
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。今日は「最近、声をかけられても気づかないことが増えた」というお悩みについてお話しします。
家族に「何度呼んでも返事しない」と言われたことはありませんか?あるいは職場で、上司や同僚に話しかけられたのに気づかずスルーしてしまった…という経験はないでしょうか。実は、そうした突発性難聴をはじめとする聴力の低下は、日常のちょっとした「気づきにくさ」というかたちで最初のサインを出していることがとても多いのです。
「歳のせいかな」「疲れてるだけかな」と自分に言い聞かせている方へ。この記事が、あなたの体が送っているサインを受け取るきっかけになれば幸いです。


「呼んでも気づかない」という日常のちょっとした変化こそ、私が最も見逃してほしくないサインです。延べ数万件の臨床を通じて感じるのは、「もっと早く来ていれば」という声の多さ。あなたが今この記事を読んでいることに、意味があると思っています
家族から「また聞いてないの?」と言われるたびに、なんとなく申し訳ない気持ちになる。でも本人としては、別にぼーっとしていたつもりはない。そんなすれ違いが積み重なっていませんか?実はこの「聞こえているはずなのに反応できない」という状態には、いくつかの医学的な背景が隠れていることがあります。単なる集中力の問題や性格の問題として片づけてしまうのは、少し待ってほしいのです。
患者さんのお話をうかがっていると、共通していくつかのシーンが出てきます。たとえば、テレビを見ているときに家族に呼ばれても気づかない。職場で後ろから声をかけられても振り向かない。電話が鳴っても、別の部屋にいると気づかない。こうした場面に心当たりがある方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。どれも「聞こえていないわけではない」と感じているからこそ、見過ごされやすいのです。
聴力の低下は、決して「まったく聞こえない」という形で始まるわけではありません。特定の音域だけ聞こえにくくなっていたり、周囲に雑音があると声が聞き取れなくなったり。あるいは後方や横からの声には反応できないのに、正面から大きな声で話しかけられると普通に会話できる、ということもあります。だからこそ本人も家族も、「病気かもしれない」と気づくまでに時間がかかってしまうのです。
「気づきにくさ」の裏にある原因は、ひとつではありません。大きく分けると、以下の3つのカテゴリーが考えられます。それぞれの特徴をおさえておくことで、自分の状態をより正確に把握する手がかりになります。
突発性難聴は、ある日突然片方の耳の聴力が落ちる病気です。「突然」といっても、大きな音が完全に聞こえなくなるケースばかりではありません。「なんとなく聞こえが悪い気がする」「呼ばれてもとっさに反応できない」という形で始まることも多く、本人がすぐに異変に気づけないことがあります。一方、低音障害型感音難聴は低い音域から聞こえにくくなるタイプで、特に女性や若い世代にも起こりやすいとされています。どちらも、早期に対応できるかどうかが、その後の回復を大きく左右します。
聴力検査では異常なしと言われるのに、聞き取りにくさを感じるのがAPD(聴覚情報処理障害)です。音は耳に届いているのに、脳でうまく処理できないために「聞いたけど理解できなかった」「呼ばれた気がするけど、はっきり認識できなかった」という状態が起こります。騒がしい場所や複数の人が同時に話す場面で特に困りやすく、職場での会議や家族との会話に支障が出るケースもあります。「耳は聞こえているはず」だからこそ、周囲に理解されにくい辛さもあります。
40代・50代を過ぎると、加齢によって高音域から徐々に聴力が落ちてくることがあります。また、慢性的な疲労やストレス、睡眠不足が続くと自律神経のバランスが乱れ、内耳への血流が低下します。その結果として、声への反応が鈍くなったり、聞き取りの精度が落ちたりします。「最近なんか聞こえにくい気がする」という感覚は、体全体の疲弊のサインである場合も多いのです。
突発性難聴に関しては、特にお伝えしたいことがあります。発症から治療を始めるまでの時間が、回復率に直結するということです。内耳の細胞は非常に繊細で、血流が途絶えた状態が長く続くほど、細胞が回復不能なダメージを受けてしまいます。
