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「耳鳴りが気になるのは静かなとき」…なぜ夜に気になる?

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意外と知られていないメカニズム

たけち鍼灸整体院・名古屋名東院、院長のたけちです。本日は「耳鳴りが気になるのは静かなとき」…なぜ夜に気になる?というテーマでお話しします。

院長:武智

耳鳴りのお悩みについて私が詳しくお話しします

普段は気にならない耳鳴りが、夜になると急に大きく感じてしまう。そんな経験をされたことはありませんか?眠りにつこうとしたとき、静かな部屋で「キーン」という音が気になってしまい、なかなか寝付けない方も多いのではないでしょうか。

今回は、夜に耳鳴りが目立つ理由や、その背景について鍼灸院の院長としての知識と経験から専門家の視点で詳しく解説していきます。

目次

静かな夜に耳鳴りが強く感じる理由

日中は、車の音や人の話し声、テレビやラジオなど、さまざまな生活音に囲まれています。そのため、耳鳴りがあっても他の音に紛れて気になりにくいものです。

しかし、夜になると周囲が静かになり、生活音がほとんど聞こえなくなります。

すると、今まで気にならなかった耳鳴りが急に際立って感じられるようになります。脳は「何か音がないか」と無意識のうちに探し始め、わずかな耳鳴りの音も強調して捉えてしまうのです。

脳と神経の働きが関係している

耳鳴りは、単に耳だけの問題ではありません。脳や神経の働きも大きく関わっています。静かな環境では、脳が「何か音がないか」と探し始めるため、通常よりも耳鳴りを強く感じやすくなります。

また、ストレスや緊張が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経が乱れると血流が悪くなり、耳の中の循環が低下しやすくなります。その結果、耳鳴りが悪化してしまうこともあるのです。

ストレスや疲労も影響

仕事や家事、人間関係のストレス、睡眠不足や疲労がたまると、体も心も緊張状態が続きます。

特に夜は副交感神経が優位になり、リラックスするはずの時間帯ですが、ストレスが強いと交感神経が優位のままとなり、リラックスできません。

その結果、耳鳴りが余計に気になってしまうことがあります。生活リズムの乱れや、夜更かし、食事の偏りなども自律神経のバランスを崩す原因になります。

血流の悪化も関わっている

肩こりや首こりがひどい方は、耳の周りの血流が悪くなっていることが多いです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で首や肩がこると、耳への血流も低下しやすくなります。

血流が悪くなると、耳鳴りの症状が強く出やすくなります。目の疲れや頭痛も感じている方は、血流の悪化が耳鳴りに影響している可能性があります。

院長が伝えたい大切なこと

夜、耳鳴りが気になって眠れないときは、完全な無音よりも、静かな音楽や自然音、ラジオなどを小さな音で流してみてください。耳鳴りが他の音に紛れて、気になりにくくなることがあります。

ただし、好きなアーティストのアップテンポな曲などは、かえって目が冴えてしまうこともあるので注意が必要です。

また、寝る前に深呼吸や軽いストレッチを行い、心と体をリラックスさせるのもおすすめです。自律神経のバランスを整えることで、耳鳴りの悪化を防ぐことができます。

最後に

耳鳴りは、加齢による聴力の低下や、長時間大きな音にさらされた経験、ストレスや睡眠不足、体質や生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こることが多いです。特に一つの原因だけでなく、いくつかの要素が重なっている場合がほとんどです。自分の生活を少し見直してみることも、耳鳴りの改善につながるかもしれません。

まとめ

夜になると耳鳴りが気になるのは、周囲が静かになることで脳が耳鳴りの音を強調してしまうためです。また、ストレスや自律神経の乱れ、血流の悪化なども関係しています。

生活リズムを整え、リラックスできる環境を作ることが大切です。耳鳴りが続いてつらい場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。自分の体と向き合い、できることから少しずつ取り組んでみましょう。


院長:武智

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