
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。朝起きて突然片方の耳が聞こえなくなったら、誰でも驚きますし不安になりますよね。しかも今日は大事な会議があるし、プロジェクトの締め切りも迫っている。そんな状況で「仕事を休むべきか、それとも無理してでも出勤するべきか」と迷っている方が、実はとても多いんです。
今回は突発性難聴を発症したときの仕事への向き合い方、休むべきタイミング、そして復職までの道のりについて、お伝えしていきます。一人で抱え込まず、まずは正しい知識を持つことが大切です。


突発性難聴は早期治療が何より大切です。「仕事が…」と躊躇している時間が、回復の可能性を左右することもあります
結論から言えば、突発性難聴を発症したらすぐに仕事を休んで治療に専念することが最優先です。なぜなら発症後48時間から1週間以内に治療を開始できるかどうかが、その後の聴力回復に大きく影響するからです。早期に適切な治療を受けた方の約4割が完治し、約5割が聴力の改善を実感できると言われています。
「仕事を休むのは甘えじゃないか」「周りに迷惑をかけたくない」と考える方がとても多いのですが、これは甘えではありません。むしろ無理をして出勤し、治療が遅れることで聴力が回復せず、結果的に長期間仕事に支障をきたすリスクのほうがはるかに大きいのです。
実際に職場への連絡は、発症した当日中に行うべきです。診察を受けた医療機関で診断書を発行してもらい、上司や人事担当者へ状況を説明しましょう。多くの会社では突発性難聴のような急性疾患に対して、休職制度や傷病手当金などのサポート体制が整っています。まずは自分の体を第一に考えることが、長い目で見て仕事にも良い結果をもたらします。
治療のために必要な休職期間は、症状の重さや治療方法によって異なります。入院してステロイド点滴治療を受ける場合は、約1週間から10日程度の入院が必要になります。通院治療の場合でも、最初の1週間から2週間は連日または数日おきに通院することが求められるため、フルタイムでの勤務は困難です。
治療開始後の経過を見ながら、医師と相談して復職のタイミングを決めていきます。聴力が完全に回復しなくても、日常生活に支障がない程度まで改善すれば、段階的に職場復帰することも可能です。ただし無理は禁物で、短時間勤務から始めるなど、体に負担をかけない働き方を選ぶことが大切です。
ステロイド治療を中心とした薬物療法では、初期の集中治療が重要になります。点滴治療の場合は入院が必要ですが、内服薬や鼓室内注射での治療であれば通院で対応できることもあります。いずれにしても、治療開始から最低でも2週間程度は仕事よりも治療を優先すべき期間と考えてください。
また治療と並行して、安静にすることも回復のために欠かせません。睡眠不足や過労、ストレスは症状を悪化させる要因になるため、自宅でゆっくり休養を取ることが求められます。仕事のことが気になる気持ちはわかりますが、今は体を回復させることだけに集中する時期だと割り切ることが必要です。
突発性難聴と診断されたら、まずは速やかに直属の上司へ連絡しましょう。電話が難しい場合はメールでも構いませんが、できるだけ早く状況を伝えることが大切です。診断名、治療の見通し、休職期間の目安を簡潔に説明し、必要に応じて診断書を提出します。
復職後も聴力に不安が残る場合は、職場での配慮をお願いすることも検討してください。たとえば電話対応を減らしてメールやチャットでのコミュニケーションを増やす、会議では聞こえやすい席に座らせてもらう、静かな環境で業務ができるよう配慮してもらうなど、具体的な要望を伝えることで働きやすい環境を整えることができます。
休職中の収入が途絶えることへの不安を抱える方も多いでしょう。健康保険に加入している会社員であれば、傷病手当金を受け取ることができます。これは病気やケガで仕事を休み、給与が支払われない期間について、標準報酬日額の約3分の2が支給される制度です。
申請には医師の証明と会社の証明が必要になるため、休職が決まった段階で人事担当者に相談し、手続きを進めましょう。申請から支給までには時間がかかることもあるため、早めの対応が安心につながります。
