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突発性難聴と糖尿病の深い関係

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然ですが、糖尿病の治療を受けている方で「最近、片方の耳が聞こえにくくなった」という経験はありませんか?実は糖尿病をお持ちの方は、そうでない方と比べて突発性難聴を発症するリスクが約2倍にも高まると言われています。

日々の血糖コントロールに気を配っていても、耳の症状まで意識している方は少ないかもしれません。今回は糖尿病をお持ちの方が知っておくべき、突発性難聴との深い関係についてお話しします。

院長:武智

糖尿病と突発性難聴、一見関係なさそうですが実は深いつながりがあります

目次

糖尿病が突発性難聴のリスクを高める理由

糖尿病をお持ちの方は、血糖値が高い状態が続くことで全身の血管にダメージが蓄積していきます。特に耳の奥にある内耳という部分は非常に細かい血管が張り巡らされており、血流の影響を受けやすい繊細な器官です。高血糖の状態が続くと、この内耳への血流が滞りやすくなり、必要な酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。

さらに糖尿病による神経障害も見逃せません。高血糖によって神経がダメージを受けると、聴覚を司る神経にも影響が及ぶことがあります。このように糖尿病は血管と神経の両方から、耳の機能に悪影響を与える可能性があるのです。

研究によれば、糖尿病患者さんは突発性難聴になるリスクが約2倍高く、糖尿病予備軍の方でも30%ほどリスクが上昇するというデータもあります。血糖コントロールが不良の場合は、さらにリスクが高まることも報告されています。

糖尿病患者さんの突発性難聴の特徴

糖尿病をお持ちの方が突発性難聴を発症した場合、いくつかの特徴的な傾向が見られます。まず症状の重さですが、糖尿病のない方と比べて高度な難聴になりやすいという報告があります。朝起きたら突然聞こえなくなるというよりも、数日かけて徐々に聴力が低下していくケースも少なくありません。

治療に関しても注意が必要です。突発性難聴の標準的な治療ではステロイド剤を使用しますが、ステロイドには血糖値を上昇させる副作用があります。そのためHbA1cの値を事前に測定し、血糖コントロールの状態を確認しながら慎重に治療を進める必要があるのです。

また両側の耳に症状が出るリスクや、めまいを伴う確率も高くなる傾向があります。糖尿病による血管障害は全身に及ぶため、片方の耳だけでなく両耳に影響が出ることもあるのです。

見逃してはいけない初期症状

突発性難聴の初期症状として最も多いのは、片方の耳の聞こえが急に悪くなることです。朝起きたときに気づく方が多く、耳が詰まったような感覚や耳鳴りを伴うこともあります。会話や電話で聞き返しが増えたり、テレビの音量を上げないと聞こえにくくなったりしたら要注意です。

めまいや吐き気を同時に感じる方もいらっしゃいます。「糖尿病の合併症かな」と様子を見てしまう方もいますが、突発性難聴は発症から48時間以内の治療開始が理想的とされています。少しでも違和感があれば、すぐに耳鼻科を受診することが大切です。

糖尿病と診断されている方への予防策

糖尿病をお持ちの方が突発性難聴を予防するために最も重要なのは、やはり血糖コントロールです。HbA1cの目標値を維持し、血糖値の急激な変動を避けることで、血管へのダメージを最小限に抑えることができます。定期的な通院と服薬管理を怠らないようにしましょう。

生活習慣の見直しも欠かせません。睡眠不足や過労、強いストレスは自律神経のバランスを崩し、内耳への血流をさらに悪化させます。働き盛りの40~60代の方は特に仕事が忙しく、ついつい無理をしがちですが、体を休める時間を意識的に作ることが予防につながります。

適度な運動も効果的です。ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで全身の血流が改善され、内耳への血流も良くなります。首や肩のこりがある方は、特に注意が必要です。首周りの筋肉が緊張すると内耳への血管が圧迫され、血流不足を招くことがあるからです。

食生活で気をつけるポイント

糖尿病の方は食事管理をされていると思いますが、耳の健康のためにも意識したい栄養素があります。ビタミンB群は神経の機能維持に役立ち、特にビタミンB12は聴覚神経の健康に重要です。また血流改善に役立つオメガ3脂肪酸も積極的に摂りたい栄養素です。

塩分の摂りすぎにも注意が必要です。高血圧は糖尿病と並んで突発性難聴のリスク因子になります。減塩を心がけ、加工食品や外食を控えめにすることで、血圧管理と血糖管理の両方に良い影響をもたらします。

当院での鍼灸整体によるアプローチ

当院では突発性難聴に対して、内耳への血流改善を中心とした鍼灸整体治療を行っています。糖尿病をお持ちの方の場合、もともと血流が滞りやすい状態にあるため、全身のバランスを整えながら局所的な血流改善を図ることが重要です。

耳周辺のツボだけでなく、首や肩、顎関節周辺への施術も行います。なぜなら顎関節と内耳は解剖学的に密接な関係があり、顎の動きの制限が内耳の機能に影響を与えることが知られているからです。首こり・肩こりも内耳への血流を阻害する大きな要因となります。

糖尿病の治療で耳鼻科を受診し、ステロイド治療を受けている方でも、鍼灸治療との併用は可能です。実際に当院に来られた患者さんの中には、病院でのステロイド治療と並行して鍼灸治療を受けることで、回復が早まったという方もいらっしゃいます。鍼灸には副作用の軽減効果も期待できるのです。

治療開始のタイミングについて

突発性難聴では早期治療が何よりも重要です。発症から時間が経つほど、内耳の細胞が死滅してしまい回復が難しくなります。理想は発症から1週間以内、遅くとも1ヶ月以内には治療を開始したいところです。

症状が出始めたら、まずは耳鼻科で診察を受けてください。その上で鍼灸治療も検討されている場合は、できるだけ早くご相談いただければと思います。当院では聴力検査の結果を参考にしながら、客観的なデータに基づいて治療計画を立てていきます。

まとめ:一人で抱え込まないでください

糖尿病をお持ちの方にとって、突発性難聴は決して他人事ではありません。リスクが高いことを知っておくだけでも、早期発見・早期治療につながります。血糖コントロールを続けながら、耳の健康にも気を配ることが大切です。

もし「最近耳の調子がおかしいな」と感じたら、様子を見ずにすぐに専門家に相談してください。糖尿病という基礎疾患があるからこそ、より慎重な対応が必要になります。治療の選択肢は一つではありません。病院での治療と鍼灸治療を組み合わせることで、より良い結果が得られる可能性もあります。

どんな小さな不安でも構いません。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの大切な聴力を守るために、私たちができることがあります。


院長:武智

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