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突発性難聴と自己免疫の関係を解説

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然片方の耳が聞こえにくくなったとき、病院で「ステロイド治療」を勧められたことはありませんか。実はこのステロイドという薬、免疫を抑える働きを持っています。そのため、突発性難聴を調べていくと「自己免疫」という言葉に行き着く方も少なくありません。

今回は、突発性難聴と自己免疫がどのように関係しているのか、またその治療にステロイドがなぜ使われるのかをお伝えします。自己免疫疾患の既往歴がある方や、ステロイド治療の説明を受けたけれど詳しく知りたいという方にも役立つ内容になっています。

院長:武智

自己免疫との関係を知ることで、治療への不安も減らせると思います

目次

突発性難聴の原因として考えられる自己免疫反応

突発性難聴の発症原因はまだ完全には解明されていませんが、主に「ウイルス感染説」と「血流障害説」、そして「自己免疫説」の3つが有力とされています。自己免疫説では、本来体を守るはずの免疫システムが誤って自分の内耳を攻撃してしまい、聴力が低下するという仕組みです。

自己免疫疾患とは、免疫が正常な組織を敵とみなして攻撃してしまう状態を指します。関節リウマチや橋本病、全身性エリテマトーデスなどがその代表例です。これらの疾患を持っている方は、免疫システムがもともと過敏に働きやすい傾向があるため、内耳に対しても過剰な反応を起こす可能性が指摘されています。

内耳における自己免疫反応のメカニズム

内耳は体の奥深くに位置し、外部の異物が直接侵入しにくい臓器です。そのため通常は免疫細胞があまり活発に働かない場所とされています。しかし何らかのきっかけで免疫システムが内耳の細胞を異物と認識してしまうと、炎症反応が起きて内耳のリンパ液や有毛細胞が障害を受けます。その結果、音を脳に伝える働きが損なわれ、突然の難聴として症状が現れるのです。

自己免疫反応による突発性難聴では、片側だけでなく両側の耳に症状が出ることもあります。また再発や進行を繰り返す傾向があるため、早期の診断と継続的な治療が重要になります。血液検査で自己抗体が検出される場合もありますが、すべてのケースで陽性になるわけではありません。

ステロイド治療が突発性難聴に使われる理由

突発性難聴の治療において、ステロイドは最も広く用いられる薬剤の一つです。ステロイドには強力な抗炎症作用と免疫抑制作用があり、内耳で起きている炎症を鎮め、自己免疫反応を抑える働きが期待されます。発症後できるだけ早くステロイドを投与することで、聴力の回復率が高まるとされています。

治療開始までの時間が短いほど効果が高いという特徴があるため、医師から「すぐに治療を始めましょう」と勧められるのはこのためです。点滴や内服、または鼓膜を通じて直接薬剤を注入する鼓室内注入といった方法があり、症状や重症度に応じて使い分けられます。

ステロイド治療のメリットと注意点

ステロイド治療の最大のメリットは、内耳の炎症を速やかに抑え、聴力回復の可能性を高めることです。特に発症から48時間以内に治療を開始した場合、回復の見込みが大きくなります。治療期間は通常1〜2週間程度ですが、症状によってはそれ以上続くこともあります。

一方で、ステロイドには副作用のリスクもあります。血糖値の上昇、胃腸障害、不眠、気分の変動、免疫力の低下による感染症リスクなどが挙げられます。糖尿病や高血圧、胃潰瘍の既往がある方は、医師と相談しながら慎重に治療を進める必要があります。副作用が心配な場合は、遠慮せず医師に伝えることが大切です

自己免疫疾患を持つ方のリスクと対応

関節リウマチや橋本病などの自己免疫疾患をすでに持っている方は、突発性難聴を発症するリスクがやや高い傾向にあります。これは免疫システムがもともと不安定で、刺激に対して反応しやすい体質であるためです。ストレスや疲労、睡眠不足などが引き金となり、内耳への攻撃が始まることがあります。

自己免疫疾患の治療中にステロイドや免疫抑制剤を服用している方でも、突発性難聴は発症します。むしろ、薬の調整や体調の変化がきっかけで症状が出ることもあるため、定期的な聴力チェックや耳鼻科との連携が望まれます。

