【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください。

突発性難聴と睡眠不足は関係ある?名古屋で専門家が解説

本日の予約状況

こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。最近、耳の聞こえが急に悪くなって不安を感じている方や、睡眠不足が続いていて体調に不安を抱えている方はいらっしゃいませんか?日々お仕事や家事で忙しく、気がつけば夜遅くまで起きている生活が当たり前になっている方も多いのではないでしょうか。

実は、突発性難聴と睡眠不足には深い関わりがあることをご存じでしょうか。今回は、睡眠不足がどのように耳の健康に影響を与えるのか、そしてどうすれば予防できるのかについて、臨床の現場で感じたことも交えながらお話しします。

院長:武智

睡眠不足が続くと、体はSOSのサインを出してきます。突発性難聴もそのひとつかもしれません

目次

睡眠不足が突発性難聴を引き起こす理由

睡眠不足と突発性難聴の関係性を考えるとき、まず知っておきたいのは内耳という器官の繊細さです。内耳は髪の毛よりも細い血管で栄養を受け取っている非常にデリケートな部位で、わずかな血流の変化でも大きな影響を受けてしまいます。睡眠不足が続くと、この内耳への血流が悪くなり、必要な酸素や栄養が届きにくくなるのです。

私たちの体は、睡眠中にさまざまな修復作業を行っています。細胞の再生、免疫力の向上、ホルモンバランスの調整など、睡眠は単なる休息ではなく、体のメンテナンス時間と言えるでしょう。この大切な時間が不足すると、体全体の機能が低下してしまいます。特に、内耳のように繊細な器官は真っ先にダメージを受けやすいのです。

また、睡眠不足は自律神経のバランスを崩す大きな要因になります。自律神経が乱れると、血管の収縮や拡張がうまく調節できなくなり、内耳への血流がさらに不安定になってしまいます。こうした悪循環が重なることで、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなるという事態が起こりうるのです。

慢性的な睡眠不足が体に及ぼす影響

睡眠時間が毎日6時間未満という生活を続けている方は要注意です。当院に来られる患者さんの多くが、発症前の数週間から数か月にわたって睡眠不足の状態が続いていたとおっしゃいます。仕事の繁忙期で連日深夜まで働いていた、家族の介護で夜中に何度も起きていた、スマートフォンを見ているうちに夜更かしが習慣になってしまったなど、理由はさまざまです。

慢性的な睡眠不足は、免疫機能の低下も引き起こします。免疫力が下がると、ウイルスや細菌への抵抗力が弱まり、内耳に炎症が起こりやすくなります。突発性難聴の原因のひとつとして、ウイルス感染説が考えられていますが、睡眠不足による免疫力低下がウイルスの活動を許してしまう可能性があるのです。

さらに、睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増加させます。コルチゾールが過剰に分泌されると血管が収縮し、内耳への血流がさらに悪化するという悪循環に陥ります。このように、睡眠不足は複数のルートから突発性難聴のリスクを高めているのです。

理想的な睡眠時間とは

では、どのくらい眠れば突発性難聴のリスクを減らせるのでしょうか。成人にとって理想的な睡眠時間は7〜8時間とされています。ただし、単に時間だけでなく、睡眠の質も重要です。夜22時から深夜2時までは成長ホルモンが最も活発に分泌される「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯で、この時間帯にしっかり眠れているかどうかが体の回復力を左右します。

毎日同じ時刻に就寝し、同じ時刻に起床するという規則正しい生活リズムを保つことも大切です。不規則な生活は自律神経のバランスを崩しやすく、それが内耳の血流不良につながります。仕事の都合で難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、できる範囲で生活リズムを整えることを心がけてみてください。

睡眠不足以外の危険因子

突発性難聴は睡眠不足だけが原因ではなく、複数の要因が重なり合って発症することが多い病気です。当院での臨床経験から見ても、発症された方の多くが、睡眠不足に加えて他のリスク要因も抱えていらっしゃいました。ここでは、睡眠不足と合わせて注意したい要因について見ていきましょう。

ストレスと疲労の蓄積

現代社会で生活する私たちにとって、ストレスは避けられないものかもしれません。しかし、過度なストレスが長期間続くと、体はさまざまな不調のサインを出してきます。突発性難聴も、体が限界を超えたときに現れる警告のひとつと考えることができるでしょう。

職場での人間関係、仕事の責任やプレッシャー、家庭内の問題など、ストレスの原因は人それぞれです。こうしたストレスが睡眠不足と重なると、自律神経の乱れがさらに深刻になり、内耳への血流障害が起こりやすくなります。また、ストレスを感じると無意識のうちに肩や首の筋肉が緊張し、それが頸部の血管を圧迫して内耳への血流をさらに悪化させることもあります。

首や肩のこりとの関連性

デスクワークや長時間のスマートフォン使用が多い現代人は、首や肩のこりに悩まされている方が非常に多いです。実は、この首こり・肩こりも突発性難聴と無関係ではありません。首や肩の筋肉が硬くなると、そこを通る血管が圧迫され、頭部や内耳への血流が滞ってしまうからです。

特に、胸鎖乳突筋や斜角筋といった首の筋肉が緊張すると、内耳に向かう血管が影響を受けやすくなります。睡眠不足で疲労が溜まっている状態では、筋肉の緊張もさらに強くなり、血流障害が起こりやすくなるのです。普段から首や肩が凝りやすい方は、それだけでも突発性難聴のリスクが高まっていると考えてよいでしょう。

基礎疾患の存在

糖尿病や高血圧などの基礎疾患を持っている方も、突発性難聴のリスクが高くなります。これらの病気は血管の健康状態に直接影響を与え、内耳への血流を悪化させる可能性があるからです。睡眠不足はこうした基礎疾患の症状を悪化させることもあり、相乗効果でリスクがさらに高まります。

