
院長:武智お気軽にご相談ください!

院長:武智お気軽にご相談ください!
ふわふわしためまいでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。


ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
最近、声が出なくなることがあり、病院で検査を受けましたが異常は見つかりませんでした。ストレスが原因ではないかと考えています。声が出なくなることで、仕事や日常生活でコミュニケーションが取れず、かなり困っています。
この状態の原因として考えられるものは何でしょうか。少しでも声が出やすくするために自宅でできることはありますか。最後に、鍼灸院での施術がこの症状に有効なのか教えていただければと思います。
途方に暮れて困っています。ご返信をお待ちしております。
こんにちは ご質問ありがとうございます。発声障害でお悩みの方が多く来院されています。


今回は多くの方が悩む発声障害について私が詳しくお話しします
大きく分けて2つに分けられます。心因性の問題と身体的な問題があると考えられます。
心因性失声症は、ストレスやトラウマ、不安などが原因で声が出なくなる状態です。声帯や筋肉に異常がないにもかかわらず、心理的な負担が体の機能に影響を与えます。
この状態は転換性障害の一部とされ、精神的な要因が身体の症状として現れることがあります
声が出なくなる身体的な原因には、声帯ポリープや炎症、けいれん性発声障害などがあります。これらの状態では、声帯や喉頭の異常が直接的な原因となります。
ただし、身体的な問題は病院で見落とされることはほとんどないと考えられます。
鍼灸は、肩や首の筋肉をほぐし、筋肉がほぐれることによって心身の不安や緊張を和らげます。これにより喉周辺の筋肉の緊張が緩和され、声帯の動きが改善されます。リラックスした状態で発声機能を取り戻す助けとなります。
心因性失声症は心理的要因と身体的反応が絡み合う複雑な症状ですが、鍼灸治療はその両面からアプローチすることで早期改善を目指せる有力な選択肢です。
当院にお越しいただく際に必要なものはございませんが、過去の血液検査の結果のデータをお持ちでしたらご持参ください。
当院では部位ごとに症状別ページをまとめています。ぜひご覧になってみてください。
発声障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。


当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。