
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。朝起きたら片方の耳が急に聞こえにくくなっていて驚いた経験はありませんか?病院でステロイド治療を受けているけれど、薬だけに頼らず自分でもできることを探している方も多いのではないでしょうか。
今回は突発性難聴でお悩みの方が、どのようなセルフケアができるのか、またセルフケアの限界はどこにあるのかをわかりやすくお伝えしていきます。


病院治療と並行してできることを知っておくだけでも、回復への道筋が見えてきます
突発性難聴は、ある日突然片方の耳が聞こえにくくなる病気です。内耳の血流不足やウイルス感染、ストレスなど複数の要因が重なって発症すると考えられています。病院では主にステロイド治療や点滴による血流改善が行われますが、治療効果を高めるためには日常生活での工夫も欠かせません。
発症後すぐに病院を受診し、適切な治療を受けることが何より大切です。その一方で、医療機関での治療に加えて自分でもできるケアを取り入れることで、回復をサポートできる可能性があります。ただし、セルフケアはあくまで補完的なものであり、医師の指示に従った治療が最優先となります。
特に発症から2週間以内は治療のゴールデンタイムと言われており、この時期にどれだけ内耳への血流を回復させられるかが予後を左右します。薬による治療を受けながら、生活習慣の見直しや体への負担を減らす工夫を並行して行うことが理想的です。
突発性難聴の回復を妨げないために、まず大切なのは安静です。発症直後は無理をせず、できるだけ体を休めることが重要になります。睡眠不足や過労は症状を悪化させる要因となるため、仕事を休職したり家事を減らしたりして、心身ともにリラックスできる時間を確保しましょう。
内耳への血流を促すために、首や肩まわりを温めることが効果的です。蒸しタオルを首の後ろに当てたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりすることで、全身の血行が良くなります。ただし、熱すぎるお湯は体に負担をかけるため、38〜40度程度のお湯で15分ほどの入浴がおすすめです。
シャワーだけで済ませず湯船に浸かる習慣をつけると、疲労回復にもつながります。入浴後は体が冷えないよう、すぐに温かい服装に着替えることも忘れないでください。
デスクワークや長時間のスマートフォン使用で、首や肩の筋肉が硬くなっていませんか?この筋肉の緊張が内耳への血流を妨げることがあります。肩を大きくゆっくり回したり、首を左右にゆっくり傾けたりする簡単なストレッチを取り入れてみましょう。
ただし、めまいを伴う場合は急激な動きを避け、無理のない範囲で行ってください。症状が悪化するようであれば、すぐに中止して医師や専門家に相談することが大切です。
突発性難聴の発症には、ストレスや自律神経の乱れが深く関わっています。仕事や家庭でのプレッシャー、睡眠不足などが積み重なると、体の回復力が低下してしまいます。深呼吸やリラックスできる音楽を聴くなど、心を落ち着ける時間を意識的に作りましょう。
腹式呼吸を1日数回行うだけでも、副交感神経が優位になり体がリラックスしやすくなります。鼻からゆっくり息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐き出す呼吸法を試してみてください。
セルフケアを行う際には、症状を悪化させないための注意点も知っておく必要があります。突発性難聴の急性期には避けるべき行動がいくつかあります。
コンサートやライブ会場、工事現場など大きな音がする場所は避けましょう。内耳がダメージを受けている状態で強い音を聞くと、症状が悪化する可能性があります。イヤホンやヘッドホンの使用も控えめにし、音量は小さめに設定してください。
体に負担をかける激しい運動は、回復を遅らせる原因になります。ジョギングや筋トレなどは一時的に控え、散歩程度の軽い運動にとどめましょう。無理をして仕事を続けることも避け、体を休める時間を最優先にすることが重要です。
