
院長:武智お気軽にご相談ください!
朝起きたら突然片方の耳が聞こえにくくなっていた、耳鳴りやめまいが同時に起こって不安で仕方がない。そんな経験をされた方は、今すぐにでも信頼できる医療機関を探したいと思っていらっしゃるのではないでしょうか。
インターネットで情報を集めると「発症から48時間以内が勝負」「早期治療が何より大切」という言葉が目に飛び込んできて、焦りと不安がさらに大きくなってしまいますよね。どの病院に行けばいいのか、紹介状は必要なのか、今日中に診てもらえるのか。次々と疑問が湧いてくると思います。
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。これまで18年以上にわたり、突発性難聴をはじめとする耳鼻科系の症状に悩む患者さまと向き合ってきました。今回は突然の聴力低下に直面し、専門的な医療機関をお探しの方に向けて、治療選びのポイントや知っておいていただきたいことをお伝えしたいと思います。


突然の症状に焦る気持ち、とてもよくわかります。まずは深呼吸をして、冷静に情報を整理していきましょう
ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる。それが突発性難聴の典型的な発症パターンです。多くの方は朝起きたときに「あれ、何かおかしい」と気づかれます。電話の声が聞き取りにくい、テレビの音が片方だけこもって聞こえる、耳の中で「キーン」という音が鳴り続ける。そんな症状に加えて、めまいや吐き気を伴うこともあります。
この病気の特徴は、原因がはっきりしないことです。前日まで何の前触れもなく、突然発症します。ウイルス感染説、血流障害説、ストレス説など、さまざまな仮説が提唱されていますが、明確な原因は未だに解明されていません。だからこそ「専門医」による適切な診断と早期治療が極めて重要になってくるのです。
厚生労働省の調査によると、日本では年間約2万から3万人が発症していると推定されています。決して珍しい病気ではなく、40代から60代の働き盛りの方に多く見られる傾向があります。過労やストレス、睡眠不足が続いていた方、糖尿病や高血圧などの基礎疾患をお持ちの方は、特に注意が必要です。
突発性難聴で医療機関を探す際、多くの方が「専門医」という言葉に注目されます。確かに専門性は大切ですが、それ以上に重要なのは「早期受診」です。発症から治療開始までの時間が短いほど、聴力回復の可能性は高くなります。理想的には48時間以内、遅くとも1週間以内には治療を開始したいところです。
耳鼻咽喉科専門医の資格を持つ医師、難聴専門外来を設けている医療機関、大学病院や総合病院の耳鼻科などが候補に挙がります。口コミサイトや病院検索サイトで「突発性難聴 治療実績」「高気圧酸素療法」「ステロイド治療」などのキーワードで検索される方も多いでしょう。ただし、情報収集に時間をかけすぎて受診が遅れてしまっては本末転倒です。
まずはお住まいの地域で、当日または翌日に受診できる耳鼻咽喉科を探してください。紹介状が不要で、初診でも対応してくれる医療機関を優先しましょう。かかりつけ医がいる場合は、すぐに相談して適切な医療機関を紹介してもらうのも良い方法です。
突発性難聴の治療では、主にステロイド薬を用いた薬物療法が行われます。内耳の炎症を抑え、血流を改善することで聴力回復を目指します。点滴治療や内服薬、鼓室内ステロイド注射など、症状の程度や患者さんの状態に応じて治療方法が選択されます。
専門性の高い医療機関では、高気圧酸素療法や星状神経節ブロックなどの治療も併用されることがあります。これらの治療法は内耳への酸素供給を増やしたり、自律神経のバランスを整えたりする効果が期待されています。治療実績が豊富な医療機関ほど、患者さん一人ひとりの状態に合わせた柔軟な治療計画を立ててくれるでしょう。
聴力検査は治療効果を判定するために欠かせません。オージオグラムという検査で、どの周波数の音がどれくらい聞こえにくくなっているかを測定します。治療開始前と治療中、治療後に定期的に検査を行い、回復の程度を客観的に評価していきます。
突発性難聴の治療は、病院での医療的アプローチが基本となります。しかし、それと並行して体全体のバランスを整えることも、回復を後押しする大切な要素だと私は考えています。内耳への血流不足が症状の背景にあることから、首や肩の筋肉の緊張をほぐし、全身の血流を改善することが有効なのです。
