
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。最近、「仕事が忙しくて疲れが溜まっていた矢先、朝起きたら片方の耳が聞こえにくくなっていた」というご相談が増えています。働き盛りの30代から50代の方に多く、突然の出来事に驚き、不安を感じながら当院を訪れる方が後を絶ちません。
ある朝突然、片方の耳が詰まったような感じがして会話が聞き取りにくくなる。耳鳴りやめまいも同時に起こり、仕事に集中できなくなる。もしかして過労が原因なのではないかと心配になる。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
突発性難聴は決して珍しい病気ではなく、年間約2万から3万人が発症していると言われています。その背景には、過労やストレス、睡眠不足といった現代社会特有の問題が深く関わっているのです。


過労と突発性難聴の関係は想像以上に深いもの。あなたの体が限界を迎える前に、知っておいてほしいことがあります
突発性難聴は原因が明確に特定されていない病気ですが、臨床現場での経験から過労やストレスが大きく関与していることは間違いありません。実際に当院に来院される患者さんのほとんどが、発症前に長時間労働や睡眠不足、精神的なプレッシャーを抱えていたと話されます。
過労状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮しやすくなります。内耳へ血液を送る血管は非常に細く、ストレスによる血管収縮の影響を受けやすい部位なのです。残業続きで睡眠時間が削られたり、出張や会議が立て続けに入ったりすると、体は常に緊張状態を強いられます。そうした状況下では、内耳への血流が不足し、突然聴力が低下することがあるのです。
また、疲労が蓄積すると免疫力も低下します。ウイルス感染に対する抵抗力が弱まり、内耳の炎症を引き起こすリスクも高まります。風邪をひいた後や体調を崩した直後に突発性難聴を発症するケースが多いのも、こうした理由からです。
突発性難聴は30代から50代の働き盛りの年代に多く見られます。責任ある立場で仕事をこなし、プライベートでも家族のことや将来のことで悩みを抱えやすい世代です。自分の健康管理は後回しになりがちで、疲れていても「これくらい大丈夫」と無理を重ねてしまう方が少なくありません。
朝起きたときに気づくことが多いのが突発性難聴の特徴です。前日まで普通に聞こえていた耳が、突然詰まったような感じになり、音がこもって聞こえたり、耳鳴りが始まったりします。めまいを伴う場合もあり、吐き気を感じる方もいらっしゃいます。
会議での発言が聞き取れなくなったり、電話の声が聞こえづらくなったりと、仕事に直接影響が出るため、多くの方が焦りを感じます。しかし、「仕事が忙しいから病院に行く時間がない」「少し様子を見てから」と受診を先延ばしにしてしまう方も多いのです。
突発性難聴の初期症状には、いくつかの特徴的なサインがあります。片方の耳だけが聞こえにくくなることがほとんどで、両耳同時に起こることは稀です。耳が詰まった感じや圧迫感を伴うこともあり、高い音が聞こえにくくなったり、音が歪んで聞こえたりすることもあります。
耳鳴りは「キーン」という高音や「ジー」という低音など、人によってさまざまです。めまいがある場合は、回転性のものや、ふらつき感として現れます。こうした症状が突然現れた場合は、できるだけ早く専門医の診察を受けることが大切です。
過労状態が続くと、体のさまざまな部分に負担がかかります。まず自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位な状態が続きます。本来、交感神経は活動時に働き、副交感神経は休息時に働くことでバランスを保っているのですが、過労によってこの切り替えがうまくいかなくなるのです。
交感神経が優位な状態では、血管が収縮し続け、血流が悪くなります。特に内耳への血流は細い血管を通っているため、わずかな血流障害でも機能に大きな影響を与えます。酸素や栄養が十分に届かなくなった内耳の細胞は、徐々にダメージを受けていきます。
さらに、過労によって首や肩の筋肉が慢性的に緊張します。デスクワークやパソコン作業が多い方は、同じ姿勢を長時間続けることで筋肉がこり固まり、頸部の血管を圧迫することがあります。顎関節の動きも制限されることがあり、これも内耳の血流に影響を与える要因となります。
精神的なストレスが加わると、体内ではストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンが分泌されます。これらのホルモンは短期的には体を守る働きをしますが、長期間にわたって高い状態が続くと、血管の収縮や炎症反応を引き起こし、内耳にダメージを与える可能性があります。
人間関係の葛藤や仕事上のプレッシャー、家庭での心配事など、さまざまなストレス要因が複合的に作用することで、体は常に緊張状態に置かれます。こうした状態が続くと、内耳の血流不足が慢性化し、ある日突然聴力の低下として表面化するのです。