一般的に、発症から2週間以内に治療を開始できるかどうかが、回復の分岐点になると言われています。1週間以内であれば、さらに改善の見込みが高まります。「なんか聞こえにくいな」「最近呼ばれても気づかないな」と感じ始めたら、様子を見すぎずに早めに専門家に相談することを強くお勧めします。
病院では主にステロイド投薬や点滴による治療が行われます。もちろんこれは重要な治療ですが、それだけではすべての問題が解決できないケースも実際には多くあります。なぜかというと、突発性難聴の背景には首や肩の筋肉の緊張、顎関節のゆがみ、自律神経の乱れなど、複合的な要因が絡んでいることがほとんどだからです。これらを同時にケアしなければ、血流が十分に回復せず、症状が長引いてしまうことがあります。病院で「これ以上は難しい」と言われた方でも、諦めてほしくないのはそのためです。
当院では、突発性難聴や聴力低下の背景にある身体全体のバランスを整えることを最も重視しています。耳だけを診るのではなく、首・肩・顎・自律神経・全身の血流という視点で総合的にアプローチしていきます。
内耳は非常に繊細な器官で、わずかな血流の変化にも敏感に反応します。当院では耳周辺のツボへのアプローチはもちろん、首・肩・全身にある関連ツボを使いながら、内耳に必要な酸素と栄養が届くルートを整えていきます。鍼灸による施術は、薬にはできない「血流の底上げ」と「自律神経の調整」を同時に行える点が特徴です。
「耳の症状なのに、なぜ顎や首が関係するの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。実は、顎関節と内耳は解剖学的にとても近い位置にあり、顎の動きのゆがみが内耳の血流に影響を与えることがわかっています。さらに、首や肩の筋肉が硬くなると、内耳に向かう血管が圧迫されて血流が滞ります。病院では「耳は耳鼻科、顎は口腔外科」と縦割りで診られるため、この関係性に気づきにくいのですが、鍼灸の視点からはこれらをまとめて扱うことができます。
ストレスや過労が続くと、自律神経のバランスが崩れ、血管の収縮・拡張が乱れます。その結果、内耳への血流が不安定になり、聞こえの鈍さや反応の遅れとして現れることがあります。当院では認定心理士の資格を持つ院長が、身体へのアプローチと並行して心理的なストレスの状態も含めて診ていきます。「体の治療」と「心のケア」を一体として考えることが、根本的な改善につながると考えています。
次のような状況が思い当たる方は、ぜひ一度専門家に診てもらうことをお勧めします。
これらの症状が重なるほど、早期のケアが重要になってきます。「大げさかな」と思わず、まずは相談してみてください。
初めてお越しになる方には、まず丁寧な問診と検査から始めます。姿勢分析・関節可動域・東洋医学検査・栄養解析・過敏症チェックという5種類の独自検査で、症状の背景にある原因をできる限り具体的に特定します。「なぜ自分にこの症状が出ているのか」を一緒に確認することから、当院の施術はスタートします。
当院では、問診・検査・施術・施術計画の説明まで、すべて院長が一貫して担当します。行くたびに担当者が変わる、症状の引き継ぎがうまくいかない、というストレスは当院にはありません。症状の細かな変化を見逃さず、毎回の施術に反映させることが、確かな改善実績につながっています。
突発性難聴に関しては、内耳の血流を早期に取り戻すために、最初の段階では週2〜3回の施術が理想的です。治療期間は症状の状態によって異なりますが、目安としては1〜3ヶ月程度です。5〜10回の施術で何らかの改善の兆しが出てきた場合は、継続することでさらなる改善を見込むことができます。検査データをもとに患者さんと治療計画を共有しながら進めていきますので、ご安心ください。
私がこの仕事を通じてずっと感じていることがあります。それは、「もっと早く来ていれば」という言葉を、できるだけ減らしたいということです。突発性難聴は時間との戦いです。「様子を見よう」「忙しいから後で」という判断が、回復できたはずの聴力を失うことにつながってしまうことがあります。
職場で何度も聞き返してしまう、家族に「また気づかなかったの?」と言われてしまう、そのたびに少しずつ自信をなくしていませんか。そんな日々をこれ以上続けてほしくないのです。あなたの耳の変化は、あなたの体が「助けてほしい」と発しているサインです。一人で抱え込まず、どうかお気軽にご連絡ください。名古屋・名東区のたけち鍼灸整体院で、一緒に考えましょう。

