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突発性難聴は発症から2週間、回復のカギとなる治療期限

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。ある朝起きたら突然片方の耳が聞こえなくなっていた、そんな経験をされた方はいませんか?仕事や家事で忙しく「そのうち治るだろう」と数日様子を見ていたら、ネット検索で「48時間以内」「1週間以内」といった情報を見て不安になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、突発性難聴の治療における時間的リミットと回復の可能性について、発症から2週間という期間に焦点を当ててお話しします。「もう数日経ってしまったけれど、今から治療して間に合うのか」という不安を抱えている方へ、具体的な情報をお届けします。

院長:武智

突発性難聴は時間との勝負ですが、焦りすぎずに冷静に対処することが大切です

目次

突発性難聴における2週間という時間の意味

突発性難聴は、文字通り突然発症する原因不明の難聴です。片方の耳が急に聞こえにくくなり、多くの場合は朝起きたときや何かの作業中にふと気づくことが多い症状です。耳鳴りやめまい、耳の詰まった感じを伴うこともあり、日常生活に大きな支障をきたします。

発症からの経過時間が治療効果に大きく影響するため、医療機関では「できるだけ早く受診してください」と伝えられます。理想的には48時間以内、遅くとも1週間以内の治療開始が推奨されていますが、それを過ぎてしまったからといって諦める必要はありません。発症から2週間以内であれば、まだ聴力回復の可能性は残されています。

内耳という音を感じ取る器官に何らかの障害が起きているのが突発性難聴の本質です。血流不足や炎症によって内耳の細胞がダメージを受けている状態ですが、この細胞はまだ完全に死滅しているわけではなく、仮死状態にあると考えられています。2週間という期間は、この仮死状態の細胞を回復させられるかどうかの重要な分岐点なのです。

発症からの時間経過と回復率の関係

突発性難聴の回復率は、治療を開始するタイミングによって大きく変わってきます。統計的なデータを見ると、発症から48時間以内に治療を開始した場合の完全回復率は約40%とされています。1週間以内でも約30%の方が聴力を取り戻すことができており、決して低い数字ではありません。

では2週間を過ぎてしまったらどうなるのでしょうか。確かに回復率は下がりますが、ゼロになるわけではありません。発症から2週間以内であれば、適切な治療によって何らかの改善が見込める可能性があります。完全に元通りにならなくても、日常生活に支障のないレベルまで回復される方もいらっしゃいます。

大切なのは「もう遅いかもしれない」と諦めずに、今すぐ行動を起こすことです。時間が経てば経つほど回復の可能性は下がっていきますが、何もしないまま様子を見続けることが最も避けるべき選択です。仕事が忙しい、病院に行く時間がないという理由で先延ばしにしてしまう方がいらっしゃいますが、聴力という一生の財産を守るためには、何を置いてもまず治療を優先していただきたいのです。

症状の軽重と回復の見込み

突発性難聴といっても、その程度は人によってさまざまです。少し聞こえにくい程度の軽度難聴から、ほとんど音が聞こえない高度難聴まで幅があります。一般的に、難聴の程度が軽いほど回復の可能性は高くなります。

めまいを伴う場合は注意が必要です。めまいがあるということは、内耳の中でも平衡感覚を司る部分にまで影響が及んでいる可能性があり、やや重症と考えられます。ただし、めまいがあるからといって必ずしも予後が悪いわけではなく、適切な治療で改善するケースも多くあります。

耳鳴りについては、突発性難聴の方のほとんどが経験される症状です。「キーン」「ジー」といった高音の耳鳴りが続くことが多く、これが非常に不快でストレスの原因となります。耳鳴りは聴力の回復とともに軽減していくことが一般的ですが、聴力が戻った後も耳鳴りだけが残ることもあります。

病院での標準的な治療と限界

突発性難聴で耳鼻科を受診すると、まず聴力検査が行われます。どの音域がどの程度聞こえていないのかを調べるオージオグラムという検査で、難聴の程度を客観的に把握します。その結果をもとに治療方針が決定されるのが一般的な流れです。

標準的な治療として最も広く行われているのがステロイド療法です。内服薬として飲む場合もあれば、点滴で投与される場合もあります。ステロイドには炎症を抑える作用があり、内耳の炎症を鎮めることで聴力の回復を促します。発症早期であれば一定の効果が期待できる治療法です。

