腰椎分離症

腰椎分離症とは

腰椎分離症は腰の骨の一部が疲労骨折して分離した状態です。成長期の若者やスポーツをよくする方に多く、腰やお尻、太ももに痛みや違和感を感じます。骨が完全に分離すると自然治癒が難しくなり、放置すると日常生活や運動に大きな支障をきたします。

症状の程度は人によって大きく異なり、軽度の腰痛から歩行困難まで様々です。発症は徐々に進行することが多く、スポーツ活動中や運動後に痛みを感じることから気づくケースが多いです。

スポーツ人口の増加とともに、認知度の上昇とともに患者数も増加しています。かつては成長期の男子に多いとされていましたが、最近では女子の患者も増えています。

腰椎分離症を放置すると、痛みやしびれが徐々に強くなり、歩行や立ち座りが困難になることもあります。特に成長期を過ぎると骨の癒合が期待できなくなり、症状が固定化してしまいます。

さらに進行すると分離すべり症となり、神経が圧迫されることで下半身のしびれや筋力低下が起こります。コミュニケーション障害により、社会生活や仕事に支障をきたすケースも多く見られます。

最悪の場合、排尿・排便障害といった重篤な状態に至る場合もあります。両下肢の麻痺や歩行困難など、日常生活に重大な支障をきたすこともあるでしょう。早期の適切な対応が非常に重要です。

腰椎分離症の原因

病院では異常がないと言われても、腰椎分離症が収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腰椎分離症の原因はひとつに断定できるものではないということです。

腰椎分離症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

腰椎分離症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。骨や筋肉への負担が積み重なり、結果的に腰の骨の一部が疲労骨折してしまいます。特にスポーツによる腰の反りやひねり動作の繰り返しが主な要因と考えられています。

成長期の骨は未成熟で、繰り返しの負担に対して脆弱です。また、姿勢やフォームの悪さは腰への負担を増大させ、筋力や柔軟性の低下は腰の安定性を損ないます。

体幹のバランス不良も腰にストレスを集中させる要因となります。不規則な生活習慣や栄養不足、過度の練習なども発症リスクを高めます。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、腰椎分離症の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

腰椎分離症を引き起こす特有の身体の反応

腰椎分離症では、腰を反らしたりひねったりすると強い痛みが現れやすく、長時間同じ姿勢でいることで筋肉の緊張や血流障害が生じます。骨の分離により周囲の神経や筋肉に負担がかかり、痛みやしびれ、筋力低下など多彩な症状が現れます。

また、体幹のバランスが崩れることで、他の部位にも悪影響が及びやすくなります。腰部の筋肉が過度に緊張すると、血流が悪化し炎症が慢性化することがあります。

姿勢の悪化により、首や肩の筋肉にも負担がかかります。これが全身のバランスを崩し、腰椎分離症の症状を悪化させる悪循環を生み出します。

神経の圧迫により、下半身への神経伝達が阻害されることもあります。これが筋力低下やしびれ、感覚異常の原因となることがあります。

腰椎分離症に特化した当院での鍼灸整体治療

腰椎分離症への対応として当院のアプローチ

通院について

腰椎分離症では、痛みやしびれの程度によって通院回数や期間が異なります。初期であれば週1〜2回の施術で徐々に改善が見込めますが、重症例や進行例では治療期間が長くなることもあります。

発症から1か月以内の早期治療が理想的で、3か月程度の継続的な施術で多くの場合改善が期待できます。もし発症から時間が経過していても、適切な治療により症状の軽減は可能です。

治療期間は症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、一般的には2〜6ヶ月程度です。初期の集中治療で症状が改善してきたら、徐々に通院間隔を空けていきます。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

腰椎分離症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。腰椎分離症は全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

腰椎分離症に関するQ&A