
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。「このまま聞こえなくなったらどうしよう」「仕事に支障が出てしまう」という不安を抱えながら、インターネットで情報を探しているうちにこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。突然の聴力低下に対する焦りや恐怖、その気持ちは本当によくわかります。


突発性難聴は早期対応が何より大切です。今日ここで知った情報が、あなたの回復への第一歩になることを願っています
今回は突発性難聴でお困りの方に向けて、病院での標準治療だけでなく、ご自身でできるセルフケアや鍼灸治療による改善の可能性についてお伝えしていきます。一人で不安を抱え込まず、まずは正しい知識を持つことから始めましょう。
突発性難聴は、ある日突然片方の耳が聞こえにくくなる病気です。多くの場合、朝起きたときに気づくことが多く、患者さんは大きな衝撃と不安を感じます。厚生労働省の調査によると、日本では毎年約2万から3万人が発症しているとされ、決して珍しい病気ではありません。
特徴的な症状としては、突然の難聴に加えて耳鳴りや耳閉感を伴うことが多く、約3割の方にめまいや吐き気といった症状も現れます。会話での聞き返しが増えたり、電話の内容が聞き取りにくくなったりと、日常生活に大きな支障をきたします。仕事での会議や打ち合わせに集中できなくなり、周囲とのコミュニケーションにもストレスを感じるようになるのです。
原因については現在も完全には解明されていませんが、内耳への血流障害やウイルス感染、ストレスや疲労の蓄積などが関与していると考えられています。一つの原因だけでなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症するケースがほとんどです。だからこそ、一人ひとりに合った丁寧なアプローチが必要になります。
突発性難聴において最も重要なのが「発症からどれだけ早く治療を始めるか」という点です。多くの専門家が口を揃えて言うのは、48時間以内の治療開始が理想的だということ。この時間内に治療を始めた場合、回復率は60~70%と比較的高い数値が報告されています。
発症から1週間以内であれば、まだ改善の見込みは十分にあります。この時期の回復率は40~50%程度とされています。しかし時間が経過すればするほど、内耳の細胞がダメージを受け続け、回復が難しくなっていくのです。「様子を見よう」と思っているうちに貴重な時間が失われてしまうことも少なくありません。
とはいえ、発症から1ヶ月以上経過してしまった方も諦める必要はありません。標準的な薬物治療では改善しなかったケースでも、鍼灸治療や生活習慣の見直しによって聴力が回復した例は数多く存在します。大切なのは、今この瞬間から何ができるかを考え、行動を起こすことです。
耳鼻咽喉科では、まず聴力検査を行い、どの程度聴力が低下しているかを確認します。突発性難聴と診断されると、ステロイド薬による治療が基本となります。ステロイドには炎症を抑え、内耳の血流を改善する働きがあるため、多くの医療機関で第一選択として用いられています。
治療方法としては、内服薬だけでなく点滴治療や鼓室内ステロイド注射などがあり、症状の程度や患者さんの状態に応じて選択されます。また血流改善薬やビタミン剤、必要に応じて高圧酸素療法が併用されることもあります。入院治療が必要になるケースもあるため、医師の指示にしっかり従うことが大切です。
病院での治療と並行して、ご自身でできるセルフケアを取り入れることで、回復をサポートすることができます。まず何より大切なのは、十分な休息を取ることです。突発性難聴の背景には疲労やストレスの蓄積があることが多いため、無理をせず体を休めることが回復への第一歩となります。
睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムを心がけましょう。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、血流の悪化を招きます。夜更かしを避け、できるだけ同じ時間に就寝・起床する習慣をつけることが理想的です。質の良い睡眠が、内耳への血流を改善し治癒力を高めてくれます。
首や肩のこりをほぐすことも重要なポイントです。首や肩の筋肉が緊張すると、内耳に向かう血管が圧迫され、必要な酸素や栄養が届きにくくなります。温かいタオルで首元を温めたり、ゆっくりと首を回したりするだけでも血流の改善につながります。ただし、急激な動きは避けて、優しく行うように注意してください。
東洋医学には耳の症状に効果的とされるツボがいくつかあります。代表的なのが耳の後ろにある「翳風(えいふう)」というツボです。耳たぶの後ろ、少しくぼんだところに位置しており、ここを優しく押すことで耳周辺の血流が促進されます。
また「完骨(かんこつ)」というツボも有効です。耳の後ろの骨の出っ張りから少し下にあり、指で押すと少しへこむ場所です。これらのツボを1回につき5秒程度、気持ちいいと感じる強さで押してみてください。1日に数回行うことで、耳への血流改善が期待できます。
ただし、ツボ押しはあくまでもセルフケアの一環であり、これだけで突発性難聴が完治するわけではありません。病院での治療や専門家によるサポートと併用することで、より効果を実感しやすくなります。
血流を改善し、体の回復力を高めるためには、日々の食事内容も見直してみましょう。特にビタミンB群は神経の働きを助け、耳の健康維持に重要な栄養素です。豚肉や魚、卵、大豆製品などに多く含まれています。
また、血液をサラサラにする効果のある青魚や、抗酸化作用のある緑黄色野菜も積極的に取り入れたいところです。水分補給も忘れずに行い、体の循環を良好に保ちましょう。カフェインやアルコールは血管を収縮させる作用があるため、控えめにすることをおすすめします。
突発性難聴に対して鍼灸治療が注目される理由は、内耳への血流を直接的に改善できる点にあります。鍼灸では耳周辺だけでなく、首や肩、顎関節など全身のバランスを整えることで、根本的な原因にアプローチしていきます。
