
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。ある朝突然片耳が聞こえにくくなって、病院で診断を受けたばかりの方も多いのではないでしょうか。「このまま聴力が戻らないのでは」という不安や、仕事を休むべきかどうかの判断に迷われている方もいらっしゃると思います。
今回は突発性難聴と診断された方が、治療中に日常をどう過ごせば良いのか、何に気をつけるべきかについてお伝えしていきます。発症直後は焦りや戸惑いでいっぱいかもしれませんが、適切な知識を持つことで回復への道筋が見えてくるはずです。


突発性難聴の治療では早期対応と日常生活での工夫が回復の鍵を握ります
突発性難聴は片方の耳が突然聞こえにくくなる病気で、耳鳴りやめまいを伴うことも少なくありません。働き盛りの30代から50代に多く発症し、ストレスや疲労、睡眠不足が続いていた方に起こりやすいと言われています。発症に気づいたら、とにかく早めに耳鼻科を受診することが何より大切です。
診断を受けた直後は「仕事はどうしよう」「聴力は元に戻るのか」と不安でいっぱいになるものです。周囲に説明しづらく、理解を得られるか心配になる気持ちもよくわかります。ただ、焦りすぎて無理をしてしまうと、かえって回復を妨げることもあるのです。
治療の効果は発症からの時間に大きく左右されます。一般的に発症から48時間以内、遅くとも2週間以内に治療を開始することが推奨されています。早期治療が重要と聞いて焦る気持ちもあるでしょうが、同時に日常生活での過ごし方も回復に大きく影響するのです。
突発性難聴の治療中には、症状を悪化させる可能性がある行動を避ける必要があります。まず無理な仕事の継続は禁物です。特に電話対応や会議など聴覚を使う業務が多い方は、思い切って休職や業務調整を検討してください。「周りに迷惑をかけたくない」という思いもあるでしょうが、今は自分の体を最優先にする時期です。
大きな音への暴露も避けましょう。イヤホンやヘッドホンでの音楽鑑賞、ライブ会場やカラオケなどの騒音環境は、内耳への負担を増やします。普段何気なく使っているイヤホンも、治療中は控えるのが賢明です。通勤電車の中で音楽を聴く習慣がある方は、この期間だけでも我慢してみてください。
激しい運動やサウナ、長風呂なども避けたほうが良いでしょう。血圧が急激に変動すると内耳への血流が不安定になり、症状に影響を与える可能性があります。お風呂はぬるめのお湯にさっと入る程度にとどめ、体を温めすぎないよう注意が必要です。
飲酒や喫煙も控えてください。アルコールは血管を拡張させて一時的には血流が良くなるように感じますが、その後の血管収縮により内耳への血流が不安定になります。喫煙は血管を収縮させ、内耳への酸素供給を妨げるため、回復を遅らせる大きな要因となります。
突発性難聴の発症にはストレスや疲労が深く関わっていることが多いのです。仕事の締め切りに追われていた、家庭内で心配事があった、睡眠不足が続いていた。こうした状況に心当たりはありませんか。治療中は意識的にストレスを減らし、心身を休める時間を確保することが求められます。
「休むことに罪悪感を覚える」という方もいらっしゃいますが、今は治療に専念する時期だと割り切ることも大切です。職場や家族に状況を説明し、協力を求めてみてください。理解ある環境を整えることも、回復への重要なステップなのです。
コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは、血管を収縮させる作用があります。普段からカフェインを多く摂取している方は、治療中は控えめにすることをお勧めします。どうしても飲みたい場合は、1日1杯程度にとどめ、水や麦茶などカフェインレスの飲み物を選ぶようにしましょう。
やってはいけないことを理解したら、次は回復を助けるための積極的なケアについて考えていきましょう。まず何より大切なのは十分な睡眠と休養です。睡眠中に体は修復作業を行いますから、質の良い睡眠を7時間以上確保することを心がけてください。
寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は控え、部屋を暗くして静かな環境を整えましょう。どうしても眠れないときは無理せず、横になって目を閉じているだけでも体は休まります。昼間に眠気を感じたら、短時間の昼寝も効果的です。
食事面では、バランスの取れた栄養摂取を意識してください。ビタミンB群や亜鉛、オメガ3脂肪酸などは神経の修復に役立つとされています。青魚や緑黄色野菜、ナッツ類などを積極的に取り入れると良いでしょう。塩分の摂りすぎは血流に悪影響を与えるため、薄味を心がけることも大切です。
水分補給も忘れずに行ってください。脱水状態は血流を悪化させ、内耳への栄養供給を妨げます。1日に1.5リットル程度の水分を、こまめに摂取するよう心がけましょう。ただし冷たい飲み物は体を冷やすため、常温か温かい飲み物を選ぶのがお勧めです。
首や肩のこりは内耳への血流を阻害する要因になります。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方は、特に注意が必要です。1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチをし、首をゆっくりと左右に動かしてみてください。
温めることも効果的です。蒸しタオルを首や肩に当てたり、ホットパックを使ったりすることで、筋肉の緊張がほぐれて血流が改善されます。お風呂上がりに首回りを優しくマッサージするのも良いでしょう。ただし強く押しすぎないよう、気持ちいい程度の力加減を守ってください。
自律神経の乱れは突発性難聴の大きな要因です。ストレスや不規則な生活で交感神経が優位になりすぎると、血管が収縮して内耳への血流が悪くなります。深呼吸や軽い散歩、好きな音楽を小さな音で聴くことなどは、副交感神経を優位にしてリラックス効果をもたらします。
