
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。朝起きたら片方の耳が何だかこもった感じがする。電話の声が聞き取りにくくなった。そんな経験はありませんか?突然の耳の異変に不安を感じて、今このページをご覧になっているのではないでしょうか。
突発性難聴は、ある日突然片方の耳が聞こえにくくなる病気です。初期症状として「音がこもる」「耳が詰まった感じ」を訴える方がとても多いのです。会議中に同僚の声が遠く感じたり、テレビの音量を上げても聞き取りにくかったりと、日常生活の中でふと違和感に気づくことがあります。
こうした症状が出たとき、すぐに病院へ行くべきなのか、それとも様子を見ても大丈夫なのか。判断に迷いますよね。このページでは、音がこもる症状が現れたときに知っておいていただきたいことを、名古屋で耳鼻科疾患の鍼灸治療に携わってきた経験からお伝えしていきます。


突発性難聴は時間との勝負です。早めの対処が聴力回復のカギを握ります
突発性難聴の初期症状として最も多いのが、この「音がこもる」という感覚です。完全に聞こえなくなるわけではなく、まるで水中にいるような、あるいは耳に膜が張ったような感じがします。自分の声が頭の中で響いたり、相手の話している内容がぼんやりとしか聞こえなかったりする状態です。
多くの方が朝起きた時に気づきます。いつもと違う耳の感覚に戸惑いながらも、「疲れているだけかな」「耳垢が詰まっているのかも」と軽く考えてしまいがちです。ところが突発性難聴は原因不明で内耳に障害が起こる病気であり、放置すると聴力が回復しなくなる可能性があります。
厚生労働省の調査では年間約2万から3万人が発症していると推定されており、決して珍しい病気ではありません。働き盛りの30代から50代に多く見られ、ストレスや過労が蓄積している時期に発症しやすい傾向があります。最近、睡眠不足が続いていたり、仕事で無理をしていたりしませんか?
突発性難聴において何より大切なのは、発症後できるだけ早く治療を開始することです。理想的には48時間以内、遅くとも1週間以内に治療を始めることが推奨されています。これは内耳の血流不足や炎症が進行すると、聴覚を司る細胞が徐々にダメージを受けていくためです。
音がこもる程度だからと油断していると、症状が進行して耳鳴りやめまいを伴うこともあります。治療開始が遅れれば遅れるほど、聴力が元に戻る可能性は低くなっていきます。「少し様子を見よう」という判断が、後々大きな後悔につながることもあるのです。
病院では主にステロイド薬による治療が行われます。内耳の炎症を抑え、血流を改善することで聴力の回復を目指します。入院が必要になるケースもありますが、早期であれば通院での点滴治療で改善することも多いです。まずは耳鼻咽喉科を受診して、聴力検査などで現在の状態を確認することが第一歩となります。
音がこもる以外にも、突発性難聴では以下のような症状が現れることがあります。これらに当てはまる場合は、より早急な対応が必要です。
特にめまいを伴う場合は内耳の障害が進んでいる可能性があります。回転性のめまいで立っていられない、吐き気が強いといった症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。
突発性難聴の原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。ウイルス感染による内耳の炎症、内耳への血流障害、ストレスや疲労の蓄積、自己免疫反応などが代表的です。糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある方も発症リスクが高いとされています。
臨床の現場で多くの患者さんを診てきた経験から言えるのは、突発性難聴は単一の原因ではなく複合的な要因が絡み合って起こるということです。仕事のプレッシャーで睡眠時間が削られ、食事も不規則になり、気づかないうちに身体が悲鳴を上げている状態。そこへウイルス感染や血流の問題が加わることで、内耳という繊細な器官に障害が生じるのです。
内耳は非常に細かい構造をしており、わずかな血流の変化でも機能に大きな影響を受けます。首や肩の筋肉が緊張していると、内耳に向かう血管が圧迫されて必要な酸素や栄養が届きにくくなります。顎関節の動きに制限がある方も要注意です。顎関節と内耳は解剖学的に近い位置にあり、顎の問題が内耳の機能に影響することがあるのです。
