時間が憂鬱だった。
来院に至るまでの経緯
9月4日に喉に違和感、9月5日頭痛、鼻水、微熱、9月6日鼻と喉の奥に痛み、味覚・嗅覚がなくなる、9月11日鼻と喉の奥の痛みは消えるも嗅覚味覚はないままだった。
9月26日に病院を受診し風邪からくる副鼻腔炎の可能性があると診断された。一週間分の薬を飲み切ったあとは受診していない。
鼻うがい以外に治療方法はないかとインターネットで検索して当院を受診。
飲んでいた薬
- 抗生物質
- チクナイン
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
触診によるツボの確認
- 印堂(額の中央)
- 陽白(眉頭)
- 承泣(目の下)
- 睛明(目頭)
- 迎香(小鼻)
- 水突(のど)
- 頚部リンパ
- 食道
- 胃
- 肝臓
- 大腸
筋肉の状態
- 胸鎖乳突筋
- 斜角筋
- 舌骨筋
- 側頭筋
- 僧帽筋
- 前脛骨筋
- ふくらはぎ
施術内容と経過
検査結果の分析により印堂(額の中央)陽白(眉頭)承泣(目の下)睛明(目頭)迎香(小鼻)と判断

鍼灸治療を基本とし、特殊電気治療(ソーマダイン・アルファキュア)、整体マッサージを併用した。
初回施術後の効果と進捗状況
初回は嗅覚味覚に変化はなかったが、首から肩にかけての僧帽筋上部や肩甲挙筋などの筋肉がほぐれた。鼻の通りがよくなったという印象で心地良かったとのこと。
2~6回目/週2回ペース
からだがほぐれたことでリラックスできるようになった。嗅覚に変化はないままだが、味覚に変化が現れ塩の味がわかるようになってきた。
7~12回目/週2回ペース
味覚(塩、酸っぱさ、苦み、辛い)をすこしずつ感じられるようになってきた。甘さは記憶にある本来の味とは違う。
14~18回目/週2回ペース
味がわかるものが増えてきて美味しさをそのまま感じられるようになってきた。匂いは鼻に近づければようやく薄っすらとわかるようになる。
19~23回目/週1回ペース
味覚は8割ほどわかるようになった。匂いは一瞬だが感じることができるようになってきた。
24~28回目/週1回ペース
強めの匂いや人工的な匂いを感じることができてきたが、本来の匂いよりも強く鼻につくような印象。だが、次第に強く鼻につくこともなくなり自然な感じで匂いがわかるように変化していった。
- ローラー鍼を用いた鼻と耳周辺のケア
- 簡単なストレッチ体操による筋肉の緊張緩和
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
味覚と嗅覚が失われてしまい食事を味わうことができなくなり、友達とかの食事も楽しくなくなって食事も生きていくためのただの栄養補給になっていました。
この先何を楽しみに生きていけばいいのかわからず、自暴自棄になっていました。効果を感じるまでに期間はかかりましたけど、鍼灸を受けて私の人生を取り戻せました。
ありがとうございました。
院長からのコメント
施術で変化があったことは良かったです。鍼灸治療とセルフケアの実施により、症状の改善と生活リズムの見直しが進みまいたね。今後も継続的なメンテナンスと生活習慣の調整が重要ですね。
正しい姿勢をとる、規則正しい生活でちゃんと寝るということを継続すれば身体は変わります。今後もしっかりとサポート致します。
嗅覚障害・味覚障害でお悩みなら…
嗅覚障害について解説しているこちらのページもお読みください。

味覚障害について解説しているこちらのページもお読みください。



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