突発性難聴において最も重要なのが、発症後できるだけ早く治療を開始することです。一般的には発症から48時間以内、遅くとも1週間以内に治療を始めることが理想とされています。時間が経つほど、内耳の細胞がダメージを受け続け、回復が難しくなるからです。
内耳の有毛細胞は一度損傷すると再生しません。血流不足の状態が長く続くと、仮死状態だった細胞が完全に死滅してしまい、聴力が永久に失われる可能性もあります。だからこそ、「仕事が忙しいから」「そのうち治るだろう」と様子を見るのではなく、すぐに行動することが大切なのです。
病院での治療と並行して、鍼灸治療を受けることで回復を早められるケースも多くあります。当院では、内耳への血流を改善するための施術を行い、早期回復をサポートしています。実際に、耳鼻科での治療と鍼灸治療を併用された方から「ステロイド治療の副作用が軽く済んだ」「予想以上に早く聴力が戻った」という声をいただいています。
突発性難聴になったとき、多くの方が「仕事を休むべきか」で悩まれます。責任ある立場にいる方ほど、休むことへの罪悪感や不安を感じるものです。しかし、早期治療が何よりも優先されるべきです。
診断書を持って会社に説明し、治療に専念する時間を確保することが、長期的に見れば仕事のパフォーマンスを守ることにもつながります。無理をして働き続けた結果、聴力が回復せず、その後の仕事や生活に大きな支障をきたすリスクを考えれば、一時的に休養を取ることの重要性は明らかです。
過労による突発性難聴を予防するためには、日常生活の見直しが欠かせません。まず第一に、睡眠時間を確保することです。理想は7時間以上の質の良い睡眠で、体と脳をしっかり休ませることが自律神経のバランスを整えます。
食事も重要な要素です。野菜不足や偏った食生活は、血流を悪化させる原因となります。ビタミンB群やマグネシウム、亜鉛といった栄養素は、神経機能や血流の維持に必要です。忙しくてもバランスの取れた食事を心がけましょう。
運動習慣も血流改善に効果的です。激しい運動でなくても、ウォーキングやストレッチなど、体を動かすことで全身の血流が良くなり、内耳への血流も改善されます。デスクワークの合間に肩や首を回すだけでも違います。
働き方そのものを見直すことも予防につながります。残業が続いているなら、業務の優先順位を見直し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。完璧を求めすぎず、時には人に頼ることも必要です。
休日はしっかり休息に充て、仕事から離れる時間を持つこと。趣味やリラックスできる活動に時間を使い、心身ともにリフレッシュすることが、長期的な健康維持につながります。
当院では、突発性難聴に対して内耳の血流改善を中心とした施術を行っています。耳周辺だけでなく、首や肩、顎関節など、内耳の血流に関わる全身のポイントにアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
鍼灸治療の大きな特徴は、自律神経に直接働きかけることができる点です。過労によって乱れた自律神経のバランスを整え、血管の収縮を緩和し、内耳への血流を回復させます。また、首や肩のこりを解消することで、頸部の血管圧迫を取り除き、血液の流れをスムーズにします。
顎関節と内耳には密接な関係があります。顎の動きが制限されていると、内耳の機能にも影響を及ぼすため、当院では顎関節の調整も重要視しています。全身のバランスを診ながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
突発性難聴の治療では、早く確実に内耳の血流を取り戻すために、週2回から3回の施術をおすすめしています。血流不足の状態が続くと細胞のダメージが進むため、集中的な治療が必要です。
発症から治療開始までの時間が短いほど、改善の可能性は高まります。1ヶ月以内の治療開始が望ましく、1週間以内であればさらに理想的です。治療期間は1ヶ月から3ヶ月程度で、聴力検査の結果を確認しながら進めていきます。
突発性難聴は、過労やストレスが引き金となって突然発症する病気です。働き盛りの年代に多く、仕事への影響も大きいため、不安を感じるのは当然のことです。しかし、早期に適切な対応をすることで、回復の可能性は十分にあります。
「仕事が忙しいから」と受診を先延ばしにせず、少しでも異変を感じたらすぐに専門家に相談してください。また、病院での治療と並行して鍼灸治療を受けることで、回復をより早めることができます。
あなたの体が発している小さなサインを見逃さないでください。過労が原因かもしれないと感じたら、今すぐ生活習慣を見直し、必要なケアを始めましょう。当院では、突発性難聴でお悩みの方に寄り添い、一人ひとりに合わせた施術を提供しています。どんな小さな不安でも構いません。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。

