
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然ですが、最近こんなことはありませんか?朝目が覚めたときからズキズキと痛みがあったり、仕事の終わりごろになると頭が締め付けられる感じがしたり。そんなときに「どうすればいいんだろう」と思ってスマホを開いた方も多いのではないでしょうか。
このページでは、頭痛のタイプ別の原因と、今日から実践できる対処法について、鍼灸師の立場からわかりやすくお伝えしていきます。薬に頼る前に知っておいてほしいことも、たくさんあります。ぜひ最後まで読んでみてください。


頭痛の正しいタイプの見分け方と対処法を知るだけで、日常がぐっと楽になることも多いんです。今日の記事が、そのきっかけになれば嬉しいです
「頭痛といえば鎮痛薬」と思っていませんか?実は、頭痛には大きく分けて複数のタイプがあり、それぞれ対処法がまったく異なります。タイプを間違えたまま対処を続けていると、効果がないどころか、逆に悪化してしまうこともあるんです。まずは自分の頭痛がどのタイプに当たるかを知るところから始めましょう。
こめかみから目の奥にかけてズキンズキンと脈打つような痛みが特徴です。光や音に敏感になったり、吐き気を伴うこともあります。女性に多く、月経周期や気圧の変化に連動して起きるケースも少なくありません。
片頭痛の場合は「冷やす・暗い静かな場所で安静にする」が基本の対処法です。温めてしまうと血管がさらに拡張して、かえって痛みが増してしまうので注意が必要です。カフェインを少量摂取すると血管が収縮して楽になる方もいます。
頭全体や後頭部がじわじわと締め付けられるような痛みが続くのが特徴です。肩や首のこりが同時に起きていることが多く、デスクワークや長時間の同じ姿勢が引き金になりやすいタイプです。
緊張型頭痛には「温める・ほぐす」が有効で、片頭痛とは対照的なアプローチになります。蒸しタオルを首や肩に当てたり、ゆっくりと肩を回すストレッチを取り入れたりするのがおすすめです。
目の奥に激しい痛みが集中して起こり、涙目や鼻水を伴うこともあります。一定の時期に毎日のように繰り返す傾向があり、比較的男性に多いタイプです。このタイプは自己対処が難しく、医療機関での診断が必要になることがほとんどです。
タイプがわかったところで、具体的にどう対処すればいいかをお伝えしていきます。もちろん「今まさに痛い」という方にも役立てていただけるよう、すぐ実践できることを中心にまとめました。
先ほどもお伝えしましたが、片頭痛には冷却、緊張型には温熱が基本です。氷嚢や冷却シートをこめかみに当てる方法は片頭痛に、蒸しタオルや使い捨てカイロを首・肩に当てる方法は緊張型頭痛に有効です。どちらのタイプかわからないときは、まず冷やしてみて変化を観察してみましょう。
薬に頼らず楽になりたいという方に特に喜ばれるのが、ツボへのアプローチです。頭痛に効くと言われるツボはいくつかありますが、なかでも試しやすいのが次の3つです。
各ツボを5〜10秒ほどゆっくりと押して離す動作を、3〜5回繰り返してみてください。強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じる程度の力加減が目安です。
緊張型頭痛の場合、猫背やストレートネックなど姿勢の問題が根本にあることが多いです。1時間に1回は席を立って軽く動く習慣をつけるだけでも、頭痛の頻度が減る方は少なくありません。首をゆっくり左右に傾けるストレッチや、肩甲骨を意識して動かすだけでも、血流が改善されて楽になることがあります。
意外と見落とされがちなのが、水分不足です。脱水は頭痛の引き金になることがあります。カフェインやアルコールは利尿作用があって水分を排出しやすくするため、こまめに水や薄いお茶を飲む習慣が頭痛の予防にもつながります。
特に片頭痛の発作中は、光や音の刺激が痛みを悪化させます。できるだけ静かな場所でカーテンを閉め、横になって目を閉じることが最善策のひとつです。無理に体を動かさず、まず安静にするというシンプルな対処法が、実は非常に有効です。
「なんで自分はこんなに頭痛が多いんだろう」と思ったことはありませんか?頭痛は、ひとつの原因から来るものではなく、複数の要因が複雑に絡み合って起きていることがほとんどです。当院でこれまで多くの方を診てきた経験から、よくある原因をいくつかご紹介します。