症状が少し良くなったからといって、医師の指示なく薬をやめたり通院をやめたりすることは危険です。突発性難聴は治療開始から時間が経つほど回復の可能性が低くなるため、医師の治療計画に従って最後まで通院することが大切です。
東洋医学では、耳の周辺や全身にあるツボを刺激することで血流改善や自律神経の調整が期待できるとされています。自宅で簡単にできるツボ押しをいくつかご紹介します。
耳たぶの後ろにある「翳風(えいふう)」というツボは、耳の症状に効果的とされています。指の腹で優しく押して、心地よい程度の刺激を与えましょう。強く押しすぎると逆効果になるため、痛みを感じない程度の力加減が大切です。
また、耳の穴の前にある「聴宮(ちょうきゅう)」や、首の後ろにある「風池(ふうち)」なども耳鳴りや難聴に関係するツボとして知られています。1日に数回、各ツボを10秒ほど押す習慣をつけてみてください。
突発性難聴は耳だけの問題ではなく、全身のバランスの乱れが関係していることもあります。手足にあるツボを刺激することで、体全体の気の流れを整えることができます。専門家による鍼灸治療では、こうした全身のツボを的確に選んで施術を行います。
食事の内容も回復に影響を与えます。バランスの良い食事を心がけ、特に血流改善に役立つ栄養素を意識的に摂取しましょう。
塩分の摂りすぎは血流に悪影響を与えるため、加工食品やインスタント食品は控えめにしましょう。アルコールやカフェインの過剰摂取も自律神経を乱す原因となるため、治療中は避けることをおすすめします。
ここまでさまざまなセルフケアをご紹介しましたが、正直にお伝えすると、突発性難聴を完全に自力で改善することは非常に困難です。内耳の血流不足や炎症は、簡単なマッサージやツボ押しだけで解決できるものではありません。
セルフケアはあくまで病院治療を補うものであり、医師の指示に従った治療が最優先です。ステロイド治療や点滴による血流改善を受けながら、日常生活でできる工夫を取り入れることで、回復の可能性を少しでも高めることが目的となります。
当院のような鍼灸専門院では、内耳への血流改善や自律神経の調整を目的とした施術を行います。耳周辺のツボだけでなく、首や肩の筋肉の緊張をほぐし、顎関節の動きを調整することで、全身のバランスを整えていきます。
突発性難聴の治療では、発症からの時間が非常に重要です。発症後1週間以内に鍼灸治療を開始できれば、より高い改善効果が期待できます。病院での治療と並行して鍼灸治療を受けることで、回復のスピードが上がることもあります。
当院では、聴力検査(オージオグラム)の結果を参考にしながら、症状の変化を客観的に確認しています。データをもとに一人ひとりの状態に合わせた施術計画を立て、週2〜3回の施術で集中的に内耳の血流を回復させていきます。
耳鳴りやめまいを伴う場合は、さらに慎重な対応が必要です。姿勢分析や東洋医学検査、栄養解析なども組み合わせて、症状の根本原因を特定していきます。
突発性難聴は時間との勝負です。発症から時間が経つほど、内耳の細胞がダメージを受けて回復が難しくなります。「少し様子を見よう」と放置せず、すぐに病院を受診することが何より大切です。
病院での治療を受けながら、自宅でできるセルフケアを取り入れることで、少しでも回復の可能性を高めましょう。ただし、セルフケアだけで改善を目指すのではなく、専門家のサポートを積極的に活用することをおすすめします。
突発性難聴は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。一人ひとり原因が異なるからこそ、詳細な検査と的確な施術が必要になります。病院やほかの治療院で思うような結果が得られなかったとしても、諦める必要はありません。
当院では、耳鼻科疾患に特化した豊富な臨床経験をもとに、突発性難聴の改善実績を積み重ねてきました。ステロイド治療の副作用を軽減しながら回復された方、鍼灸治療との併用で驚くほど聴力が戻った方など、多くの患者さまが改善を実感されています。
一人で抱え込まず、どんな小さな不安や疑問でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの回復への道のりを、全力でサポートさせていただきます。