復職のタイミングは、医師の診断と自分の体調を総合的に判断して決めることが大切です。聴力がある程度回復し、めまいや耳鳴りなどの随伴症状が落ち着いていることが目安になります。ただし完全に元の状態に戻ることは難しいケースもあるため、今できることから少しずつ始めるという姿勢が大切です。
いきなりフルタイム勤務に戻るのではなく、短時間勤務やリモートワークなど、段階的に業務量を増やしていく方法もあります。会社の産業医や人事担当者と相談しながら、無理のない復職プランを立てましょう。焦らず、自分のペースで回復していくことが長期的には最も効率的です。
復職後も疲労やストレスを溜めないよう、生活習慣に気を配ることが重要です。十分な睡眠時間を確保し、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。また職場でのコミュニケーションに不安がある場合は、同僚や上司に自分の状況を理解してもらうことも大切です。
聴力に後遺症が残った場合でも、補聴器の使用や職場環境の調整によって、多くの方が仕事を続けています。一人で悩まず、周囲のサポートを受け入れながら、できることを一つずつ増やしていきましょう。
突発性難聴の原因は完全には解明されていませんが、ウイルス感染、内耳の血流障害、ストレスや疲労の蓄積などが複合的に関与していると考えられています。特に働き盛りの30代から50代に多く見られるのは、仕事のプレッシャーや過労、睡眠不足などが発症のきっかけになっているケースが少なくないからです。
過度なストレスは自律神経のバランスを崩し、内耳への血流を悪化させます。また免疫力の低下により、ウイルス感染のリスクも高まります。日頃から自分の体の声に耳を傾け、無理をしすぎない働き方を心がけることが予防にもつながります。
突発性難聴は再発がまれな病気ですが、ゼロではありません。一度発症した方は、生活習慣の見直しが何より重要です。規則正しい生活リズムを保ち、十分な休養を取ること。適度な運動で血流を良くし、ストレスを発散する時間を持つこと。これらの積み重ねが、再発予防だけでなく全身の健康維持にもつながります。
病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れることで回復をサポートできる可能性があります。当院では内耳への血流改善を目的とした施術を行い、耳周辺や首、肩の筋緊張を緩和することで、体全体のバランスを整えていきます。
特に顎関節と内耳には密接な関係があり、顎の動きを調整することで内耳の環境を改善できることもあります。また自律神経のバランスを整えることで、ストレスによる血流障害の改善も期待できます。ステロイド治療の副作用を軽減したという患者さまの声もいただいており、病院での治療と組み合わせることでより良い結果につながることがあります。
鍼灸治療も、発症から早ければ早いほど効果が期待できます。発症後1か月以内であれば改善の見込みがあり、1週間以内に治療を開始できればさらに理想的です。当院では週に2回から3回の施術を推奨しており、血流が不足した状態を早く確実に回復させることを目指します。
聴力検査の結果を参考にしながら、客観的なデータで効果を確認し、一人一人の状態に合わせた治療計画を立てていきます。耳鳴りやめまいを伴う場合も、全身の状態を診ながら丁寧に対応していきますので、安心してご相談ください。
突発性難聴は突然やってくる病気で、仕事や生活への影響も大きく、不安や焦りを感じるのは当然のことです。でも「休むのは甘えだ」「周りに迷惑をかけたくない」と一人で抱え込む必要はありません。今はまず自分の体を優先し、治療に専念することが何より大切です。
早期に適切な治療を受けることで、多くの方が聴力の回復を実感しています。病院での治療だけでなく、鍼灸治療などの選択肢も検討しながら、できる限りのことをやっていきましょう。当院は耳鼻科疾患の専門施術に力を入れており、これまで多くの突発性難聴の患者さまをサポートしてきました。どんな小さな不安でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください

