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めまいのあとからずっと気持ちが悪いのですが…
めまいでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
めまいの吐き気に鍼灸は有効なのか?
はじめまして。めまいについてメールを送らせていただきます。
最近、めまいに悩まされており、特に気持ち悪さが長引いて困っています。めまいが起こると、フラフラして歩くのも怖くなってしまい、外出するのも億劫になってしまいました。
仕事中にも突然めまいが起きて集中できず、日常生活に支障をきたしています。このような症状の原因として、針灸ではどのようなことが考えられるでしょうか?耳の病気やストレス、自律神経の乱れなど、様々な可能性があるのではないかと心配しています。
また、自宅でできる対処法があれば教えていただきたいです。めまいや吐き気を和らげるために、安静にすることや水分補給を心がけていますが、他に効果的な方法はありますか。
針灸治療がめまいに効果があると聞いたのですが、実際のところどうなのでしょうか。めまいの症状を改善したり、再発を防いだりするのに役立つのでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
当院からの返信内容
こんにちは ご質問ありがとうございます。めまいの後から気持ち悪さがでてしまう等の症状でお悩みの方が多く来院されています。

今回は多くの方が悩むめまいと気持ち悪さについて私が詳しくお話しします
めまいの後の気持ち悪さの原因
大きく分けて3つに分けられます。まずは最も一般的なのは内耳の問題です。そして自律神経反射で起こる問題、最後に不安障害やパニック障害などの精神的な問題があります。
内耳の問題がある
内耳にある三半規管という器官がは体の平衡感覚を司っています。その機能が乱れると脳に誤った信号が送られ、めまい感を引き起こします。
同時に、この異常信号が脳幹にある嘔吐中枢を刺激し、吐き気や嘔吐を誘発します。
自律神経反射で起こる
めまいがきっかけで自律神経系のバランスを崩すことがあります。特に、迷走神経の過剰な刺激は胃腸の動きを乱し、吐き気や嘔吐を引き起こす可能性があります。
また、交感神経の活性化は血管を収縮させ、脳への血流を減少させることで、めまいや吐き気を悪化させることがあります。
精神的な問題で起こる
めまいによる不安や恐怖感は、ストレス反応を引き起こし、さらに自律神経系のバランスを崩す可能性があります。これにより、吐き気や嘔吐の症状が悪化することがあります。
まとめ
めまいに伴う吐き気や嘔吐は、これらの複雑な要因が相互に作用した結果として生じます。治療においては、原因となる内耳の問題や自律神経の乱れに対処するとともに、症状を軽減するための治療が重要となります。
当院で鍼灸を受けたい場合
当院にお越しいただく際に必要なものはございませんが、過去の血液検査の結果をお持ちでしたらご持参ください。
めまいのお悩みに関連するページのご案内
当院では部位ごとに症状別ページをまとめています。ぜひご覧になってみてください。
めまいに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。