
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然聞こえが悪くなり、病院で突発性難聴と診断されたとき、誰もが不安な気持ちになります。治療中にふと頭をよぎるのは「普段通りの生活をしてもいいのかな?」という疑問ではないでしょうか。
特に「お風呂に入っても大丈夫なのか」「温まると症状は悪化するのか」「シャワーだけにしておくべきか」といった疑問を抱える方が本当に多いのです。医師に聞きそびれてしまったり、診察の時間が短くて細かいことまで聞けなかったりする経験は、あなただけではありません。
今回は、突発性難聴と入浴の関係について詳しくお伝えします。治療中の日常生活における不安を少しでも軽くできればうれしく思います。


治療中の入浴について正しく知ることが、回復への第一歩になります
まず結論からお伝えすると、突発性難聴の治療中にお風呂に入ること自体は基本的に問題ありません。むしろ適切な入浴は、血流を改善し回復を助ける効果が期待できます。突発性難聴は内耳への血流不足が関係していると考えられているため、全身を温めることで耳周辺の血流が促進され、組織の修復がスムーズに進む可能性があります。
お風呂に入ってリラックスすることで、自律神経のバランスも整いやすくなります。突発性難聴の原因のひとつとしてストレスや疲労があげられますが、温かいお湯に浸かる時間は心身ともに緊張をほぐしてくれます。発症直後の不安な気持ちを抱えているときこそ、安らぎの時間が必要です。
ただし、熱すぎるお湯や長時間の入浴は体に負担をかけることがあります。適度な温度と時間を守ることが大切です。自分の体調を観察しながら、無理のない入浴習慣を続けていきましょう。
お風呂の温度は39〜40度程度のぬるめが理想的です。42度を超えるような熱いお湯は交感神経を刺激し、かえって血管が収縮してしまうことがあります。治療中はできるだけ体をリラックスさせ、副交感神経を優位にしてあげることが回復への近道になります。
半身浴よりも全身浴の方が効果的です。全身をしっかり温めることで、耳周辺への血流も効率よく促進されます。肩や首まで浸かることで、首こりや肩こりも同時にほぐれていきます。実は首や肩の筋肉の緊張が内耳への血流を阻害している場合も少なくありません。
入浴時間は10分から15分程度にとどめましょう。長時間の入浴は体力を消耗させ、かえって疲労を増やしてしまいます。治療中は体の回復にエネルギーを使いたい時期ですから、無理のない範囲で入浴を楽しんでください。
入浴中に耳に水が入ることを心配される方もいますが、これは特に問題ありません。突発性難聴は外耳や中耳ではなく、内耳という奥深い部分の障害です。外から水が入っても内耳には到達しませんので安心してください。ただし、もともと中耳炎などの疾患がある場合は主治医に相談しておくとより安心です。
お風呂から上がったあとは、急激な温度変化に気をつけましょう。脱衣所や浴室を温めておくことで、血圧の急変動を防ぐことができます。冬場は特に注意が必要で、寒暖差が大きいと体に負担がかかります。
入浴後の飲酒は避けてください。アルコールは血管を一時的に拡張させますが、その後の急激な収縮を招くことがあります。治療中はアルコールを控え、水分補給は常温の水やお茶で行うようにしましょう。十分な水分補給は血液の流れをよくし、回復を助けてくれます。
入浴後は早めに布団に入り、ゆっくりと体を休めることをおすすめします。質のよい睡眠は自己治癒力を高め、症状の改善を後押ししてくれます。寝る前にスマートフォンを見る時間を減らし、部屋を暗くして心を落ち着かせる習慣をつくりましょう。
温泉やサウナへの入浴についても気になる方が多いようです。結論としては、治療初期の段階では控えた方が無難です。温泉やサウナは通常の入浴よりも温度が高く、体への刺激が強いため、まずは自宅のお風呂で穏やかに体を温める方が安心できます。
サウナは高温の環境に長時間さらされるため、体力を大きく消耗します。発汗による脱水も起こりやすく、血液がドロドロになり、かえって血流が悪化する可能性があります。治療が一段落し、症状が安定してから楽しむ方が賢明です。
温泉自体は悪いものではありませんが、移動の疲労や環境の変化がストレスになることもあります。また公共の温泉施設では長湯をしてしまったり、熱いお湯に我慢して入ってしまったりすることもあるでしょう。症状が改善してきて、主治医の許可が得られてからリラックス目的で訪れるとよいですね。
