シンスプリント

シンスプリントとは

すねの骨の内側に炎症が起き、運動や日常生活で痛みが出る症状です。ランニングやジャンプが好きな方に多く、すねの内側にズキズキとした違和感や痛みが続きます。

スポーツをしている人なら一度は経験する可能性がある、とても身近な症状です。症状の程度は人によって大きく異なり、軽度の痛みから歩行困難になるケースまであります。

スポーツ人口の増加とともに、認知度の上昇とともに患者数も増加しています。かつては陸上競技者に多いとされていましたが、最近では様々なスポーツ愛好者に見られるようになっています。

シンスプリントをそのままにしておくと、運動だけでなく日常生活でも痛みが続き、歩行や階段の昇降が辛くなります。特に症状が慢性化すると改善が困難になります。

さらに進行すると疲労骨折や慢性痛に発展し、最悪の場合手術が必要な状態になることもあります。痛みを我慢して運動を続けると、さらなるケガや長期的な体調不良につながります。

運動パフォーマンスの低下により、スポーツ活動や仕事に支障をきたすケースも多く見られます。慢性的な痛みにより睡眠の質が低下し、生活の質が著しく悪化することもあります。早期の適切な対応が非常に重要です。

シンスプリントの原因

病院では異常がないと言われても、シンスプリントが収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、シンスプリントの原因はひとつに断定できるものではないということです。

シンスプリントは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

シンスプリントはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。特に急激な運動量の増加により、すね周りの筋肉や骨膜に負担がかかり、炎症や痛みを引き起こします。

筋力や柔軟性の低下により、すねの骨膜を引っ張る力が強くなることも要因の一つです。また、足の形やアライメントの問題、適切でないシューズの使用も発症リスクを高めます。

慢性的な疲労や栄養不足も筋肉の回復を妨げ、症状を悪化させます。硬い路面での運動や不適切なフォームも負担を増加させる要因となります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、シンスプリントの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

シンスプリントを引き起こす特有の身体の反応

シンスプリントでは、すねの内側の筋肉や骨膜に炎症が生じ、血流が悪くなりやすくなります。過度の運動により筋肉が疲労すると、骨膜を引っ張る力が強くなり、炎症と痛みが発生します。

また、足首や膝関節の動きの制限は、すねの筋肉に過度な負担をかけます。足のアーチの低下や回内足などの構造的問題も、すねへの負荷を増大させる要因となります。

下腿の筋肉の緊張は、血流を阻害し、組織の回復を妨げます。特に後脛骨筋やヒラメ筋の緊張は、シンスプリントの症状を悪化させることがあります。

全身のバランスの乱れも影響します。骨盤の歪みや体幹の不安定性は、下肢への負担を不均等にし、すねの特定部位に過度なストレスを与えます。

シンスプリントに特化した当院での鍼灸整体治療

シンスプリントへの対応として当院のアプローチ

通院について

シンスプリントでは、早く確実に炎症を抑え、組織の回復を促すため、初期は週に2〜3回の施術が必要です。炎症が続いた状態が長引くと、組織の修復が困難になり、慢性化のリスクが高まります。

そのため、症状が出てから治療を開始するまでの時間が短いほど、効果が高くなります。発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みがあります。もし一週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的です。

治療期間は症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、一般的には2〜3ヶ月程度です。初期の集中治療で症状が改善してきたら、徐々に通院間隔を空けていきます。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

シンスプリントの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。シンスプリントは全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

シンスプリントに関するQ&A

シンスプリントは自然に治りますか？

早期であれば安静や適切なケアで自然に改善することもありますが、痛みが続く場合は専門医の診察や治療が必要です。放置すると症状が慢性化し、改善が困難になるリスクが高まります。

シンスプリントの人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して運動を続けたり、無理なトレーニングは症状を悪化させるので避けてください。硬い路面での運動や不適切なシューズの使用も控えましょう。急激な運動量の増加も症状を悪化させる可能性があります。

どの病院や診療科を受診すればよいか？

整形外科やスポーツクリニックが適しています。スポーツ医学に詳しい医師がいる施設であれば、より専門的な診断と治療を受けることができます。

運動を再開しても大丈夫なタイミングは？

痛みが完全になくなり、医師や施術者の許可を得てから徐々に再開してください。急激な運動復帰は再発のリスクを高めるため、段階的に運動量を増やすことが重要です。

シンスプリントに苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

筋骨格系に直接アプローチする鍼灸整体治療はシンスプリントに対して非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

専門的な知識も必要になるため、シンスプリントを自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。シンスプリントは早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。