実際、当院にいらっしゃる突発性難聴の患者さまの多くは、首こりや肩こりを抱えていらっしゃいます。長時間のデスクワーク、スマートフォンの使いすぎ、ストレスによる筋緊張などが積み重なると、頸部の血管が圧迫され、内耳に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。また、顎関節と内耳は解剖学的に密接な関係があり、顎の動きの異常が症状に影響を与えることもわかっています。
鍼灸治療では、耳周辺や首、肩、全身のツボに刺激を与えることで、筋肉の緊張を解き、血流を促進します。自律神経のバランスを整える効果も期待できます。病院でのステロイド治療と並行して鍼灸治療を受けられた患者さまからは、「副作用が軽減された」「回復が早かった」というお声をいただくこともあります。
繰り返しになりますが、突発性難聴で最も重要なのは早期治療です。内耳の細胞は血流不足が続くと徐々にダメージを受け、やがて回復不能な状態になってしまいます。発症から1か月以内であれば改善の見込みはありますが、1週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的です。
「もう少し様子を見てから」「忙しいから来週にしよう」という判断が、その後の回復を大きく左右します。少しでも聴力の異常を感じたら、すぐに行動に移してください。週末や夜間に症状が出た場合は、休日診療や救急外来も検討しましょう。
また、耳鳴りやめまいを伴う場合は、メニエール病など他の疾患の可能性もあります。自己判断せず、必ず専門医の診察を受けることが大切です。検査結果や診断書は、その後の治療計画を立てる上でも重要な資料となりますので、大切に保管しておいてください。
突発性難聴の治療中は、体に負担をかけないよう安静を心がけてください。激しい運動や大きな音への暴露は避け、十分な睡眠とバランスの取れた食事を意識しましょう。ストレスをため込まないことも大切です。仕事や家事で無理をせず、周囲の人にも状況を伝えて協力を得てください。
喫煙は血流を悪化させるため、治療中は控えることをお勧めします。アルコールやカフェインの過剰摂取も避けましょう。水分補給をこまめに行い、体の巡りを良くすることを意識してください。冷えも血流不良の原因となりますので、首や肩を温めるのも効果的です。
心理的な不安も症状に影響を与えます。「このまま聞こえなくなったらどうしよう」という恐怖や、仕事への影響、家族とのコミュニケーションへの心配。そうした不安を一人で抱え込まず、医療者や家族に相談してください。前向きな気持ちで治療に取り組むことが、回復への大きな力になります。
病院での治療を受けながら、それでもなかなか改善が見られない、薬の副作用がつらい、もっと体全体を診てほしいという方は、鍼灸治療という選択肢も検討してみてください。当院では突発性難聴に特化した施術を行っており、これまで多くの患者さまの回復をサポートしてきました。
私たちのアプローチは、内耳への血流改善、顎関節の調整、首や肩こりの解消、自律神経のバランス調整など、多角的に体を整えることです。聴力検査のデータを参考にしながら、一人ひとりの状態に合わせた施術計画を立てていきます。週に2回から3回の施術を1か月から3か月続けることで、改善の兆しが現れることが多いです。
国家資格を持つ鍼灸師が、初回から最後まで責任を持って担当しますので、安心してお任せください。施術だけでなく、日常生活でのセルフケアや栄養面でのアドバイスも行っています。病院と治療院、両方のアプローチを組み合わせることで、より確実な回復を目指すことができるのです。
突然の聴力低下は、誰にとっても大きな不安です。仕事や日常生活への影響、家族とのコミュニケーション、将来への心配。さまざまな思いが頭をよぎることでしょう。でも、どうか一人で抱え込まないでください。
適切な治療を早期に開始すれば、多くの方が聴力を回復されています。専門医の診察を受け、必要に応じて鍼灸などの補完療法も活用しながら、前向きに治療に取り組んでいきましょう。あなたの体は必ず回復する力を持っています。その力を最大限に引き出すために、私たち専門家がサポートいたします。
症状でお困りの際は、まず今日明日中に耳鼻咽喉科を受診してください。そして、体全体を整えることにも目を向けていただければと思います。どんな小さな疑問や不安でも構いません。いつでもお気軽にご相談ください。あなたの明日がより良い日になりますように、心から願っています。

