
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。朝起きたら突然片方の耳が聞こえにくくなっていた、電話の音が急に聞き取りづらくなったなど、突然の聴力低下に不安を感じていませんか。こうした症状が現れたとき、多くの方が「病院でどんな検査をされるのだろう」「痛い検査があるのでは」と心配されます。
今回は突発性難聴を疑って耳鼻科を受診する前に知っておきたい検査の内容や流れについて、わかりやすくお伝えしていきます。事前に検査内容を知っておくことで、受診当日の不安が少しでも軽くなれば幸いです。


検査は痛くないものがほとんどですので、安心して受診してくださいね
突発性難聴は原因不明で突然片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。診断には複数の検査を組み合わせて、他の病気との区別をしながら総合的に判断していきます。耳鼻科では問診から始まり、聴力検査や画像検査など段階を踏んで原因を探っていくのが一般的な流れです。
病院での診察時間は初診で30分から1時間程度かかることが多く、検査結果によってはさらに詳しい検査が追加されることもあります。仕事や家事で忙しい中でも、早期に受診することが何より大切ですから、半日程度の時間は確保しておくと安心です。
最初に行われるのが問診です。いつから症状が出たのか、どちらの耳が聞こえにくいのか、耳鳴りやめまいはあるか、最近風邪を引いていないかなど、細かく質問されます。医師はこうした情報から突発性難聴の可能性を探り、他の病気との鑑別を進めていきます。
また、普段の生活習慣や仕事の状況、ストレスの有無、持病や服用中の薬についても尋ねられることがあります。正確な診断のためには、些細なことでも遠慮せずに伝えることが重要です。メモを用意しておくと、緊張していても伝え忘れを防げます。
問診の後は耳鏡を使って耳の中を観察します。外耳道や鼓膜に異常がないか、炎症や傷がないかを確認する基本的な検査です。痛みはほとんどなく、数分で終わります。鼓膜の状態を見ることで、中耳炎など他の耳の病気を除外できます。
突発性難聴の診断で最も重要な検査が聴力検査です。いくつかの種類があり、それぞれ異なる目的で実施されます。防音室に入ってヘッドホンを装着し、聞こえた音に反応する形で進められるのが一般的です。
純音聴力検査は突発性難聴の診断基準を満たすかどうかを判断する最も基本的な検査です。さまざまな高さの音を小さい音から徐々に大きくして聞かせ、どのくらいの音量で聞こえるかを調べます。結果はオージオグラムという図表に記録され、どの周波数帯でどの程度聴力が低下しているかが一目でわかります。
突発性難聴の診断基準では、3つ以上の連続した周波数で30デシベル以上の聴力低下が認められることが条件とされています。この検査結果が治療方針を決める重要な判断材料になりますので、集中して正確に反応することが大切です。
純音聴力検査で音は聞こえても、言葉として理解できているかを調べるのが語音聴力検査です。日常会話でよく使われる単語を聞いて、どの程度正確に聞き取れるかを評価します。電話や会議での聞き取りにくさは、この検査結果と関連していることが多いです。
鼓膜の動きや中耳の状態を調べる検査です。耳に小さな器具を入れて圧力をかけ、鼓膜がどのように振動するかを測定します。中耳炎や耳管機能障害など、突発性難聴以外の原因を除外するために行われます。数分で終わり、痛みもありません。
聴力検査で異常が確認された場合、次に行われるのが画像検査です。突発性難聴と症状が似ている病気を除外し、より正確な診断を下すために実施されます。
MRI検査は聴神経腫瘍や脳の異常を調べるために行われます。突発性難聴と診断される前に、腫瘍や脳梗塞など他の重大な病気がないかを確認する大切な検査です。検査時間は30分から1時間程度で、横になって静かにしている必要があります。
閉所恐怖症の方には少しつらいかもしれませんが、目を閉じてリラックスすることを心がけてください。検査中は大きな音がしますが、痛みはまったくありません。造影剤を使う場合もありますが、アレルギーの有無は事前に確認されますので安心です。
骨の構造を詳しく見る必要がある場合にはCT検査が選ばれます。内耳の骨折や先天的な異常、慢性中耳炎の影響などを調べるのに適しています。MRIよりも短時間で終わり、閉所恐怖症の方にも受けやすい検査です。
