
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。朝起きたら突然片方の耳が聞こえにくくなった、そんな経験はありませんか。病院を受診して「突発性難聴」と診断されたものの、医師から「原因は特定できません」と言われて戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
原因がわからないのに治療を始めましょうと言われても、不安になるのは当然です。本当に治るのか、何が悪かったのか、再発するのではないか。そうした疑問を抱えたまま毎日を過ごすのはとてもつらいものです。このページでは突発性難聴がなぜ原因不明と言われるのか、そして実際にはどのような要因が関わっているのかを詳しくお伝えしていきます。


原因不明という言葉に不安を感じる気持ち、よくわかります
突発性難聴が原因不明と言われるのには、医学的な理由があります。実は多くの研究者が長年にわたって調査を重ねてきましたが、発症のメカニズムを完全に解明するには至っていないのが現状です。耳の奥にある内耳という部分が突然ダメージを受けるのですが、そのきっかけを特定することが非常に難しいのです。
検査では内耳の状態を直接確認することができません。聴力検査や画像検査で異常の程度はわかっても、なぜそうなったのかまでは見えてこないのです。また発症してから病院を受診するまでに時間が経っていることも多く、原因となった出来事を振り返ることが困難な場合もあります。
医師が「原因不明」と説明するのは、決して投げやりな態度ではありません。現在の医学では明確な原因を断定できないという正直な告知なのです。ただし原因がわからないからといって治療ができないわけではなく、むしろ早期の治療開始が回復の鍵となります。
原因不明とされる突発性難聴ですが、実は医学界ではいくつかの有力な仮説が提唱されています。完全には証明されていないものの、多くの研究データや臨床経験から、これらの要因が関わっている可能性が高いと考えられているのです。
最も有力視されているのが、ウイルス感染説です。風邪をひいた後や体調を崩した後に発症するケースが多く報告されており、何らかのウイルスが内耳に侵入して炎症を引き起こしている可能性があります。ただしどのウイルスが原因なのか、なぜ特定の人だけが発症するのかは明らかになっていません。
おたふく風邪や帯状疱疹など、明らかにウイルスが原因とわかる難聴もあります。しかし突発性難聴の場合は、ウイルスを特定できないまま症状だけが現れるため、診断時には原因不明とされてしまうのです。
内耳はとても繊細な器官で、わずかな血流の変化でも機能が大きく低下します。何らかの理由で内耳に向かう血管が詰まったり、血流が滞ったりすると、酸素や栄養が届かなくなり、聴覚細胞がダメージを受けてしまいます。
この血流障害は、ストレスや疲労、睡眠不足によって引き起こされることがあります。また糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病を抱えている方は、血管の状態が悪くなりやすく、突発性難聴のリスクが高まると言われています。
現代社会で見過ごせないのが、ストレスと疲労の影響です。仕事が忙しい時期や、家庭で大きな出来事があった後に発症するケースが非常に多く、患者さんからも「思い当たることがある」という声をよく聞きます。
ストレスが続くと自律神経のバランスが崩れ、血管が収縮したり、免疫機能が低下したりします。その結果として内耳の血流が悪くなり、突発性難聴を引き起こす引き金になると考えられています。睡眠不足や過労も同様に、体の回復力を低下させる大きな要因です。
自分の体を守るはずの免疫システムが、誤って内耳を攻撃してしまうという説もあります。何らかのきっかけで免疫が過剰に反応し、内耳の組織を異物とみなして攻撃することで炎症が起こるのです。
自己免疫疾患を持っている方や、アレルギー体質の方は、こうした反応が起こりやすい傾向があります。ただしこれも仮説の段階であり、確定的な診断方法はまだ確立されていません。
ここまで読んで「結局原因がわからないのか」とがっかりされた方もいるかもしれません。しかし原因が特定できなくても、治療によって症状を改善することは十分に可能なのです。
病院での標準的な治療は、ステロイド薬を使って内耳の炎症を抑え、血流改善薬で酸素や栄養を届けやすくするというものです。原因がウイルスであれ血流障害であれ、これらの薬は内耳の回復を助ける働きがあります。発症から時間が経つほど効果が下がるため、早期治療が何より重要です。
