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帯状疱疹



- 体の片側に激しい痛みがあり、夜も眠れない
- ピリピリ、チクチクとした神経痛が続いている
- 痛み止めを飲んでも効果が感じられない
- 水ぶくれができて、どこの病院に行けばいいか分からない
- 皮膚の症状は治ったのに痛みだけが残っている
- 仕事中に突然襲う痛みで集中できない
- 服が触れるだけでも痛みを感じる
- この痛みがいつまで続くのか不安で仕方がない
- 原因が分からず、なぜ自分だけがこんな目に遭うのか疑問
- 症状が悪化して後遺症が残るのではないかと心配

帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、体に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが再び活性化することで起こる皮膚の病気です。体の左右どちらか片側の神経に沿って、強い痛みと赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れるのが特徴で、多くの場合は上半身に症状が出ます。
最初にピリピリとした神経痛が起こり、その後数日から1週間程度で皮膚に赤い斑点や水ぶくれが現れます。最終的にかさぶたになって治癒しますが、皮膚症状が治った後も神経痛が残ることがあります。

日本人の成人の9割以上が水痘・帯状疱疹ウイルスを保有しており、誰でも帯状疱疹を発症する可能性があります。特に50歳以上になると発症率が急激に増加し、帯状疱疹患者の約7割が50歳以上となっています。

帯状疱疹を放置すると、皮膚症状が治癒した後も痛みが継続する「帯状疱疹後神経痛」に移行するリスクが高まります。この神経痛は3~6ヶ月以上、場合によっては年単位で持続し、50歳以上の患者の約2割が移行するとされています。
また、顔面に発症した場合は角膜炎や結膜炎などの眼の合併症、顔面神経麻痺、難聴などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。重症化すると入院治療が必要となり、日常生活に大きな支障をきたします。
神経痛が慢性化すると、仕事や家事に集中できなくなり、睡眠不足から体調全体が悪化することもあります。痛みへの恐怖から外出を控えるようになり、社会生活にも影響を与える場合があります。早期の適切な対応が非常に重要です。
帯状疱疹の原因
病院では異常がないと言われても、帯状疱疹が収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、帯状疱疹の原因はひとつに断定できるものではないということです。
- 免疫力の低下
- 加齢による影響
- 過度なストレス
- 疲労の蓄積
- 他の疾患の影響
帯状疱疹は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。
帯状疱疹はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。特に強いストレスや疲労により免疫機能が低下すると、神経に潜んでいたウイルスが再活性化します。
加齢により自然に免疫力が低下し、特に50歳以降は発症リスクが急激に高まります。また、がんや糖尿病などの基礎疾患や、免疫抑制剤の使用により免疫機能が低下することもあります。
慢性的な睡眠不足や疲労も免疫システムを弱くし、ウイルスの再活性化を招きます。不規則な生活習慣や過度のストレスも発症リスクを高める要因となります。
病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。
一人で抱え込まず、帯状疱疹の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

帯状疱疹を引き起こす特有の身体の反応
帯状疱疹では、ウイルスの再活性化により神経に炎症が起こり、その神経が支配する皮膚領域に症状が現れます。この時、身体は炎症を抑えようとして血流を増加させますが、同時に筋肉の緊張や自律神経の乱れも生じます。
特に背骨周辺の筋肉や筋膜が硬くなり、神経の圧迫が起こることで痛みが増強されます。また、痛みによるストレスが交感神経を刺激し、血管の収縮を招いて治癒を遅らせる悪循環が生まれます。
さらに、痛みをかばうような姿勢を取り続けることで、全身のバランスが崩れ、他の部位にも負担がかかります。このような身体の反応を正常化することが、根本的な改善には欠かせません。
帯状疱疹に特化した当院での鍼灸整体治療
帯状疱疹への対応として当院のアプローチ
- 神経の炎症を抑制する治療
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帯状疱疹で炎症を起こしている神経周辺のツボに鍼治療を行い、血流を改善して炎症の鎮静化を図ります。特に脊椎周辺の反応点を正確に捉え、神経の興奮を抑制することで痛みの軽減を目指します。
全身のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、ウイルスに対する免疫機能の向上も促進します。
- 筋肉・筋膜の緊張解除
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帯状疱疹による痛みで硬くなった背部や胸部の筋肉を、整体療法により丁寧に調整します。筋膜の癒着を解除し、神経の圧迫を取り除くことで、痛みの根本原因にアプローチします。
特に肋間神経に沿った筋肉の調整は、帯状疱疹の症状改善に重要な要素となります。
- 自律神経の調整
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帯状疱疹による強い痛みは自律神経のバランスを乱し、治癒を妨げる要因となります。頭部や首周辺のツボを刺激することで副交感神経を活性化し、リラックス状態を作り出します。
これにより血流が改善され、免疫機能が正常化し、自然治癒力が高まります。
- 全身のバランス調整
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痛みをかばう姿勢により生じた全身の歪みを、背骨の調整により正常化します。特に胸椎の可動性を改善することで、肋間神経の圧迫を解除し、症状の軽減を図ります。
骨盤の調整も行い、全身の血流とリンパの流れを促進します。
通院について
帯状疱疹では、早く確実に神経の炎症を抑制するため、初期は週に2〜3回の施術が必要です。炎症が続くと、神経の損傷が進行し、帯状疱疹後神経痛への移行リスクが高まります。

そのため、症状が出てから治療を開始するまでの時間が短いほど、効果が高くなります。発症から1週間以内であれば、改善の見込みが高くなります。もし発症直後に治療を開始できれば、さらに理想的です。
治療期間は症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、急性期では1〜2ヶ月、慢性期の神経痛では3〜6ヶ月程度を目安としています。初期の集中治療で症状が改善してきたら、徐々に通院間隔を空けていきます。