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メニエール病患者必見!症状安定期でも避けるべき習慣と再発防止策

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たけち鍼灸整体院・名古屋名東院の院長です。メニエール病を経験したことがある方なら、あのぐるぐる回るようなめまいの恐怖は忘れられないものですよね。症状が落ち着いた時期でも「また発作が起きるのでは…」という不安を抱えながら日常を過ごしている方も多いのではないでしょうか。

今回は、メニエール病の症状が安定している時期でも避けるべき習慣や行動について、詳しくお伝えします。症状の再発を防ぎ、安定した毎日を送るためのヒントになれば嬉しいです。

メニエール病と鍼灸治療の基本知識

メニエール病は内耳の三半規管と蝸牛を満たす内リンパ液が過剰になることで発症する病気です。この内リンパ液の過剰な蓄積(内リンパ水腫)によって、回転性めまいや難聴、耳鳴り、耳閉感などの症状が現れます。

特に40~60代の女性に多く見られ、几帳面で真面目な性格の方がかかりやすいと言われています。ストレスや疲労の蓄積が大きく関与していることも分かっています。

メニエール病の症状と特徴

メニエール病の症状は主に以下のような経過をたどります。

発症初期

低音の聞こえづらさ、耳鳴り、耳閉感などが発作的に現れます。

発症活動期

上記の症状に加えて回転性めまいが発作的に強く現れます。めまいの前後に難聴が出始め、めまいが引くと難聴も軽くなることが多いです。この時期は数カ月~1年続くことがあります。

発症後慢性期

数カ月に1回程度の頻度で発作が起こります。主な症状は難聴と耳鳴りですが、めまい発作のトラウマから外出を避けるようになる方もいらっしゃいます。

目次

メニエール病の症状安定期でも注意が必要な生活習慣と行動

症状が落ち着いていても油断は禁物!メニエール病は再発しやすい病気なので、日常生活での注意が大切です。

めまい・聴力低下を悪化させる習慣とは

水分不足に要注意

メニエール病の方にとって、水分補給を忘れることは大敵です。内リンパ液の循環を良くするためには、適切な水分摂取が欠かせません。特に寝る前の水分補給を忘れないようにしましょう。

同じ姿勢の継続

長時間同じ姿勢でいることは、首や肩の筋肉を凝り固まらせ、頭部への血流を悪くします。内耳の循環も悪くなるため、定期的に姿勢を変えたり、軽いストレッチを取り入れることが大切です。

入浴をしない、またはシャワーだけで済ませる

シャワーだけで済ませると、体が十分に温まらず、血行不良を招きます。ぬるめのお湯にゆっくりつかることで、全身の血行が促進され、内耳の循環も改善します。

カフェイン・アルコール・タバコの摂取

これらは血管を収縮させたり、体内の水分バランスを崩したりするため、メニエール病の症状を悪化させる可能性があります。特に就寝前の摂取は避けるようにしましょう。

ストレス・自律神経と症状再発の関係

メニエール病の最大の敵は「ストレス」です。ストレスが自律神経のバランスを乱し、内耳の血流を悪化させることで症状が再発しやすくなります。

また、一度メニエール病を経験すると「また発作が起きるのでは」という不安が新たなストレスとなり、自律神経に影響を与えて症状を引き起こす悪循環に陥ることもあります。

几帳面で真面目な方ほどストレスを溜め込みやすいので、自分なりのストレス発散法を見つけることが大切です。趣味や軽い運動、十分な休息を取り入れて、心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。

メニエール病の改善のための生活リズム・注意点

規則正しい生活リズムを保つ

不規則な生活は自律神経のバランスを崩す原因になります。毎日同じ時間に起床・就寝し、食事も規則正しく取るよう心がけましょう。

十分な睡眠を確保する

睡眠不足は体の回復を妨げ、ストレスを増加させます。質の良い睡眠を確保するために、就寝前のスマホやパソコンの使用を控え、寝室の環境を整えることも大切です。

バランスの良い食事を心がける

栄養バランスの良い食事は体の調子を整えるために欠かせません。特に減塩を意識しつつ、野菜や果物、良質なタンパク質をバランスよく摂りましょう。

適度な運動を取り入れる

軽い運動は血行を促進し、ストレス解消にも効果的です。ウォーキングやヨガなど、自分のペースで続けられる運動を見つけましょう。もっと簡単な方法はラジオ体操です。何も考えなくても音楽が流れれば身体が勝手に動き始めます。

メニエール病の患者さんによくある誤解

「症状が良くなったから薬を止めても大丈夫」という考え

症状が落ち着いたからといって、自己判断で薬の服用を中断するのは危険です。医師から処方された薬は、再発を防ぐためにも指示通りに服用しましょう。

「めまいが起きたら動かないのが一番」という思い込み

確かにめまい発作中は安静にすることが大切ですが、症状が落ち着いた後も過度に活動を制限すると、かえって体力や筋力が低下し、症状を悪化させることがあります。少し勇気をもって日常生活を少しでも普通に過ごすことを心がけましょう。

「メニエール病=一生付き合う病気」という諦め

メニエール病は適切な治療と生活習慣の改善によって、症状をコントロールできる病気です。「一生治らない」と諦めず、前向きに取り組むことが大切です。

メニエール病で困っていた患者さんの感想

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メニエール病に鍼灸がもたらす効果と仕組み

鍼灸治療はメニエール病の症状改善に効果的な選択肢の一つです。鍼灸治療でメニエールの症状をコントールできます。

内耳周辺の血流促進

鍼刺激によって内耳周辺の血流が促進され、内リンパ液の過剰蓄積の解消を助けます。これにより、内耳の圧力が軽減し、めまいや耳鳴りなどの症状が緩和されます。

自律神経のバランス調整

鍼灸治療は自律神経系のバランスを整える効果があります。副交感神経を優位にし、交感神経の過活動を抑制することで、内耳の血流が正常化され、症状の緩和につながります。

全身の調整

鍼灸治療は局所的な治療だけでなく、全身の調子を整える効果もあります。

まとめ

鍼灸治療は薬物療法と併用することも可能で、副作用の心配も少ないため、長期的な治療が必要なメニエール病の方にも安心して利用できる治療法と言えるでしょう。

メニエール病との付き合い方は一人ひとり異なりますが、症状が安定している時期こそ、再発を防ぐための生活習慣の見直しが大切です。無理せず、自分のペースで取り組んでいきましょう。

また、不安や疑問があれば、一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、メニエール病と上手に付き合っていきましょう。


院長:武智

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