突発性難聴の原因として、ウイルス感染や自己免疫疾患、血液の流れに関わる病気が疑われる場合には血液検査が行われます。炎症反応や免疫機能、血糖値やコレステロール値など、全身の健康状態を把握することで治療方針の参考にします。
糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方は、それらが内耳の血流に影響している可能性も考えられます。普段から持病がある方は、お薬手帳を持参すると診察がスムーズに進みます。
突発性難聴では耳鳴りとともにめまいを伴うことがあります。めまいがある場合には、平衡機能検査が追加されることがあります。眼振検査や重心動揺検査などで、内耳の前庭機能に異常がないかを調べます。
メニエール病や前庭神経炎など、めまいを主症状とする他の病気との区別をつけるために重要な検査です。検査中に一時的にめまいが強くなることもありますが、検査後は安静にすることで落ち着いてきます。
突発性難聴は発症から治療開始までの時間が回復率に大きく影響します。症状が出てから48時間以内、遅くとも1週間以内に受診することが理想的です。早ければ早いほど聴力が戻る可能性が高くなりますので、「様子を見よう」と思わずにすぐに耳鼻科を受診してください。
検査費用は保険適用で初診時に5000円から1万円程度が目安です。MRI検査など高額な検査が追加される場合は、さらに費用がかかることもあります。ただし、聴力を失ってしまうリスクを考えれば、早期の検査は決して高い投資ではありません。
すべての検査結果が揃うと、医師から診断と治療方針の説明があります。突発性難聴と診断された場合、ステロイド薬による治療が第一選択となることが多いです。症状の程度によっては入院治療が必要になることもあります。
治療開始後も定期的に聴力検査を行い、回復の経過を確認していきます。治療効果が十分でない場合には、治療方法を変更したり追加したりすることもあります。焦らず医師の指示に従いながら、根気よく治療を続けることが大切です。
病院での標準治療を受けながら、鍼灸治療を併用される方も増えてきています。鍼灸は内耳への血流を改善し、自律神経のバランスを整えることで、突発性難聴の回復をサポートします。当院では耳周辺のツボだけでなく、首や肩の緊張、顎関節の調整など全身のバランスを整えるアプローチを行っています。
実際に耳鼻科でステロイド治療を受けながら当院で鍼灸治療を併用された患者さんからは、ステロイドの副作用が軽減されたという声もいただいています。病院での検査データを参考にしながら、一人一人の状態に合わせた施術計画を立てていきますので、聴力検査の結果をお持ちいただけると治療がスムーズに進みます。
耳鼻科を受診する際には、いくつか準備しておくと診察がスムーズです。まず症状が出た日時や状況をメモしておきましょう。朝起きたときに気づいた、仕事中に急になったなど、できるだけ詳しく記録しておくと医師への説明がしやすくなります。
また、過去に耳の病気にかかったことがある方や、めまいの経験がある方は、そのときの診断名や治療内容もメモしておきましょう。現在服用中の薬がある方は、お薬手帳を忘れずに持参してください。アレルギーの有無も重要な情報です。
検査を受けて治療が始まった後も、日常生活での注意が必要です。十分な睡眠と休息を取り、ストレスをためないように心がけてください。無理をして仕事を続けると、回復が遅れる可能性があります。医師から安静の指示があった場合には、しっかり守ることが大切です。
大きな音への暴露は避け、イヤホンやヘッドホンの使用も控えめにしましょう。激しい運動や飲酒、喫煙も症状を悪化させることがありますので注意が必要です。体を冷やさないようにして、特に首から肩にかけての血行を良くすることを意識してください。
突然の聴力低下は誰でも大きな不安を感じるものです。仕事や家事への影響も心配になりますし、このまま聞こえなくなったらどうしようという恐怖もあるでしょう。ですが、一人で悩んでいる時間がもったいないのです。早く検査を受けて適切な治療を始めることが、何より大切な第一歩になります。
当院では突発性難聴の改善事例を数多く経験しており、病院での治療と並行しながら鍼灸治療で回復をサポートしています。検査結果を見ながら客観的に状態を把握し、今のあなたに最適な施術計画を一緒に考えていきます。どんな小さな不安でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの聴力を取り戻すために、全力でサポートいたします。

