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突発性難聴は本当に治る?回復率と治療のタイミング

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。ある朝突然、片方の耳が聞こえにくくなった経験はありませんか?電話の声が聞き取れない、会話で何度も聞き返してしまう、そんな症状に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「このまま耳が聞こえなくなったらどうしよう」「仕事に支障が出てしまう」「家族との会話も楽しめなくなるのでは」と、さまざまな心配が頭をよぎるかもしれません。今回は、多くの方が気になる突発性難聴の回復率について、私の臨床経験も交えながらお伝えしていきます。

院長:武智

発症から治療開始までの時間が、回復率を大きく左右します

目次

突発性難聴の回復率はどのくらいなのか

突発性難聴と診断されたとき、誰もが真っ先に知りたいのは「治るのか」ということではないでしょうか。実際の臨床データを見ると、完治する方が約3分の1、症状が改善する方が約3分の1、残念ながら改善が見られない方が約3分の1という割合になっています。言い換えれば、何らかの改善が期待できる方は全体の約60~70%です。

この数字を見て「思ったより低い」と感じる方もいれば、「改善の可能性がある」と希望を持つ方もいらっしゃるでしょう。大切なのは、この回復率が「いつ治療を始めるか」によって大きく変わってくるという点です。発症してすぐに適切な治療を受けた場合と、様子を見ているうちに数週間が経過してしまった場合とでは、結果に大きな差が生まれてしまいます。

当院にいらっしゃる患者さんの中にも、「最初は疲れのせいかと思って放置してしまった」「まさか自分が突発性難聴になるとは思わなかった」とおっしゃる方が少なくありません。症状に気づいた瞬間から、すでに回復への道のりは始まっているのです。

発症からの時間経過と回復率の関係

発症から48時間以内に治療を開始できれば、回復率は60~70%まで期待できます。この「48時間」という数字が、多くの医療機関で強調される理由です。内耳への血流が滞り、酸素や栄養が届かない状態が続くと、聴覚を司る細胞が次第にダメージを受けていきます。

発症から1週間以内であれば、回復率は40~60%程度になります。2週間以内になると20~30%まで下がり、1ヶ月を過ぎると症状が固定してしまう可能性が高くなるのです。このように時間が経過すればするほど、改善の見込みは低下していきます。

ただし、これはあくまで統計上の数字であり、個人差も大きく関係してきます。発症から時間が経過していても、諦めずに治療を続けることで改善が見られるケースもあります。実際に当院では、発症から数週間経過した方でも、鍼灸治療と病院での治療を併用することで聴力が回復した事例もあるのです。

回復に影響する要因とは

回復率を左右する要因は、治療開始のタイミングだけではありません。難聴の重症度も大きく関わってきます。聴力検査の結果によって、Grade1からGrade4までの分類があり、数字が大きくなるほど重症度が高く、回復も難しくなる傾向があります。

めまいの有無も重要なポイントです。めまいを伴う突発性難聴は、めまいがない場合に比べて予後が良くないとされています。これは内耳全体へのダメージが大きいことを示唆しているためです。また、年齢が若いほど回復しやすく、高齢になるほど細胞の再生能力が低下するため、改善に時間がかかることもあります。

さらに、糖尿病や高血圧といった基礎疾患がある方は、血流障害が起こりやすく、内耳への血流改善が難しくなることがあります。ストレスや疲労の蓄積、睡眠不足なども、体の回復力を低下させる要因となるのです。

具体的な回復過程を知っておこう

治療を開始してから、どのように症状が改善していくのか気になる方も多いでしょう。一般的には、治療開始後数日から数週間で効果が現れ始めます。特に発症から1週間以内の改善度合いが、その後の予後を大きく左右すると言われています。

症状の固定は、多くの場合1~3ヶ月程度で起こります。ただし、重症例であっても半年間は改善の可能性があるため、焦らず継続的に治療を受けることが大切です。当院では聴力検査の結果を参考にしながら、患者さんと一緒に治療の効果を確認し、その都度最適な施術プランを組み立てていきます。

「少しずつ聞こえるようになってきた」「耳鳴りが小さくなった」といった小さな変化も、回復のサインです。こうした変化を見逃さず、希望を持って治療を続けることが、結果につながっていくのです。

鍼灸治療が突発性難聴に有効な理由

病院でのステロイド治療と並行して、鍼灸治療を受けることで回復率が高まることがあります。鍼灸治療の最大の特徴は、内耳への血流を直接的に改善できる点です。耳周辺のツボだけでなく、首や肩、顎関節といった関連部位にもアプローチすることで、血流を促進し、内耳に必要な酸素や栄養を届けやすくします。

顎関節と内耳には密接な関係があり、顎の動きが制限されることで内耳の機能にも影響が出ることがあります。病院では耳は耳鼻科、顎は口腔外科と別々に診るため、この関連性に気づきにくいのですが、鍼灸では全身のバランスを整えることで、こうした問題にも対応できるのです。

