
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然耳が聞こえにくくなり、病院で「突発性難聴」と診断されて不安な日々を過ごしていませんか?朝起きたら片耳が詰まったような感じがして、耳鳴りも気になる。仕事の会議で聞き返すことが増えて、周りに迷惑をかけているのではと心配になる。そんな毎日を送っている方へ、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
今回は突発性難聴の回復について、どのくらいの期間で改善するのか、どんな治療法が効果的なのか、実際に改善した方の特徴も含めてお伝えしていきます。「本当に治るのだろうか」という不安を抱えながら情報を探しているあなたに、わかりやすくお話しします。


発症から時間が経つほど焦りを感じるもの。でも諦める前に知っておいてほしいことがあります
突発性難聴は、適切な治療を受けることで回復の可能性がある病気です。厚生労働省の研究班による報告では、治療によって約3分の1の方が完全に回復し、約3分の1の方が部分的に改善すると言われています。残りの約3分の1の方は残念ながら改善が難しいとされていますが、これは治療開始のタイミングや病状の程度によって大きく変わってきます。
発症から治療開始までの時間が最も重要な要素です。発症後48時間以内、遅くとも2週間以内に治療を始めることが回復のカギとなります。この期間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、内耳の細胞がまだ仮死状態にあり、適切な治療で機能を取り戻せる可能性が高い時期なのです。
治療期間は個人差がありますが、一般的には1~3ヶ月程度とされています。ステロイド治療を中心とした病院での治療と並行して、鍼灸治療などの補完的なアプローチを取り入れることで、より効果的な改善が期待できます。週に2~3回の施術を継続することで、5~10回目あたりから変化を実感される方が多くいらっしゃいます。
治療を進めていく中で、いくつかの回復のサインが現れることがあります。まず最初に感じられるのは耳閉塞感の軽減です。「耳が詰まった感じ」が少しずつ和らいでいき、自分の声が響く感覚も徐々に改善していきます。
次に耳鳴りの音量や質の変化があります。最初は「ジー」という大きな音だったものが「シー」という小さな音に変わったり、気にならない時間が増えてきたりします。聴力そのものの改善は、会話が聞き取りやすくなることで実感できるでしょう。電話での会話がスムーズになったり、家族との会話で聞き返すことが減ったりすれば、それは確実に回復に向かっている証拠です。
「発症から1ヶ月以上経ってしまったから、もう手遅れかもしれない」と諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。確かに早期治療が理想ではありますが、1ヶ月を過ぎても改善の可能性は残されています。
当院にも発症から数ヶ月経過してから来院される方がいらっしゃいますが、鍼灸治療によって耳鳴りや耳閉塞感が軽減したケースは数多くあります。完全な聴力回復は難しくても、日常生活の質を改善することは十分に可能です。後遺症として残った症状に対しても、継続的な治療で快適に過ごせるようサポートできます。
同じ突発性難聴でも、回復の程度には個人差があります。これには発症時の状態や体質、生活習慣など様々な要因が関わっています。回復しやすい方の特徴を知ることで、あなた自身の治療にも役立つヒントが見つかるかもしれません。
統計的に見て回復しやすいとされるのは、発症後すぐに治療を開始した方です。早ければ早いほど、内耳の細胞が元の機能を取り戻せる可能性が高まります。また聴力低下の程度が軽度から中等度の方は、重度の方に比べて回復率が高い傾向にあります。
年齢も関係しており、若い方のほうが回復力が高いとされています。めまいや耳鳴りを伴わない単純な聴力低下のみの場合も、比較的予後が良好です。そして何より大切なのは、医師の指示をしっかり守り、治療に前向きに取り組む姿勢です。
生活習慣の面では、十分な睡眠を確保し、ストレスをためない工夫をしている方の回復が早い傾向にあります。栄養バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を続けることも、体の治癒力を高める重要な要素です。
逆に回復を難しくする要因もあります。発症時の聴力低下が90デシベル以上の高度難聴の場合、回復が困難になりやすいとされています。めまいを伴う場合や、糖尿病・高血圧などの基礎疾患がある方も、治療効果が出にくい傾向があります。
また喫煙習慣は血流を悪化させるため、内耳への酸素供給を妨げます。過度の飲酒や睡眠不足、強いストレス状態が続くことも、体の回復力を低下させる要因です。仕事が忙しくて休めない、家事や育児で自分のケアができないという状況も、治療効果を下げてしまいます。
突発性難聴の治療は、病院での薬物療法が基本となります。ステロイド点滴や内服薬による治療が中心で、血流改善薬やビタミン剤なども併用されます。重症の場合は入院してステロイド大量療法を行うこともあります。
これらの標準治療に加えて、鍼灸治療を併用することで相乗効果が期待できます。実際に当院に来院される患者さんの中には、病院での治療と並行して鍼灸治療を受けることで、より早い回復を実感されている方が多くいらっしゃいます。
鍼灸治療は内耳への血流改善に直接アプローチできる点が大きな特徴です。耳周辺の特定のツボに施術することで、内耳に必要な酸素や栄養を届けやすくします。また首や肩の筋緊張を緩めることで、血管の圧迫を解放し、血流の通り道を確保します。
顎関節の調整も重要なポイントです。顎関節と内耳は解剖学的に近い位置にあり、顎の動きの異常が内耳の血流に影響を与えることが知られています。全身のバランスを整えることで顎関節の動きをスムーズにし、結果として内耳の環境を改善できるのです。
