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突発性難聴で高音聞こえない原因と鍼灸でおこなえること

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。今回は片耳の高音域だけが聞き取りにくくなる症状についてお話しします。「電話の声が聞こえにくい」「女性の声が遠く感じる」といった経験はありませんか。

朝起きたときに何となく耳の調子が違う、会議で相手の声が聞き取りづらい。そんな小さな変化を感じたまま数日が経ってしまう方もいらっしゃいます。もしかすると、それは突発性難聴のサインかもしれません。今日はそんな不安を抱える方へ向けて、症状の特徴や対処法をお伝えします。

院長:武智

高音域だけの難聴は気づきにくく、発見が遅れがちなので注意が必要です

目次

突発性難聴で高音域が聞こえなくなる理由

突発性難聴は、ある日突然片側の耳が聞こえにくくなる病気です。特に高音域だけが聞き取れなくなるタイプは、日常会話では気づきにくいという特徴があります。低い男性の声は聞こえるのに、女性や子どもの声、電話の呼び出し音、アラーム音などが聞き取れなくなるのです。

内耳にある蝸牛という器官が障害されることで起こります。蝸牛の中には有毛細胞という音を感知する細胞が並んでいて、高音を担当する部分が特にダメージを受けやすいのです。血流不足やウイルス感染、ストレスなどが引き金となり、この繊細な細胞が傷ついてしまいます。

厚生労働省の調査では、年間約2万から3万人が発症していると推定されています。40代から60代に多く見られますが、若い世代でも決して珍しくありません。過労や睡眠不足が続いている方、仕事のストレスを抱えている方は特に注意が必要です。

高音域障害の具体的な症状

高音域の難聴では、特定の場面で困りごとが表れます。電話をかけてきた相手の声が聞き取れず、何度も聞き返してしまう。テレビのニュースは聞こえるのに、ドラマの女優さんの声だけが不明瞭になる。こうした日常の小さな違和感から気づく方が多いようです。

耳が詰まったような感覚や、耳鳴りを伴うこともあります。高い音の耳鳴りが続く場合は、高音域の障害が起きているサインかもしれません。めまいや吐き気がある場合は、内耳全体に影響が及んでいる可能性があります。

片耳だけの症状のため、もう一方の耳でカバーしてしまい、受診が遅れるケースも少なくありません。しかし発症から2週間以内の治療開始が回復のカギを握っています。違和感を感じたら、できるだけ早く専門家に相談することをおすすめします。

突発性難聴の原因と背景

突発性難聴の原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。内耳への血流障害、ウイルス感染、免疫の異常、ストレスや疲労の蓄積などが複合的に絡み合って発症すると言われています。

最近では、新型コロナウイルス感染後に聴覚障害が出るケースも報告されており、ウイルスと内耳の関係が注目されています。また、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方は、血流障害が起きやすく、突発性難聴のリスクが高まります。

働き盛りの世代に多いのは、仕事のプレッシャーや睡眠不足、不規則な生活リズムが影響していると考えられます。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩の筋肉が緊張し、頭部への血流が滞ってしまいます。こうした日々の積み重ねが、ある日突然の症状として現れるのです。

見逃しがちな前兆サイン

突発性難聴には、実は前兆となるサインがあることがあります。数日前から耳の詰まり感が続いていた、軽い耳鳴りがあった、めまいやふらつきを感じていた。こうした小さな変化を見逃さないことが大切です。

また、極度の疲労が続いていた、風邪をひいた後だった、大きなストレスを感じていたという方も多くいらっしゃいます。体が発するSOSのサインに気づいて、早めに休息を取ることも予防につながります。

朝起きたときに聞こえ方の違和感に気づく方が多いのも特徴です。「昨日までは大丈夫だったのに」という突然の変化に戸惑い、不安が募ります。その不安自体がさらにストレスとなり、症状を悪化させることもあるのです。

病院での検査と治療について

突発性難聴が疑われる場合は、まず耳鼻咽喉科を受診します。問診の後、聴力検査(オージオメトリー)で音の聞こえ方を細かく調べます。この検査で、どの周波数帯域が障害されているかが明確になります。高音域だけが低下している場合は、グラフ上で特徴的なパターンが現れます。

必要に応じてMRI検査やCT検査を行い、腫瘍や他の病気がないかを確認します。めまいを伴う場合は、前庭機能検査も実施されることがあります。こうした検査を通じて、症状の原因を総合的に判断していきます。

治療の中心はステロイド薬の投与です。内耳の炎症を抑え、血流を改善する効果があります。点滴や内服、場合によっては鼓膜の内側に直接注射する方法もあります。ビタミン剤や血流改善薬を併用することもあります。

早期治療の重要性

突発性難聴の治療で最も重要なのは、時間との勝負です。発症から48時間以内に治療を始めた場合、約60パーセントの方が改善すると言われています。しかし、2週間を過ぎると回復率は大きく低下してしまいます。

「様子を見よう」と数日間放置してしまうケースが非常に多いのですが、これが最も避けたい選択です。高音域だけの障害は生活への影響が小さく感じられるため、つい後回しにしてしまいがちです。しかし、その間にも内耳の細胞はダメージを受け続けています。

