
院長:武智お気軽にご相談ください!

院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。本日は「呼吸が浅い・疲れやすい方は、背中の緊張が強すぎる」というテーマでお話しします。
最近、呼吸が浅くなったり、ちょっとしたことで疲れやすくなったりしていませんか?その原因が背中の緊張にあること、ご存知でしょうか?
日々の生活の中で、気づかないうちに背中がこわばり、呼吸や体調に大きな影響を与えていることが多いのです。


背中の緊張と呼吸についてわかりやすく説明します
背中の緊張が強いと、呼吸が自然と浅くなってしまいます。呼吸が浅いと、体の中に十分な酸素が取り込めず、エネルギーの産生が落ちてしまいます。すると、体がだるく感じたり、すぐに疲れてしまうことが増えてきます。
特に30~50歳の女性は、仕事や家事、育児などで忙しく、無意識のうちに背中に力が入りやすい傾向があります。背中の筋肉が固まると、肩や首もこりやすくなり、姿勢も悪くなりがちです。


背中の緊張と呼吸の関係について、もう少し詳しくお伝えします。深い呼吸をすると、体の力みが抜けてリラックスしやすくなります。逆に、背中が硬くなっていると、胸やお腹が十分に広がらず、呼吸が浅くなってしまうのです。
背骨の周りには自律神経が通っていて、背中の筋肉がこわばっていると自律神経の働きも乱れやすくなります。その結果、気分が落ち着かなくなったり、睡眠の質が低下したりすることもあります。
また、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が続くと、どうしても姿勢が悪くなり、猫背になりやすくなります。猫背の状態では、肩甲骨が外側に開いてしまい、胸郭の動きが制限されてしまいます。
胸郭が広がらないと、呼吸する時に必要な筋肉が十分に働かず、呼吸が浅くなってしまいます。こうした状態が続くと、肩こりや首こり、冷えやむくみの原因にもなります。
背中の緊張をほぐすためには、まず自分の姿勢を見直してみましょう。座っている時や立っている時、背中が丸まっていないか、肩が前に出ていないかを意識するだけでも違いが出てきます。さらに、深呼吸を意識的に行うことで、背中の筋肉をリラックスさせることができます。鼻からゆっくり息を吸い、お腹や背中が膨らむのを感じながら、口からゆっくり吐き出します。これを何度か繰り返すことで、体全体の緊張が和らぎ、自律神経のバランスも整いやすくなります。
日常生活の中で、背中の緊張を感じた時には、軽いストレッチやリラクゼーションもおすすめです。ホットパックで背中を温めたり、アロマの香りを楽しみながらゆっくり呼吸をするのも効果的です。背中をやさしくマッサージしたり、肩甲骨を意識的に動かしてみると、血流が良くなり、筋肉のこわばりが和らぎます。こうしたセルフケアを続けることで、呼吸が深くなり、疲れにくい体へと変わっていきます。
また、ストレスや不安を感じると、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちです。感情と呼吸は密接に関係しており、緊張や不安が強いと呼吸が速く浅くなり、さらに体がこわばるという悪循環に陥ることもあります。そんな時こそ、ゆっくりと深呼吸をしてみてください。心が落ち着き、体の緊張もほぐれていくのを感じられるはずです。
背中の緊張が強すぎると、呼吸が浅くなり、疲れやすくなりますが、日々のちょっとした意識やケアで改善することができます。まずは自分の姿勢や呼吸の深さに目を向けてみましょう。
そして、無理のない範囲でストレッチや深呼吸を取り入れてみてください。背中が柔らかくなり、呼吸が深くなることで、体も心も軽くなっていくのを実感できると思います。
もしご自身で改善が難しいと感じた場合は、専門家の力を借りるのも一つの方法です。背中の緊張をほぐし、呼吸を深くするためのサポートを受けることで、より早く効果を感じられるでしょう。健康な毎日を送るためにも、背中の緊張と呼吸の関係を意識し、できることから始めてみてください。