当院では突発性難聴の施術において、まず内耳への血流改善を最優先に考えます。耳周辺の特定のツボに鍼を施すことで、血管が拡張し酸素や栄養が内耳にしっかり届くようになります。さらに首や肩の筋肉の緊張をほぐし、血流の通り道を確保することも重要です。
顎関節の調整も見逃せないポイントです。顎関節と内耳は解剖学的に非常に近い位置にあり、密接な関係があります。顎の動きに問題があると、内耳の血流にも影響が出やすいのです。病院では耳は耳鼻科、顎は口腔外科と別々に診療されるため、この関連性に気づかれないことも少なくありません。
自律神経のバランスを整えることも鍼灸治療の大きな特徴です。ストレスや疲労によって乱れた自律神経を調整することで、血管の収縮と拡張が正常に働くようになり、全身の血流が安定します。鍼灸治療は自律神経系に直接アプローチできるため、突発性難聴との相性が非常に良いのです。
当院では聴力検査の結果を参考にしながら、症状の変化を客観的に判断していきます。患者さんと一緒に検査データを確認し、治療の効果を共有することで、安心して施術を受けていただけます。数値として改善が見えることは、治療を続けるモチベーションにもつながります。
治療開始から1ヶ月以内であれば、多くのケースで改善の見込みがあります。発症から1週間以内に鍼灸治療を開始できれば、さらに理想的です。週に2~3回の施術を続けることで、内耳への血流が確実に改善され、細胞の回復を促すことができます。
当院には突発性難聴でお困りの患者さんが数多く来院されています。その中には、病院でのステロイド治療だけでは十分な改善が見られなかった方や、発症から数週間経過してしまった方もいらっしゃいます。
ある30代の女性患者さんは、中耳炎から突発性難聴を併発し、毎日点滴に通院しても全く改善が見られませんでした。発症から2週間が過ぎ、このまま難聴と付き合っていくしかないと覚悟されていたそうです。しかし鍼灸治療と耳鼻科での鼓室ステロイド注射を併用することで、驚くほど聴力が回復されました。
また40代の会社員の女性は、体調が最悪な状態で来院されました。耳の仕組みから現在の状態まで丁寧に説明を受け、鍼灸治療を受けることで身体的にも精神的にも楽になったとおっしゃっています。不安を抱えながらの治療は心身ともに負担が大きいものですが、信頼できる専門家のサポートがあれば、前向きに治療に取り組めます。
突発性難聴になったときに避けるべきことがいくつかあります。まず自己判断で様子を見続けることは非常に危険です。「そのうち治るだろう」と放置すると、回復のチャンスを逃してしまいます。少しでも異変を感じたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診してください。
大きな音への暴露も避けるべきです。コンサートやライブ、ヘッドホンでの大音量での音楽鑑賞などは、内耳に追加のダメージを与える可能性があります。静かな環境で過ごし、耳を休ませることが大切です。
激しい運動や過度なストレスも控えましょう。体に負担をかけると血流が不安定になり、回復が遅れる原因となります。十分な休息を取り、リラックスできる時間を意識的に作ってください。アルコールやカフェインの過剰摂取も血管に影響を与えるため、控えめにすることをおすすめします。
突発性難聴の鍼灸治療では、早く確実に内耳の血流を回復させるため、週に2~3回の施術が必要です。血流不足の状態が長く続くと、仮死状態だった内耳の細胞が死滅してしまい、回復が困難になります。だからこそ、集中的な治療が重要になるのです。
治療期間の目安は1~3ヶ月です。5~10回の施術で改善の兆しが現れた場合は、そのまま継続することでさらなる改善が見込めます。耳鳴りやめまいを伴う場合は、週1~2回の通院からスタートし、症状の変化を見ながら調整していきます。
もちろん個人差はありますが、検査結果をわかりやすく説明し、患者さんと治療計画を共有しながら進めていくことで、安心して通院を続けていただけます。途中で不安なことや疑問があれば、遠慮なくお伝えください。
自然治癒することは非常にまれで、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると聴力が戻らないまま固定してしまうリスクがあります。発症に気づいたら、できるだけ早く専門医を受診することが何より大切です。
ストレスや疲労、睡眠不足を抱えている方、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方に多い傾向があります。働き盛りの30~50代に多く見られますが、年齢や性別を問わず誰にでも起こりうる病気です。日頃から健康管理を意識することが予防につながります。
再発はまれですが、同じ耳や反対側の耳に起こる可能性はゼロではありません。一度発症した方は、生活習慣の見直しや定期的な健康チェックを心がけることが大切です。ストレスや疲労をため込まず、規則正しい生活を送ることが再発予防につながります。
突発性難聴は突然発症し、大きな不安と焦りを感じる病気です。しかし早期に適切な対応をすることで、回復の可能性は十分にあります。病院での標準治療に加えて、セルフケアや鍼灸治療などの補完的アプローチを組み合わせることで、より良い結果につながることも少なくありません。
大切なのは、諦めないこと。そして一人で悩みを抱え込まないことです。「もう時間が経ってしまったから」「病院の治療で効果がなかったから」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。専門的な知識と豊富な臨床経験を持つ私たちが、あなたの状態に合わせた最適なアプローチをご提案いたします。
突発性難聴からの回復は時間との勝負です。今この瞬間から、できることを始めていきましょう。どんな小さな疑問や不安でも構いません。いつでもお気軽にご連絡ください。あなたの聴力が少しでも回復し、安心して日常生活を送れる日が来ることを心から願っています。