ストレスや疲労により自律神経のバランスが崩れると、血管の収縮と拡張がうまく調節できなくなります。すると内耳への血流が不安定になり、聴覚機能が低下してしまいます。自律神経の乱れは現代社会で多くの方が抱えている問題です。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩周りの筋肉が硬くなります。運動不足で全身の血流も滞りがちです。睡眠の質が悪ければ身体の回復も十分に行われません。こうした積み重ねが、ある日突然の耳の症状として表れるのです。
病院での標準的な治療はステロイド薬による炎症の抑制と血流改善です。これは非常に重要な治療ですが、身体全体のバランスを整えることも回復を後押しします。当院では鍼灸治療を通じて、内耳への血流改善と自律神経のバランス調整にアプローチしています。
鍼灸治療では耳周辺のツボだけでなく、首や肩の緊張を緩める施術も行います。筋肉の緊張が解ければ血管への圧迫が減り、内耳に必要な血液が届きやすくなります。顎関節の調整も重要な要素です。全身のバランスを診ながら顎の動きを改善することで、内耳周辺の環境を整えていきます。
病院では耳は耳鼻科、顎は口腔外科と別々に診るため、この関連性に気づきにくいことがあります。しかし東洋医学の視点では身体を全体として捉え、各部位のつながりを重視します。首こり肩こりを解消することが、結果として突発性難聴の改善につながるケースも少なくないのです。
突発性難聴では早く確実に内耳の血流を取り戻すことが大切です。血流が不足した状態が続くと、一時的に機能が低下していた内耳の細胞が完全に死滅してしまい、回復が難しくなります。そのため当院では症状が出てから治療を開始するまでの時間を非常に重視しています。
発症から1ヶ月以内であれば改善の見込みがあります。理想的には1週間以内に治療を始めることです。初期段階で週2回から3回の施術を行い、集中的に内耳の血流を改善させます。治療期間は1ヶ月から3ヶ月程度で、聴力検査の結果を確認しながら患者さまと治療計画を共有して進めていきます。
治療と並行して、生活習慣を見直すことも回復には欠かせません。まず何より大切なのは十分な休息です。無理をせず安静にし、身体に負担をかけないようにしてください。大きな音への暴露や激しい運動は控えましょう。
睡眠の質を高めることも重要です。夜更かしを避け、規則正しい生活リズムを心がけてください。ストレスをため込まないよう、適度にリラックスする時間を作ることも必要です。好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に浸かったりするだけでも、自律神経のバランスは整いやすくなります。
食事面では塩分を控えめにし、バランスの良い栄養を摂るようにしましょう。水分補給も忘れずに行ってください。アルコールやカフェインの摂りすぎは血流に悪影響を与えることがあるため、控えめにすることをおすすめします。
突発性難聴の再発はまれですが、同じ耳や反対側の耳に起こることもあります。一度経験された方は、生活習慣の改善がより一層重要になります。ストレスや疲労の管理、規則正しい生活、適度な運動習慣を身につけることが再発予防につながります。
定期的に身体のメンテナンスを行うことも大切です。肩こりや首こりが慢性化する前に、鍼灸やマッサージなどでケアをする習慣を持つと、身体の不調に早く気づけるようになります。
突然の耳の異変は大きな不安を伴います。「このまま聞こえなくなったらどうしよう」「仕事に支障が出るかもしれない」と心配になるのは当然のことです。しかし早期に適切な対応をすれば、聴力が回復する可能性は十分にあります。
音がこもる症状が現れたら、まずは耳鼻咽喉科を受診して現在の状態を確認してください。そして病院での治療と並行して、身体全体のバランスを整える鍼灸治療も選択肢の一つとして考えていただければと思います。当院では突発性難聴の治療経験が豊富にあり、多くの患者さまが聴力の改善を実感されています。
どんな小さな疑問や不安でも構いません。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの大切な聴力を守るために、全力でサポートさせていただきます。

