ジストニア

ジストニアとは

ジストニアとは、体の一部または広範囲において筋肉が異常に収縮し、意図しない不自然な姿勢や動きが生じる脳の病気です。普段無意識にできていた動作が困難になり、特定の動作をする際に症状が悪化することが特徴的です。

首が曲がる、手が震える、まぶたが閉じるなど、症状の現れ方は人によって異なります。しかし、同じパターンの動きが繰り返し起こる常同性があることが特徴です。決して珍しい病気ではありませんが、診断の難しさから潜在的な患者も多く存在すると考えられています。

ジストニアを放置すると症状が進行性に悪化し、日常生活に深刻な支障をきたします。初期は一部の筋肉に限定されていた症状が、徐々に他の部位に広がる可能性があります。

職業性ジストニアでは仕事を続けることが困難になり、書痙では文字を書くことができなくなります。外見的な変化により社会的孤立や心理的な問題も深刻化していきます。

うつ状態や社会的孤立などの二次的な問題が発生する可能性もあります。両耳に発症した場合は、日常生活に重大な支障をきたすこともあるでしょう。早期の適切な対応が非常に重要です。

ジストニアの原因

ジストニアが収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ジストニアの原因はひとつに断定できるものではないということです。

ジストニアは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、大脳基底核の運動制御プログラムに障害が生じ、筋肉の異常収縮が発症します。

それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり薬物治療をするだけでは、全ての問題は取り切れません。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、ジストニアの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

ジストニアを引き起こす特有の身体の反応

ジストニアは脳の運動制御システムの異常により、筋肉に特有の反応が現れます。患部だけでなく、全身の筋肉や関節の連動性に問題が生じることで症状が悪化していきます。

首のジストニアでは、頸椎周辺の筋肉だけでなく、肩甲骨や背中の筋肉まで緊張が波及します。手のジストニアでは、前腕から肩にかけての筋肉の協調性が失われ、正常な動作パターンが破綻します。

ジストニアに特化した当院での鍼灸整体治療

ジストニアへの対応として当院のアプローチ

通院について

ジストニアでは異常な筋収縮パターンを正常化するため、初期は週に2〜3回の集中的な治療が必要です。脳の運動制御システムの修正には継続的なアプローチが重要となります。

症状の程度や発症からの期間により治療期間は異なりますが、多くの場合3〜6ヶ月の治療期間を要します。発症から早期に治療を開始できれば、より良い改善が期待できます。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ジストニアの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ジストニアは全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

ジストニアに関するQ&A

ジストニアは自然に治りますか？

ジストニアの自然寛解率は11-20％程度とされていますが、適切な治療により50％の寛解率が報告されています。自然治癒を待つよりも、積極的な治療により症状改善を図ることが重要です。

ジストニアの人がやってはいけないことは？

反復する動作を続けることや症状を強化するような動作は避けるべきです。ストレスや疲労も症状を悪化させるため、十分な休息とストレス管理が重要になります。

ジストニアは完治する可能性がありますか？

完全な治癒は困難な場合もありますが、日常生活に支障のないレベルまで改善することは十分期待できます。

ジストニアの症状を軽減する日常生活の工夫はありますか？

ストレス管理、適度な休息、症状を悪化させる動作の回避などが有効です。また、リラクゼーション法の習得も症状軽減に役立ちます。

ジストニアに苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

自律神経系に直接アプローチする鍼灸整体治療はジストニアに対して非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

専門的な知識も必要になるため、ジストニアを自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。ジストニアは早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。