メニエール病を放置するとどうなる？めまいに慣れる必要はあるけれど

こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。メニエール病に悩む方の中には、めまいが頻繁に起こるうちに「少しずつ慣れてきた」と感じることもあります。確かに、繰り返しの発作によって、脳がめまいに対して順応していくことはあります。しかし、そのまま放置してしまうと、良いことはひとつもありません。

めまいに慣れるとはどういうこと？

メニエール病のめまいは、内耳のリンパ液のバランスが乱れることで起こります。最初は激しい回転性めまいに怯えますが、発作を繰り返すうちに脳がその感覚に順応し、少しはましになることがあります。この順応は、日常生活を送る上では助けになる場合もあります。でも、これはあくまで「脳がめまいを受け入れている」だけで、病気が治っているわけではありません。

放置するとどうなる？

メニエール病を放置すると、めまいや耳鳴り、難聴が繰り返し起こり、症状が悪化する可能性があります。特に、難聴が進行し、聴力が低下してしまうことは避けたいところです。また、めまいが頻繁に起こると、外出や仕事に支障が出ます。社会生活に深刻な影響を及ぼすこともあります。最悪の場合、永続的な平衡感覚の障害や重度の難聴につながる可能性があります。

順応と放置の違い

めまいに順応することは、日常生活を送る上で役立つ面もあります。しかし、放置してしまうと、症状の根本的な原因が解決されず、いつまでも不安や不快な感覚に悩まされることになります。順応することはあっても、放置してよいことは何一つありません。むしろ、順応したことで安心してしまい、治療を後回しにすると、症状がさらに悪化する危険性があります。

早期対処の重要性

症状に気づいたら、できるだけ早く専門家の診察を受けることが大切です。早期診断・早期治療により、症状の進行を抑制し、より効果的な管理が可能になります。病院での薬物療法や生活指導だけでは、根本的な改善が難しい場合もあります。鍼灸整体治療では、自律神経系に直接アプローチし、症状の根本原因に働きかけることが可能です。

当院のアプローチ

当院では、問診から施術まで院長が一貫して担当します。5種類の独自検査で症状の原因を特定し、一人ひとりに合った施術を提供します。姿勢分析ソフトや東洋医学検査、栄養解析など、多角的に身体の状態を把握し、改善へ導きます。薬物療法では改善しなかった方にも、鍼灸整体で劇的な変化を実感していただけます。

改善のためのポイント

メニエール病の改善には、生活習慣の見直しが重要です。ストレス管理や十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動が有効です。また、過度のストレスや疲労、急激な体位変換、激しい運動は避けるべきです。塩分の過剰摂取やアルコールの多飲も症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

メニエール病のめまいに順応することはあっても、放置してよいことは何一つありません。症状が進行し、日常生活に深刻な影響が出る前に、早めに専門家に相談することが大切です。一人で悩まず、いつでも相談してほしいと心から思います。