ゴルフ肘

ゴルフ肘とは

ゴルフ肘とは、肘の内側にある筋肉や腱が繰り返しの動作や使いすぎによって炎症を起こし、物を持ったり手首を曲げたときに痛みが出る症状です。正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれ、スポーツだけでなく日常生活の動作でも発症することがあります。

症状の程度は人によって大きく異なり、軽度の痛みから日常生活に支障をきたすほどの強い痛みまであります。多くの場合、動作時に痛みが現れ、安静時には症状が軽減します。

現代社会では、スポーツ人口の増加とともに、ゴルフ肘で悩む方も増えています。かつては中高年に多いとされていましたが、最近では若年層の患者も増加傾向にあります。

ゴルフ肘を放置すると、痛みが慢性化しやすくなります。症状が進行すると、安静時にも痛みが続き、日常生活で物を持ったり手首を動かすことが困難になります。

仕事や家事、趣味の活動に支障をきたし、生活の質が著しく低下することもあります。夜間の痛みにより睡眠障害を引き起こすケースも少なくありません。

最終的には手術が必要になるケースもあるため、早期の適切な対応が非常に重要です。症状を軽視せず、早めの治療を心がけることが大切です。

ゴルフ肘の原因

病院では異常がないと言われても、ゴルフ肘が収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ゴルフ肘の原因はひとつに断定できるものではないということです。

ゴルフ肘は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

ゴルフ肘はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。特にスポーツや仕事での繰り返し動作により、肘の内側にある筋肉や腱に過度な負担がかかることが主な要因と考えられています。

肘の内側の筋肉や腱に継続的な負荷がかかると、微細な損傷が蓄積し、炎症を引き起こします。また、加齢により腱の柔軟性が低下すると、同じ動作でも負担が大きくなりやすくなります。

不適切なフォームや身体に合わない道具の使用も発症リスクを高めます。日常生活での手首や前腕の使いすぎ、姿勢の悪さなども症状を悪化させる要因となります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、ゴルフ肘の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

ゴルフ肘を引き起こす特有の身体の反応

ゴルフ肘では、肘の内側に炎症が起こり、筋肉や腱の柔軟性が低下します。この状態が続くと、周囲の血流が悪くなり、痛みや違和感が慢性化しやすくなります。炎症により組織の修復が妨げられ、症状が長期化する傾向があります。

また、痛みをかばうために身体のバランスが崩れ、肩や首の筋肉にも緊張が生じることがあります。これが全身の血流を阻害し、治癒力の低下を招くことも少なくありません。

手首や前腕の筋肉の緊張も、肘への負担を増加させます。特に前腕の筋肉が硬くなると、肘の内側にある腱への牽引力が強くなり、症状を悪化させる要因となります。

慢性的な痛みにより、無意識に動作を制限するようになり、筋力低下や関節の可動域制限が生じることもあります。これらの二次的な問題が、症状の改善を困難にする場合があります。

ゴルフ肘に特化した当院での鍼灸整体治療

ゴルフ肘への対応として当院のアプローチ

通院について

ゴルフ肘の治療は、早めの対処が効果的です。週に1〜2回の通院を目安に、症状の程度や生活状況に応じて施術計画を組み立てます。炎症が続いた状態が長期化すると、組織の修復が困難になります。

そのため、症状が出てから治療を開始するまでの時間が短いほど、効果が高くなります。発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みが高まります。もし一週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的です。

治療期間は症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月程度です。初期の集中治療で症状が改善してきたら、徐々に通院間隔を空けていきます。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ゴルフ肘の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ゴルフ肘は全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

ゴルフ肘に関するQ&A

ゴルフ肘は自然に治りますか？

しっかりと安静にすれば自然に改善することもありますが、悪化すると慢性化しやすいため、早めの治療やセルフケアが大切です。放置すると症状が固定化するリスクが高まります。

ゴルフ肘の人がやってはいけないことは？

痛みが出る動作（物を持ち上げる、手首を曲げるなど）を無理に繰り返すと悪化するので、安静が基本です。また、痛みを我慢してスポーツを続けることも避けるべきです。

何科を受診すればいいですか？

整形外科やスポーツ整形クリニックが適しています。症状が慢性化している場合は、鍼灸院などの代替療法も選択肢の一つです。

湿布や痛み止めは効果がありますか？

一時的な痛みの緩和には有効ですが、根本的な解決にはならず、再発しやすいです。症状の改善には、原因に対するアプローチが重要です。

手術が必要になることはありますか？

ほとんどの場合は保存療法で改善しますが、慢性化した場合や重症例では手術が必要になることもあります。早期治療が手術回避の鍵となります。

日常生活で気をつけることは？

肘に負担をかけないようにし、重い物を持つ動作や手首を曲げる動作は控えましょう。正しいフォームでの動作を心がけることも大切です。

ストレッチや筋トレは有効ですか？

急性期を過ぎたら、適切なストレッチや軽い筋トレは再発予防に有効です。ただし、痛みがある時期は無理をしないことが重要です。

再発しやすいですか？

使いすぎや無理な動作を続けると再発しやすいので、予防が大切です。適切な治療と生活習慣の改善により、再発リスクを大幅に減らすことができます。

仕事やスポーツはいつから再開できますか？

痛みが完全に取れてから徐々に再開し、最初は負荷をかけすぎないようにしてください。段階的な復帰が再発予防につながります。

睡眠への影響はどうしたら軽減できますか？

夜間の痛みが強い場合は、安静やサポーターの使用、適切な治療により軽減できます。睡眠の質の改善は治癒促進にも重要です。

ゴルフ肘に苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

筋骨格系に直接アプローチする鍼灸整体治療はゴルフ肘に対して非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

専門的な知識も必要になるため、ゴルフ肘を自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。ゴルフ肘は早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。