近年では、鼓室内ステロイド注射という治療も行われるようになりました。鼓膜の奥にある中耳という空間に直接ステロイドを注入する方法で、全身投与よりも高濃度のステロイドを内耳に届けることができます。内服や点滴で効果が不十分だった場合に追加で行われることもあります。

しかしながら、病院での治療を受けても約3分の1の方は改善が見られないというデータがあります。なぜ同じ治療を受けても回復する人としない人がいるのでしょうか。その理由は、突発性難聴の原因が一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているからです。

薬物療法だけでは届かない原因

ステロイドは炎症を抑える効果はありますが、それだけでは根本的な解決にならないケースがあります。たとえば、首や肩の筋肉が極度に緊張していて内耳への血流が慢性的に不足している場合、いくら炎症を抑えても血流が改善されなければ回復は難しいでしょう。

ストレスや疲労の蓄積によって自律神経のバランスが崩れていることも、突発性難聴の背景にある重要な要因です。自律神経が乱れると血管の収縮や拡張がうまくコントロールできなくなり、内耳への血液供給が不安定になります。薬では自律神経のバランスを整えることは難しく、生活習慣の見直しや体全体へのアプローチが必要になります。

顎関節の問題も見逃せません。顎関節と内耳は解剖学的に非常に近い位置にあり、顎の動きの異常が内耳の血流や機能に影響を与えることが知られています。噛み合わせの悪さや顎関節症を抱えている方が突発性難聴を発症するケースは少なくありませんが、耳鼻科では顎関節までは診てもらえないのが現実です。

鍼灸治療が突発性難聴に有効な理由

当院では、発症から2週間以内の方を中心に、多くの突発性難聴の患者さまを診させていただいています。鍼灸治療が突発性難聴に対して効果を発揮する理由は、体全体を診て複合的な原因にアプローチできる点にあります。

鍼灸治療の最大の特徴は、内耳への血流を直接的に改善できることです。耳の周辺や首、肩にある特定のツボに鍼を刺すことで、筋肉の緊張がほぐれ、血管が拡張して血流が増加します。薬では届きにくい局所的な血流改善が可能になるのです。

また、鍼灸には自律神経のバランスを整える作用があることが研究でも明らかになっています。交感神経と副交感神経のバランスが整うことで、体全体のリラックス状態が促され、自然治癒力が高まります。ストレスや疲労で交感神経が優位になりすぎている方には特に効果的です。

顎関節の調整も鍼灸治療の得意分野です。顎周辺の筋肉の緊張を取り除き、顎の動きをスムーズにすることで、内耳への血流が改善されます。実際に、顎関節の問題を抱えていた方が鍼灸治療で顎の調整を受けたところ、突発性難聴の症状も同時に改善したというケースは珍しくありません。

病院治療との併用で相乗効果

鍼灸治療は病院での治療と対立するものではなく、むしろ併用することで相乗効果が期待できます。実際に当院に来られる患者さまの多くは、耳鼻科でステロイド治療を受けながら並行して鍼灸治療を受けていらっしゃいます。

ステロイドで炎症を抑えつつ、鍼灸で血流を改善し自律神経を整える。このダブルアプローチによって、単独の治療では得られなかった回復が見られることがあります。患者さまからは「耳鼻科の先生にも併用を勧められた」「点滴だけでは変化がなかったのに、鍼を始めてから聴力が戻り始めた」といったお声をいただいています。

ステロイドの副作用が心配な方にとっても、鍼灸治療の併用はメリットがあります。鍼灸によって体の代謝が促されることで、薬の副作用が軽減されたり、体調全体が整いやすくなったりする効果が期待できるのです。

治療を開始する前に知っておきたいこと

突発性難聴の治療を考えるとき、いくつか知っておいていただきたいことがあります。まず、突発性難聴の約3分の1は自然回復するというデータがある一方で、3分の1は治療をしても改善しない、残りの3分の1が治療によって改善するとされています。

つまり、どんなに早く治療を開始しても、必ず治るという保証はないのが現実です。しかし逆に言えば、適切な治療を受けることで改善する可能性が確実にあるということでもあります。何もしなければその可能性すら失われてしまいますから、少しでも回復の確率を上げるために行動することが大切です。