治療期間は通常1週間から2週間程度の入院、または通院での点滴治療となります。仕事や家庭の事情で難しい場合もあるかもしれませんが、将来の聴力を守るためにも優先すべき治療です。

鍼灸による突発性難聴へのアプローチ

病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れる方も増えています。鍼灸は内耳への血流を改善し、自律神経のバランスを整えることで、回復をサポートします。薬物治療だけでは改善しなかった方や、副作用が心配な方にも選ばれています。

当院では、耳周辺のツボだけでなく、首や肩、顎関節の状態も詳しく診ていきます。実は突発性難聴の方の多くが、首こりや肩こり、顎関節の問題を抱えているのです。これらの部位の緊張を解くことで、内耳へ向かう血管の圧迫が解放され、必要な酸素や栄養が届きやすくなります。

特に顎関節と内耳は解剖学的に近い位置にあり、顎の動きの異常が聴覚に影響を与えることが知られています。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、顎が痛む方は、顎関節の調整も重要です。

当院での治療の流れ

初回は詳しい問診と検査から始めます。聴力検査の結果をお持ちいただき、現在の状態を客観的に把握します。姿勢分析や筋肉の緊張度チェック、全身の血流状態の確認など、多角的に身体を診ていきます。

施術では、内耳の血流改善を目的とした特定のツボに鍼を打ちます。痛みはほとんどなく、心地よい刺激です。首や肩の筋肉を緩め、顎関節の動きを整え、全身のバランスを調整していきます。自律神経を整えることで、体の治癒力を最大限に引き出します。

発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みは十分にあります。特に発症から1週間以内に治療を開始できれば、さらに効果的です。週に2回から3回の通院で、血流をしっかりと取り戻していきます。

日常生活でできる予防と対策

突発性難聴を予防するためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。まず十分な睡眠時間を確保しましょう。理想は7時間から8時間です。睡眠不足は免疫力を低下させ、ストレスへの抵抗力も弱めてしまいます。

過労やストレスを溜め込まないことも重要です。仕事が忙しくても、適度に休憩を取り、リラックスする時間を作ってください。趣味や運動で気分転換することも、自律神経のバランスを保つために効果的です。

食生活では、バランスの良い食事を心がけましょう。ビタミンB群やビタミンC、亜鉛などの栄養素は、内耳の健康維持に役立ちます。塩分や脂質の取りすぎは血流を悪くするため、控えめにすることをおすすめします。

セルフケアのポイント

日常でできるセルフケアとして、首や肩のストレッチがあります。デスクワークの合間に首を左右にゆっくり動かす、肩を回す、深呼吸をするだけでも、血流が改善されます。ただし、めまいがある場合は無理な動きは避けてください。

蒸しタオルで耳の周りや首を温めるのも効果的です。血管が広がり、血流が良くなります。お風呂にゆっくり浸かることも、全身の血行促進とリラックスにつながります。

耳に負担をかけないことも大切です。大音量で音楽を聴く習慣がある方は、音量を下げましょう。イヤホンやヘッドホンの長時間使用も控えめに。騒音の多い環境で働いている方は、耳栓などで保護することも検討してください。

症状が続く場合の対処法

病院で治療を受けても症状が改善しない、薬の効果が感じられない。そんな不安を抱える方も少なくありません。突発性難聴は、原因が一つではなく、複数の要因が絡み合って起こる症状です。だからこそ、一つのアプローチだけでは解決しないこともあるのです。

当院には、病院での治療後も症状が残っている方が多く来院されます。薬物治療では届かない部分、つまり筋肉の緊張や血流の滞り、自律神経の乱れに対して、鍼灸整体でアプローチしていきます。

諦める必要はありません。発症から時間が経っていても、適切な施術とセルフケアの組み合わせで改善の可能性はあります。実際に、発症から数ヶ月経った方でも、聴力が回復したケースがあります。

再発を防ぐために

突発性難聴は再発することはまれですが、ゼロではありません。一度経験した方は、体からの警告として受け止め、生活習慣を見直す良い機会だと捉えてください。無理をしない、睡眠を大切にする、ストレスと上手に付き合う。こうした基本的なことが、再発予防につながります。

定期的に聴力をチェックすることもおすすめです。耳鼻咽喉科で簡単に検査できますので、年に一度は受けておくと安心です。反対側の耳に異常が出ることもあるため、両耳の健康管理を心がけましょう。

体調の変化に敏感になることも大切です。耳の詰まり感、軽い耳鳴り、疲労感など、小さなサインを見逃さないでください。早めの対処が、大きな問題を防ぎます。

まとめ

突発性難聴で高音域が聞こえなくなる症状は、日常生活の中で気づきにくく、発見が遅れがちです。しかし、早期の治療開始が回復のカギを握っています。違和感を感じたら、様子を見ずにすぐ専門医を受診してください。

病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れることで、回復をサポートできます。内耳への血流改善、筋肉の緊張緩和、自律神経の調整。体全体のバランスを整えることが、根本的な改善につながります。

一人で不安を抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの聴力を守るために、私たちができることがあります。突発性難聴は時間との勝負です。迷っている時間がもったいない。今すぐ行動を起こすことが、あなたの未来の聞こえを守ります。


院長:武智

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