予防のために意識したい生活習慣

自己免疫疾患を持つ方が突発性難聴を予防するためには、まず免疫バランスを整える生活習慣が欠かせません。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理といった基本的なことが、免疫の暴走を防ぐ土台となります。

  • 規則正しい生活リズムを保つ
  • 過労を避け、適度な休息をとる
  • 塩分や刺激物を控えめにする
  • 自己判断で薬をやめたり増やしたりしない
  • 定期的に耳鼻科で聴力検査を受ける

また、風邪やインフルエンザなどの感染症が引き金になることもあるため、手洗いやうがい、予防接種といった基本的な感染対策も重要です。体調に少しでも異変を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

鍼灸治療における自律神経と免疫へのアプローチ

病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れることも選択肢のひとつです。鍼灸は自律神経のバランスを整え、血流を改善する働きがあります。自律神経が整うことで免疫システムの過剰な反応が落ち着き、体全体の調子が整いやすくなります。

当院では、内耳への血流を促進するために耳周辺や首、肩のツボに施術を行います。顎関節と内耳は解剖学的に近い位置にあるため、顎の動きを整えることも内耳の機能回復に繋がります。全身のバランスを診て施術することで、根本原因からの改善を目指します

ステロイド治療との併用による相乗効果

鍼灸治療は、ステロイド治療の副作用を軽減する助けにもなります。実際に当院にお越しになった患者さんの中にも、鍼治療を併用することでステロイドの副作用が少なく済んだという声をいただいています。鍼灸による血流改善と自律神経の調整が、薬の効果を高め、体への負担を減らすサポートになるのです。

治療の効果は、発症からの時間や症状の程度によって異なります。できるだけ早い段階で治療を開始することが理想的ですが、発症から1ヶ月以内であれば改善の見込みは十分にあります。聴力検査の結果を参考にしながら、一人ひとりに合わせた治療計画を立てていきます。

検査データで治療の効果を確認する重要性

突発性難聴の治療では、症状の変化を客観的に把握することが欠かせません。聴力検査(オージオグラム)を定期的に行うことで、治療がどのくらい効果を上げているかを数値で確認できます。耳鼻科での検査結果をお持ちいただければ、鍼灸治療の計画にも反映させることが可能です。

自己免疫疾患を持つ方の場合、血液検査で自己抗体の値を定期的にチェックすることも大切です。免疫の状態を把握することで、突発性難聴の再発リスクを予測したり、治療方針を調整したりする判断材料になります。

治療期間と通院の目安

突発性難聴の治療期間は、症状の程度や発症からの時間によって異なります。一般的には1〜3ヶ月程度の通院が必要になります。初期の段階では週に2〜3回の施術を行い、内耳の血流を集中的に改善させます。症状が落ち着いてきたら、週1〜2回のペースに減らしていきます。

治療段階通院頻度目的
初期(発症1週間以内)週2〜3回血流改善と炎症の鎮静化
回復期(2週間〜1ヶ月)週1〜2回聴力の回復と安定化
維持期(1ヶ月以降)週1回または隔週再発予防と体質改善

5〜10回の施術で改善の兆しが見られれば、継続することで大きな成果が期待できます。逆に効果が感じられない場合は、治療方針を見直したり、別の要因がないか検査を追加したりすることもあります。

一人で悩まず早めの相談を

突発性難聴は、発症してから治療を始めるまでの時間が何より大切です。自己免疫との関係が疑われる場合でも、まずは早期に専門家へ相談することが聴力回復への第一歩となります。ステロイド治療に不安がある方、自己免疫疾患を持っていて突発性難聴のリスクが心配な方も、遠慮なくお話しください。

当院では、耳鼻科での治療と並行して鍼灸治療を行うことで、体全体のバランスを整え、回復を後押しします。国家資格を持つ院長が、初回から最後まで一貫して担当しますので、症状の変化を見逃さず、丁寧にサポートいたします。

自己免疫と突発性難聴の関係を理解し、適切な治療を選択することで、聴力を取り戻す可能性は十分にあります。どんな小さな疑問や不安でも構いません。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの聴力と健康を守るために、全力でサポートいたします。


院長:武智

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