スマートフォンの普及以来、首を前に突き出した「スマホ首(ストレートネック)」の方が急増しています。この姿勢は首や肩の筋肉に慢性的な負担をかけ、血行不良と筋緊張を招きます。その結果として頭への血流が滞り、痛みのシグナルが発生するのです。
女性の片頭痛の多くは、月経周期と連動しています。排卵前後や生理前後にエストロゲンの分泌が変動することで、脳内の血管が影響を受けやすくなります。産後に初めて片頭痛が出始めたという女性の方も多く、ホルモンの影響は非常に大きいと感じています。
ストレス状態が続くと、自律神経のバランスが崩れます。緊張しているときだけでなく、週末など「ほっ」と緩んだタイミングで頭痛が起きる方も多く、これは交感神経から副交感神経へ切り替わるときの血管変化が関係しています。「月曜の朝より土曜の朝に頭痛が多い」という方は、このパターンかもしれません。
「雨の前になると頭が痛くなる」という方は多いですよね。気圧の低下が内耳の気圧センサーに影響し、自律神経を乱すことで頭痛が起きると考えられています。天気予報アプリで気圧の変化を確認する習慣をつけると、先手を打った対策ができます。
睡眠不足はもちろんですが、睡眠のとりすぎも頭痛の引き金になります。休日に長く寝すぎて頭痛が起きた経験がある方も多いのではないでしょうか。起床時間をなるべく一定に保つことが、頭痛予防の観点からも重要です。
ほとんどの頭痛は命に関わるものではありませんが、まれに重篤な疾患が隠れていることがあります。次のような特徴がある場合は、セルフケアで様子を見るのではなく、早急に医療機関を受診してください。
これらは脳出血やくも膜下出血、髄膜炎などを示している可能性があります。「いつもと違う感じがする」という直感は大切にしてください。
ドラッグストアに行くと頭痛薬がずらりと並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。市販薬には主にイブプロフェン・アセトアミノフェン・ロキソプロフェンなどの成分が使われており、それぞれに適した使い方があります。
大切なのは「月に10日以上、鎮痛薬を使っていないか」という点です。これを超えると、薬そのものが頭痛を引き起こす「薬物乱用頭痛」に発展するリスクがあります。「薬を飲まないと生活できない」という状態が続いているなら、それはすでに注意が必要なサインです。
対症療法でその場はしのげても、繰り返す頭痛には根本的な原因があります。当院では初回のカウンセリングと検査で、姿勢の問題・筋肉の状態・自律神経のバランス・東洋医学的な体質など、複数の視点から原因を探っていきます。
頭痛の改善には、「痛いところだけ見る」のではなく、全身のバランスを整えることが欠かせません。鍼灸治療は、血流の改善・筋肉の緊張緩和・自律神経の調整といった働きを同時に促すことができるため、繰り返す頭痛との相性が非常によいと感じています。産後から始まった頭痛、何年も薬に頼ってきた頭痛、病院では「異常なし」と言われた頭痛。そういった方ほど、鍼灸で大きく変化することがあります。
繰り返す頭痛と向き合うためにとても有効なのが、頭痛日記をつけることです。特別なアプリや手帳でなくてもかまいません。次のような情報を記録しておくだけで、自分の頭痛のパターンが見えてきます。
記録を続けていくと「雨の前日に多い」「睡眠が5時間を切ると翌日に出やすい」といった自分だけのパターンが浮かび上がってきます。予防に活かせるだけでなく、専門家に相談する際にもとても役立ちます。
頭痛は「体が出しているSOS」です。その声を無視して薬で押さえ込み続けることは、根本的な解決にはなりません。タイプを知り、原因を探り、日常のセルフケアを積み重ねることが、頭痛と付き合っていくうえで一番大切なことだと私は考えています。
それでも「自分では何をやっても変わらない」「ずっとこの痛みと付き合うしかないのか」と感じているなら、ひとりで抱え込まないでください。当院は鍼灸整体を通じて、繰り返す頭痛の根本原因にアプローチすることを得意としています。どんな小さな疑問でも、気軽に相談していただけたらと思います。あなたの頭痛が楽になる日が、きっと来ます。