また、首こりや肩こりも突発性難聴に深く関わっています。首や肩の筋肉が緊張すると、内耳に向かう血管が圧迫され、血流が滞ってしまいます。全身にあるツボを活用しながら、根本原因から解決していくことが、当院の治療の特徴です。

自律神経を整えることの重要性

ストレスや疲労により自律神経のバランスが崩れると、血管の収縮や拡張がうまく調節できなくなり、内耳への血流が不安定になります。鍼灸治療は自律神経系に直接アプローチできるため、突発性難聴との相性が非常に良いのです。

実際に当院で治療を受けた患者さんからは、「ステロイド投薬の副作用があまりなかったのも鍼のおかげだと思います」「身体も精神的にも楽になりました」といった声をいただいています。薬だけでは取り切れない複合的な原因に対して、鍼灸治療は有効な手段となるのです。

治療のタイミングと通院頻度について

当院では、突発性難聴の方には週に2~3回の施術をお勧めしています。これは内耳の血流を早く確実に取り戻すために必要な頻度です。血流が不足した状態が続くと、一時的に機能が低下していた細胞が完全に死滅してしまい、回復が難しくなってしまいます。

発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みは十分にあります。もし1週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的です。治療期間は1~3ヶ月を目安としており、耳鳴りやめまいを伴う場合は週1~2回の通院が必要になることもあります。5~10回の施術で改善の兆しが現れた場合は、継続することでさらなる改善が期待できます。

完治しなかった場合の選択肢

残念ながら、全ての方が完全に回復するわけではありません。しかし、完治に至らなくても生活の質を保つ方法はいくつもあります。補聴器の使用は、聞こえを補う有効な手段です。最近の補聴器は性能が向上しており、日常生活での不便を大きく軽減してくれます。

また、聞こえにくい側の耳を意識的に守る工夫や、コミュニケーションの取り方を変えることで、ストレスを減らすこともできます。趣味や娯楽活動も、工夫次第で引き続き楽しむことが可能です。

当院でも、症状が固定した後のリハビリテーションや、残った症状との付き合い方についてアドバイスをさせていただいています。一人で抱え込まず、専門家と一緒に前向きな選択肢を探していくことが大切です。

日常生活で気をつけたいこと

突発性難聴の治療中、そして予防のためにも、日常生活での注意が欠かせません。まず大切なのは、無理をせず安静にすることです。激しい運動や大きな音への暴露は避け、体をしっかり休めましょう。

睡眠不足やストレスの蓄積は、回復を妨げる大きな要因です。規則正しい生活リズムを心がけ、十分な睡眠時間を確保してください。食事では、塩分を控えめにし、バランスの良い栄養を摂ることが重要です。水分補給もこまめに行い、体の循環を良好に保ちましょう。

糖尿病や高血圧がある方は、基礎疾患のコントロールも欠かせません。これらの病気は血流障害を引き起こしやすく、内耳への影響も大きいためです。定期的に医療機関を受診し、適切な管理を続けることが再発予防にもつながります。

再発のリスクと予防策

突発性難聴の再発はまれですが、同じ耳や反対側の耳に起こることもあります。一度経験した方は、再び同じ症状が出ないか不安に感じることも多いでしょう。再発を防ぐためには、生活習慣の見直しが何より大切です。

ストレスや疲労をため込まず、適度な運動や趣味の時間を作ることで、心と体のバランスを整えましょう。風邪やアレルギーの管理も重要です。鼻づまりが続くと呼吸が浅くなり、体調不良を引き起こしやすくなります。花粉症などのアレルギー症状がある場合は、適切な治療を受けることも大切です。

まとめ:一人で抱え込まないで

突発性難聴は、発症から治療開始までの時間が回復率を大きく左右する病気です。「治るかもしれない」という希望を持ちながらも、「もう手遅れかもしれない」という不安が交錯する中で、一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

私が18年以上の臨床経験の中で感じているのは、突発性難聴の原因は一つに断定できるものではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。だからこそ、薬だけでは解決しきれない問題もあります。鍼灸治療は、そうした複合的な原因に対して、全身からアプローチできる強みがあるのです。

病院での治療と並行して鍼灸治療を受けることで、回復率が高まる可能性があります。時間が経過していても、諦めずに治療を続けることで改善が見られるケースもあります。どんなに小さな変化でも、それは体が回復に向かっているサインかもしれません。

「耳が聞こえにくい」という症状は、日常生活や仕事、家族とのコミュニケーションに大きな影響を与えます。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談してください。当院では、初回から最後まで院長である私が責任を持って担当し、検査結果を分かりやすく説明しながら、あなたに最適な治療計画を一緒に組み立てていきます。不安なこと、分からないことがあれば、どんな小さなことでも遠慮なくお伝えください。あなたの「聞こえる喜び」を取り戻すために、全力でサポートいたします。


院長:武智

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