体調が優れず、どうしてもお風呂に入る気力がないときもあります。そんなときは無理をせず、シャワーで軽く体を流すだけでも構いません。足湯だけでも血流改善の効果は期待できますし、体への負担も少なくて済みます。
洗面器にお湯を張り、首の後ろや手首を温めるのもおすすめです。これらの部位には太い血管が通っているため、効率よく全身を温めることができます。蒸しタオルを首や肩に当てるのも簡単で効果的なセルフケアです。
大切なのは自分の体調と相談しながら、できる範囲でケアを続けることです。完璧を目指さなくても大丈夫。毎日少しずつ体をいたわる習慣が、やがて大きな変化につながっていきます。
入浴以外にも日常生活の中で血流を改善する方法があります。軽いストレッチや散歩など、無理のない範囲での運動は全身の血流を促進します。特に首や肩まわりをゆっくり動かすことは、耳周辺の血流改善に直結します。
デスクワークや家事で長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉が固まってしまいます。30分に一度は立ち上がり、軽く体を動かす習慣をつけましょう。首をゆっくり左右に回したり、肩を上下に動かしたりするだけでも効果があります。
体が冷えると血流が悪くなり、回復を遅らせる原因になります。季節を問わず、首や足首を冷やさないよう心がけてください。カイロや腹巻き、レッグウォーマーなどを活用し、体を内側から温める工夫をしましょう。温かい飲み物を積極的にとることも大切です。
回復を助けるためには、食事からの栄養補給も欠かせません。ビタミンB群は神経の働きを助け、ビタミンEは血流を改善します。亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも内耳の健康を支える重要な栄養素です。
バランスのよい食事を心がけ、緑黄色野菜や魚、ナッツ類などを積極的に取り入れましょう。逆に塩分の多い食事や脂っこい食事は血流を悪化させることがあるため、治療中は控えめにすることをおすすめします。
水分補給も忘れないでください。一日に1.5リットルから2リットルを目安に、こまめに水分を摂取しましょう。血液の粘度が下がり、流れがよくなります。
突発性難聴の背景にはストレスや疲労の蓄積があることが多いと言われています。発症をきっかけに、今までの生活習慣を見直してみることも大切です。仕事や家庭での負担を減らし、自分のための時間を意識的につくりましょう。
睡眠時間をしっかり確保することも回復には欠かせません。夜更かしを避け、毎日同じ時間に寝起きする習慣をつけると、自律神経が整いやすくなります。寝室の環境を整え、リラックスできる空間をつくることも効果的です。
趣味の時間や好きな音楽を聴く時間など、心が安らぐ瞬間を意識的に増やしてください。心の緊張がほぐれると、体の緊張も自然とゆるんでいきます。
病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れることも選択肢のひとつです。鍼灸は内耳への血流改善や自律神経のバランス調整に働きかけるため、突発性難聴との相性がよいとされています。当院でも多くの患者さんが回復の手応えを感じてくださっています。
鍼灸治療では耳周辺だけでなく、首や肩、顎関節などの関連部位も含めて全身を診ていきます。一人一人の体の状態に合わせた施術を行うことで、根本からの改善を目指します。ステロイド治療の副作用を軽減する効果も期待できるため、病院での治療と並行して受ける方も増えています。
発症から早い段階で鍼灸治療を始めるほど、回復の可能性は高まります。もし一週間以内に治療を開始できれば理想的ですが、一ヶ月以内であれば改善の見込みは十分にあります。諦めずにご相談いただければと思います。
突発性難聴の治療中にお風呂に入ることは、適切な方法であれば回復を助ける効果が期待できます。39〜40度のぬるめのお湯に10〜15分程度浸かる全身浴が理想的で、入浴後の飲酒は避けることが大切です。温泉やサウナは症状が落ち着いてから楽しむようにしましょう。
日常生活では血流を改善する工夫を取り入れ、ストレスをためない生活習慣を心がけてください。栄養バランスのよい食事と十分な睡眠も、回復には欠かせない要素です。
突発性難聴は早期の対応が何よりも重要です。不安や疑問を一人で抱え込まず、専門家に相談することで心も体も楽になることがあります。当院では突発性難聴の豊富な改善実績があり、一人一人の状態に合わせた丁寧な施術を行っています。いつでもお気軽にご相談ください。あなたの回復を全力でサポートさせていただきます。