治療期間についても正しく理解しておく必要があります。1回や2回の治療ですぐに聴力が戻るわけではなく、通常は1ヶ月から3ヶ月程度の継続的な治療が必要です。特に発症から1週間以上経過している場合は、回復に時間がかかることを覚悟していただく必要があります。

週に2回から3回の治療頻度が理想的です。内耳の血流を継続的に改善し、仮死状態の細胞を活性化させていくためには、ある程度集中的に治療を受けることが重要になります。仕事や家事で忙しい中、通院時間を確保するのは大変かもしれませんが、聴力回復のためには必要な投資だと考えていただければと思います。

生活習慣の見直しも重要

治療と並行して、日常生活の見直しも欠かせません。睡眠不足や過労は内耳の血流をさらに悪化させる要因になります。十分な休息を取り、体に負担をかけすぎないよう心がけてください。

ストレス管理も大切です。仕事や人間関係のストレスが自律神経を乱し、突発性難聴を引き起こしたり悪化させたりすることがあります。完全にストレスをなくすことは難しいですが、リラックスできる時間を意識的に作ることが回復を助けます。

食生活では、血流を良くする食材を積極的に取り入れることをお勧めします。青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は血液をサラサラにする効果があり、内耳への血流改善に役立ちます。逆に、塩分の摂りすぎや脂っこい食事は血流を悪くする要因になりますので注意が必要です。

当院での突発性難聴への具体的アプローチ

たけち鍼灸整体院では、突発性難聴の患者さまに対して独自の統合的アプローチを行っています。初回の問診と検査に時間をかけ、一人ひとりの原因を丁寧に特定することから始めます。

姿勢分析では、体全体のバランスを数値化して把握します。姿勢の歪みが首や肩の筋肉に余計な負担をかけ、それが内耳への血流障害につながっていることは少なくありません。猫背や首が前に出る姿勢が習慣化している方は要注意です。

聴力検査の結果もしっかり確認させていただきます。どの音域が聞こえにくくなっているのか、左右差はどの程度あるのかを客観的データとして把握し、治療前後の変化を追跡していきます。数字で効果を確認できることで、患者さまも安心して治療を続けていただけます。

実際の施術では、耳周辺のツボだけでなく、首・肩・顎関節・背中といった関連部位にもアプローチします。内耳の血流を改善するには、耳だけを診ていては不十分で、体全体の血流と筋肉の状態を整える必要があるからです。

患者さまからいただいた喜びの声

実際に当院で治療を受けられた方からは、「耳鼻科で改善しなかったのに、鍼灸を始めて1週間で変化を感じた」「めまいと耳鳴りが同時に楽になった」「聴力検査の数値が良くなって先生も驚いていた」といった声をいただいています。

中には発症から10日以上経過してから来院された方もいらっしゃいましたが、諦めずに治療を続けた結果、日常生活に支障のないレベルまで回復されたケースもあります。回復のスピードや程度は人それぞれですが、適切なアプローチを継続することで可能性は広がります。

大切なのは、「もう手遅れかもしれない」と諦めないことです。発症から2週間を過ぎていても、1ヶ月経っていても、治療によって改善した例は数多くあります。時間が経つほど回復は難しくなりますが、ゼロではありません。今からでも遅くないのです。

一人で悩まず、今すぐ行動を

突然聞こえなくなった耳、消えない耳鳴り、ふらつくようなめまい。これらの症状を抱えながら日常生活を送ることがどれほど辛いか、私たちは臨床の現場で数多く見てきました。不安や焦りを一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。

「仕事を休めない」「家族に心配をかけたくない」「病院に行ってもどうせ治らないかもしれない」そんな思いで治療を先延ばしにしてしまう気持ちもわかります。でも、聴力という一生の財産を守るためには、今この瞬間の決断が何よりも大切です。

発症から2週間という時間は、あっという間に過ぎていきます。「明日にしよう」「来週にしよう」と先延ばしにしている間にも、内耳の細胞は少しずつダメージを受け続けています。回復の可能性がある今だからこそ、勇気を出して一歩を踏み出してください。

病院での治療と鍼灸治療を併用することで、回復の可能性を最大限に高めることができます。薬だけ、鍼だけではなく、それぞれの良さを組み合わせたアプローチが、あなたの聴力を取り戻す力になるかもしれません。どんな小さな疑問や不安でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。


院長:武智

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