実際に多くの患者さんが、適切な治療によって聴力を取り戻しています。完全に元通りにならない場合でも、日常生活に支障がない程度まで回復するケースは少なくありません。原因不明という言葉に惑わされず、まずは治療に専念することが大切です。
当院でこれまで多くの突発性難聴の患者さんを診てきた経験から言えるのは、突発性難聴の背景にはひとつの原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。ウイルス感染と疲労とストレスが重なったり、血流障害と生活習慣の乱れが同時に起こっていたり、人によって組み合わせは様々です。
だからこそ原因をひとつに絞ることが難しく、医療現場では原因不明と説明されるのです。しかし見方を変えれば、複数の要因に同時にアプローチすることで、改善の可能性が広がるとも言えます。
病院での薬物治療に加えて、生活習慣の見直しや体質改善、ストレスケアなどを組み合わせることが、回復への近道になります。体全体のバランスを整えることで、内耳の血流も改善し、自然治癒力が高まっていくのです。
当院では突発性難聴に対して、鍼灸を中心とした施術を行っています。鍼灸治療の強みは、体全体の血流やバランスを整えながら、内耳の機能回復をサポートできることです。
内耳に栄養と酸素を届けるためには、血流を良くすることが欠かせません。耳の周辺にあるツボや、首肩のツボを刺激することで、内耳に向かう血管の流れをスムーズにしていきます。全身の血流が改善されることで、内耳の回復環境が整うのです。
意外に思われるかもしれませんが、顎関節と内耳には密接な関係があります。顎の動きが悪かったり、顎周辺の筋肉が緊張していたりすると、内耳への血流が阻害されることがあるのです。当院では顎関節の調整も含めた全身のバランスを整えることで、突発性難聴の改善を目指します。
首や肩の筋肉が硬くなると、頭部への血流が悪くなります。特にデスクワークやスマートフォンの使いすぎで首こり肩こりがある方は、それが突発性難聴の一因になっている可能性もあります。鍼灸によって筋肉の緊張をほぐし、血流を回復させることが重要です。
ストレスや疲労で乱れた自律神経を整えることも、鍼灸治療の得意分野です。副交感神経を優位にすることで、体がリラックスし、血管が広がって血流が良くなります。睡眠の質も向上し、体の回復力が高まっていきます。
突発性難聴で最も大切なのは、発症からできるだけ早く治療を始めることです。内耳の細胞は一度死んでしまうと再生しません。血流不足の状態が長く続けば続くほど、ダメージが固定されてしまう危険性が高まります。
理想は発症から1週間以内、遅くとも1ヶ月以内には治療を開始したいところです。「様子を見よう」と放置してしまうと、それだけ回復の可能性が下がってしまいます。もし片方の耳が急に聞こえにくくなったら、迷わず専門医を受診してください。
当院での鍼灸治療も、できるだけ早い段階で始めることをお勧めしています。病院での治療と並行して受けることで、相乗効果が期待できます。
突発性難聴の予防や再発防止のために、日常生活で意識していただきたいポイントがあります。
特に働き盛りの30代から50代の方は、仕事や家庭で無理をしがちです。自分の体のサインに敏感になり、休むべきときはしっかり休むことが大切です。
突発性難聴と診断されて原因不明と言われると、大きな不安を感じるのは当然のことです。なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか、治るのか治らないのか、仕事や生活はどうなるのか。様々な心配が頭をよぎることでしょう。
しかし原因不明という言葉は、決して絶望を意味するものではありません。医学的に完全な解明には至っていないというだけで、治療法は確立されていますし、改善する可能性は十分にあります。大切なのは早期に適切な治療を受けることと、体全体のバランスを整えることです。
当院ではこれまで数多くの突発性難聴の患者さんと向き合ってきました。病院での治療だけでは改善しなかった方、発症から時間が経ってしまった方も、諦めずにご相談ください。一人一人の状態に合わせた施術プランを立て、回復に向けて全力でサポートいたします。どんな小さな疑問や不安でも構いませんので、お気軽にお話しください。あなたの聴力を取り戻すために、私たちができることがきっとあるはずです。