また、自己免疫疾患を持っている方や、過去にウイルス感染症にかかったことがある方も注意が必要です。睡眠不足で免疫力が低下しているときに、こうした要因が重なると、突発性難聴を発症しやすくなるのです。

発症してしまったときの対処法

もし朝起きたときに突然耳が聞こえにくくなっていたり、耳鳴りやめまいを感じたりしたら、それは突発性難聴の可能性があります。この病気は早期治療が何より重要で、発症から48時間以内に治療を開始することが理想とされています。放置すると聴力が回復しないまま固定してしまうこともあるため、できるだけ早く行動を起こしましょう。

まず耳鼻咽喉科を受診する

突発性難聴が疑われる場合、まずは耳鼻咽喉科を受診してください。聴力検査やその他の検査を通じて、現在の状態を正確に把握することが治療の第一歩です。病院では、ステロイド治療やビタミン剤の投与など、標準的な治療が行われます。この初期治療は非常に重要で、発症から時間が経つほど回復の可能性は低くなってしまいます。

治療を受けながらも、十分な睡眠と安静を心がけることが大切です。体が回復しようとしているときに、さらに睡眠不足やストレスを重ねてしまうと、治療の効果が十分に発揮されません。仕事や家事で忙しい方も、この時期だけは自分の体を最優先にして、しっかり休むようにしてください。

鍼灸治療との併用

病院での治療に加えて、鍼灸治療を併用することで改善の可能性をさらに高めることができます。当院では、内耳への血流を改善するために、耳周辺や首、肩の特定のツボに施術を行っています。また、顎関節と内耳は解剖学的に密接な関係があるため、顎関節の調整も重要な治療ポイントになります。

鍼灸治療は、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。睡眠不足やストレスで乱れた自律神経を整えることで、内耳への血流が改善され、聴力の回復を後押しすることができるのです。発症から1か月以内であれば改善の見込みがあり、1週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的と言えるでしょう。

予防のための生活習慣

突発性難聴を予防するには、日々の生活習慣を見直すことが何より大切です。睡眠時間の確保はもちろん、それ以外にも気をつけたいポイントがいくつかあります。予防は治療よりもはるかに簡単で、今日からでも始められることばかりです。

質の高い睡眠を取るための工夫

質の高い睡眠を得るためには、就寝前の習慣を見直すことが効果的です。寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにしましょう。ブルーライトは脳を覚醒させ、寝つきを悪くしてしまいます。代わりに、軽いストレッチをしたり、温かいハーブティーを飲んだりして、リラックスする時間を作ってください。

寝室の環境も重要です。室温は少し涼しめの18〜20度くらいが理想で、湿度は50〜60%程度に保つと快適に眠れます。遮光カーテンを使って部屋を暗くし、静かな環境を整えることも大切です。どうしても騒音が気になる場合は、耳栓を使うのもひとつの方法です。

就寝時刻と起床時刻を毎日同じにすることで、体内時計が整い、自然と眠くなるリズムができてきます。休日だからと言って昼まで寝ていると、かえって生活リズムが乱れてしまうので注意しましょう。

ストレス管理と運動習慣

ストレスを完全になくすことは難しいですが、上手に発散する方法を見つけることは可能です。軽い運動は、ストレス解消にも血流改善にも効果的で、一石二鳥と言えるでしょう。ウォーキングやヨガ、水泳など、自分が楽しめる運動を週に2〜3回、20〜30分程度行うだけでも違いを感じられるはずです。

趣味の時間を持つことも大切です。好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、友人と会話を楽しんだりすることで、心の緊張がほぐれ、自律神経のバランスも整ってきます。忙しい毎日の中でも、自分のための時間を意識的に作るようにしてみてください。

栄養バランスの整った食事

睡眠の質を高めるためには、食事の内容も見直してみましょう。特に、ビタミンB群やマグネシウムは神経の働きをサポートし、睡眠の質を向上させる栄養素です。豚肉、大豆製品、ナッツ類、緑黄色野菜などを積極的に取り入れることをおすすめします。

塩分の摂りすぎは内耳のむくみを引き起こす可能性があるため、控えめにすることも大切です。また、カフェインやアルコールは睡眠の質を下げるため、夕方以降は避けるようにしましょう。寝る前の食事は消化に時間がかかるため、就寝の2〜3時間前までに済ませるのが理想的です。

まとめ

突発性難聴と睡眠不足の関係について、ここまでお話ししてきました。睡眠不足が内耳への血流を悪化させ、自律神経のバランスを崩し、免疫力を低下させることで、突発性難聴のリスクを高めてしまうことをご理解いただけたでしょうか。

忙しい毎日の中で、ついつい睡眠時間を削ってしまう気持ちはよくわかります。しかし、体は正直で、無理を続けていると必ずどこかでSOSのサインを出してきます。突発性難聴もそのひとつかもしれません。

もし今、睡眠不足が続いていると感じているなら、今日からでも生活習慣を見直してみてください。そして、もし耳に違和感を感じたら、決して我慢せず、早めに専門家に相談することをおすすめします。

当院では、突発性難聴でお悩みの方に対して、鍼灸治療を通じた全身からのアプローチを行っています。睡眠不足やストレス、首肩のこりなど、複合的な原因を丁寧に見極めながら、一人ひとりに合った施術を提供していますので、どうぞお気軽にご相談ください。一人で悩まず、まずは話をお聞かせいただければと思います。


院長:武智

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
愛知県名古屋市名東区一社2-142-2 1階
電話番号
052-753-7716
定休日
日曜・月曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次