肩関節周囲炎

肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎は、肩の関節やその周辺の組織に炎症が起こり、痛みや動かしにくさが現れる症状です。四十肩や五十肩とも呼ばれ、特に40代以降の方に多く見られます。

日常生活で肩を使う動作が制限され、生活の質が大きく下がることもあります。症状の程度は人によって大きく異なり、軽度の痛みから強い痛みまで様々です。

現代社会のデスクワークの増加やストレス社会を反映して、患者数も増加傾向にあります。かつては中高年に多いとされていましたが、最近では若年層の患者も増えています。

肩関節周囲炎をそのままにしておくと、肩の動く範囲がさらに狭くなり、服の着替えや洗髪、背中に手を回す動作がますます困難になります。特に発症から数ヶ月経過すると改善に時間がかかるようになります。

痛みが慢性化し、夜間痛により睡眠の質が低下することも少なくありません。日常生活動作の制限により、仕事や家事に支障をきたすケースも多く見られます。

最悪の場合、肩がほとんど動かなくなるほど固まってしまうこともあります。ストレスや精神的な負担も増大し、生活の質が著しく低下することもあるでしょう。早期の適切な対応が非常に重要です。

肩関節周囲炎の原因

病院では異常がないと言われても、肩関節周囲炎が収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、肩関節周囲炎の原因はひとつに断定できるものではないということです。

肩関節周囲炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

肩関節周囲炎はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。加齢とともに肩関節周囲の組織が弱くなり、炎症や痛みが起こりやすくなることが主な要因と考えられています。

重いものを持ったり、無理な動きを繰り返すことで発症することもあります。また、糖尿病や甲状腺の病気があると発症リスクが高まることも知られています。

デスクワークなどで同じ姿勢を続けることも肩への負担となり、発症の一因となります。ストレスや睡眠不足なども間接的に影響することがあります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、肩関節周囲炎の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

肩関節周囲炎を引き起こす特有の身体の反応

肩関節周囲炎では、肩周辺の筋肉や筋膜、腱、関節包に炎症や癒着が生じ、血流が悪くなりやすくなります。その結果、痛みやこわばり、動かしにくさが強くなります。

また、肩の動きは首や背中の筋肉とも密接に関係しています。肩の痛みをかばうことで、首や背中の筋肉にも緊張が生じ、さらに症状が悪化することがあります。

姿勢の悪化も肩関節周囲炎の悪化要因となります。猫背や巻き肩などの姿勢は、肩関節の動きを制限し、炎症を悪化させる可能性があります。

ストレスによる筋肉の緊張も症状に影響します。精神的なストレスは筋肉の緊張を高め、肩周辺の血流を悪化させることがあります。

肩関節周囲炎に特化した当院での鍼灸整体治療

肩関節周囲炎への対応として当院のアプローチ

通院について

肩関節周囲炎では、症状の程度によって異なりますが、週1〜2回の通院を目安に、1〜3ヶ月ほど継続するのが一般的です。急性期には炎症を抑えることが重要で、慢性期には可動域の改善に重点を置きます。

早期に治療を開始することで、より早い改善が期待できます。発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みが高くなります。もし発症から1週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的です。

治療期間は症状の程度や発症からの期間によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月程度です。初期の集中治療で症状が改善してきたら、徐々に通院間隔を空けていきます。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩関節周囲炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。肩関節周囲炎は全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

肩関節周囲炎に関するQ&A

肩関節周囲炎は自然に治りますか？

多くの場合、自然に改善する場合もありますが、長期間かかることもあります。適切な治療やリハビリを行うことで、より早く改善が期待できます。放置すると症状が長期化するリスクが高まります。

肩関節周囲炎の人がやってはいけないことは？

強い痛みがある時期は無理に動かさず、安静を保つことが大切です。自己流のストレッチやマッサージは悪化の恐れがあります。重いものを持つことや、無理な動作も避けましょう。

どの診療科を受診すればいいですか？

まずは整形外科を受診してください。専門医が診察し、必要に応じてリハビリや注射、手術を提案します。鍼灸や整体などの治療も検討できます。

湿布や痛み止めが効かない場合はどうしたらいいですか？

効果が感じられない場合は、医師や専門家に相談し、注射やリハビリなど他の治療法も検討しましょう。鍼灸治療なども選択肢の一つです。

肩関節周囲炎に苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

筋骨格系に直接アプローチする鍼灸整体治療は肩関節周囲炎に対して非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

専門的な知識も必要になるため、肩関節周囲炎を自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。肩関節周囲炎は早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。