さらに自律神経のバランスを整える効果も見逃せません。ストレスや疲労で乱れた自律神経を調整することで、血管の収縮と拡張が正常に機能するようになり、内耳への血流が安定します。このような多角的なアプローチが、鍼灸治療の強みです。
当院では初回に詳しい問診と検査を行い、あなたの体の状態を正確に把握します。聴力検査の結果をお持ちいただければ、客観的なデータとして治療計画に活用します。姿勢分析や東洋医学的な検査も組み合わせて、突発性難聴を引き起こしている根本原因を探っていきます。
治療の頻度は症状の程度によりますが、急性期には週2~3回の施術をおすすめしています。内耳の血流を早く確実に取り戻すためには、集中的なアプローチが必要だからです。5~10回の施術で改善の兆しが現れた場合は、そのまま継続することでさらなる改善が期待できます。
治療期間の目安は1~3ヶ月です。症状の変化を見ながら施術内容や頻度を調整し、あなたのペースに合わせて進めていきます。耳鳴りやめまいを伴う場合は、それらの症状が落ち着くまで週1~2回の通院を続けていただくことが多いです。
治療と並行して、日常生活での過ごし方も回復に大きく影響します。無理をせず体を休めることが何より大切ですが、具体的にどんなことに気をつければよいのでしょうか。
突発性難聴を発症したら、まず十分な休養を取ることが必要です。仕事が忙しくても、できる限り早く帰宅して体を休める時間を確保してください。睡眠時間は最低でも7時間、できれば8時間を目標にしましょう。質の良い睡眠は体の修復機能を高め、内耳の細胞にも良い影響を与えます。
寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は控えめにして、部屋を暗くして落ち着いた環境を作ることも大切です。温かいお風呂にゆっくり浸かることで血行が良くなり、リラックス効果も得られます。ただし熱すぎるお湯は避けて、38~40度程度のぬるめのお湯に15~20分程度浸かるのが理想的です。
突発性難聴の治療中は、症状を悪化させる可能性のある習慣を避ける必要があります。大きな音への暴露は内耳にさらなるダメージを与える恐れがあるため、イヤホンでの音楽鑑賞やライブ会場などは控えましょう。
喫煙は血流を悪化させる最大の要因です。もし喫煙習慣がある方は、この機会に禁煙を検討してください。お酒も適量を超えると血流に悪影響を及ぼすため、できれば控えめにするか、治療期間中は完全に断つことをおすすめします。
激しい運動も避けたほうが良いでしょう。軽いストレッチやウォーキング程度は問題ありませんが、息が上がるような激しい運動は体に負担をかけます。ストレス管理も重要で、仕事や家庭での無理は極力減らし、自分の体を最優先に考える期間だと割り切ってください。
バランスの良い食事は、体の回復力を高めます。特にビタミンB群は神経の修復に役立つとされており、豚肉や魚、卵、納豆などに多く含まれています。亜鉛も内耳の機能維持に重要なミネラルで、牡蠣やレバー、ナッツ類から摂取できます。
水分補給も忘れずに行いましょう。脱水状態は血液をドロドロにして、内耳への血流を悪化させます。こまめに水やお茶を飲む習慣をつけてください。ただしカフェインの摂りすぎは自律神経を刺激するため、コーヒーや紅茶は1日1~2杯程度に抑えるのが無難です。
治療を尽くしても、残念ながら完全には回復せず、何らかの後遺症が残ることもあります。耳鳴りが続いたり、聴力が部分的にしか戻らなかったり、音が響いて聞こえる聴覚補充現象が残ったりすることがあります。
しかし後遺症が残ったからといって、そこで治療を終わりにする必要はありません。継続的なケアによって、症状を軽減させたり、日常生活の不便さを減らしたりすることは十分に可能です。
耳鳴りは突発性難聴の後遺症として最も多い症状です。完全に消すことは難しくても、気にならないレベルまで小さくすることはできます。鍼灸治療を定期的に受けることで、耳鳴りの音量が下がったり、気になる頻度が減ったりするケースが多くあります。
日常生活では静かすぎる環境を避けることも有効です。適度な環境音があることで、耳鳴りが相対的に目立たなくなります。就寝時に小さな音で音楽や自然音を流すことで、耳鳴りが気にならず眠りやすくなる方もいらっしゃいます。
聴力が完全には戻らなかった場合、補聴器の使用を検討することも一つの選択肢です。最近の補聴器は性能が向上しており、自然な聞こえを実現できるようになっています。早めに補聴器を使い始めることで、脳が音の処理能力を維持しやすくなるという研究報告もあります。
また周囲の人に自分の状況を伝えることも大切です。聞こえにくい側から話しかけられると気づきにくいことを理解してもらい、できるだけ聞こえやすい側から話しかけてもらうようお願いしましょう。会議や食事会などでは、聞こえやすい席に座る配慮も必要です。
突発性難聴は確かに難しい病気ですが、適切な治療と生活習慣の改善によって回復の可能性は十分にあります。発症から時間が経っていても、諦める必要はありません。病院での治療に加えて、鍼灸治療という選択肢があることを知っていただきたいのです。
当院では18年以上の臨床経験を持つ院長が、一人ひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療計画を立てています。聴力検査のデータを参考にしながら、客観的に症状の変化を確認していきます。国家資格を持つ鍼灸師として、あなたの回復を全力でサポートいたします。
一人で不安を抱え込まず、まずはご相談ください。「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うような小さな疑問でも構いません。あなたの体と心に寄り添いながら、一緒に改善を目指していきましょう。どんな症状でも、必ず原因があり、アプローチの方法があります。希望を持って、前を向いて治療に取り組んでいきましょう。