朝日を浴びることも自律神経のリズムを整えるのに役立ちます。起床後はカーテンを開けて、5分でも良いので日光を浴びる習慣をつけてみてください。体内時計が整うことで、睡眠の質も向上します。
突発性難聴と診断されたとき、多くの方が悩むのが仕事との両立です。症状の程度にもよりますが、発症直後の急性期には思い切って休職することをお勧めします。早期治療が最も重要な時期に無理をすると、回復のチャンスを逃してしまう可能性があるからです。
職場への説明が難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。その場合は医師の診断書を提出し、病状や必要な配慮について理解を求めてください。電話対応が難しい、会議での聞き取りが困難といった具体的な支障を伝えることで、適切な業務調整につながることもあります。
もし休職が難しい場合は、在宅勤務への切り替えや時短勤務、騒音の少ない環境への配置転換などを相談してみましょう。周囲に迷惑をかけたくない気持ちはわかりますが、今は自分の体を守ることが最優先です。回復してから以前のように働けるよう、今は治療に集中する時間を確保してください。
復職のタイミングは医師と相談しながら慎重に決めましょう。聴力がある程度回復し、日常生活に支障がなくなってきたら、段階的に仕事復帰を検討します。いきなりフルタイムで働くのではなく、短時間勤務から始めて徐々に時間を延ばしていく方法が安全です。
復職後も定期的な通院は続けてください。症状が落ち着いたように見えても、内耳の状態は完全に回復していないこともあります。無理をして再び悪化させることのないよう、自分の体の声に耳を傾けながら働くことが大切です。
片耳が聞こえにくくなると、家族や友人との会話にも支障が出てきます。聞き返しが増えることで相手を不快にさせているのではないかと気にする方も多いのですが、まずは自分の状況をきちんと説明することが大切です。
「今、突発性難聴の治療中で片耳が聞こえにくいので、聞き返すことがあるかもしれません」と最初に伝えておくだけで、相手の理解が得られやすくなります。聞こえやすい方の耳側に立ってもらう、少しゆっくり話してもらうなど、具体的なお願いをすることも効果的です。
家族には特に協力をお願いしましょう。静かな環境を作ってもらう、家事を分担してもらうなど、治療に専念できる環境を整えることが回復への近道です。一人で抱え込まず、周囲の支えを受け入れることも治療の一部だと考えてください。
病院での治療と並行して、鍼灸治療を受けることも回復を助ける有効な方法です。鍼灸は内耳への血流を改善し、自律神経のバランスを整える作用があります。特に首や肩の緊張、顎関節の問題が関係している場合には、全身のバランスを調整する鍼灸治療が効果を発揮することが多いのです。
当院では突発性難聴に対して、耳周辺だけでなく全身の状態を詳しく検査し、一人ひとりの原因に合わせた施術を行っています。内耳の血流改善、顎関節の調整、首肩こりの解消、自律神経の調整など、複合的なアプローチで回復をサポートします。
発症から早い段階で鍼灸治療を始めるほど、改善の可能性は高まります。理想的には発症から1週間以内、遅くとも1ヶ月以内に治療を開始できれば効果が期待できます。週に2〜3回の施術を1〜3ヶ月続けることで、多くの方が改善の兆しを実感されています。
鍼灸治療は病院での治療と併用することができます。むしろステロイド治療などの西洋医学的アプローチと、血流改善や自律神経調整を目指す鍼灸治療を組み合わせることで、相乗効果が期待できるのです。実際に当院でも、耳鼻科での治療を継続しながら鍼灸施術を受けることで回復された方が数多くいらっしゃいます。
どちらか一方だけではなく、両方の良いところを取り入れる統合的なアプローチが、突発性難聴のような複雑な病態には適していると私たちは考えています。
突発性難聴は再発することはまれですが、同じような生活習慣を続けていると、別の健康問題につながる可能性があります。この機会に自分の生活を見直し、体を大切にする習慣を身につけることをお勧めします。
規則正しい生活リズム、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠。当たり前のことのようですが、忙しい毎日の中でこれらを維持するのは簡単ではありません。でも、一度体調を崩したからこそ、健康の大切さに気づけたのではないでしょうか。
ストレス管理も重要です。仕事や人間関係で無理をしすぎていないか、定期的に自分の心と体に問いかけてみてください。趣味の時間を作る、自然の中を散歩する、好きな音楽を聴くなど、自分なりのリラックス方法を見つけることが予防につながります。
突発性難聴と診断されたとき、多くの方が「もう元には戻らないのでは」という不安を抱えます。確かに早期治療が重要で、時間との勝負という側面もありますが、適切なケアと生活習慣の改善により、回復の可能性は十分にあるのです。
大切なのは焦りすぎず、でも油断せず、今できることを一つずつ実践していくことです。やってはいけないことを避け、回復を助ける習慣を取り入れ、必要であれば専門家のサポートを受ける。そうした積み重ねが、あなたの体を本来の状態に戻していくのです。
当院には突発性難聴の治療経験が豊富にあり、多くの方の回復をサポートしてきました。病院での治療だけでは改善しなかった方、薬の副作用が心配な方、より根本的なアプローチを求めている方。どんな状況でも、一人で悩まずにご相談ください。
あなたの体の状態を詳しく検査し、最適な治療計画を一緒に考えていきます。突発性難聴は早期対応が鍵ですから、少しでも気になることがあれば、今すぐご連絡ください。あなたの聴力を取り戻し、安心して毎日を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます

