
院長:武智お気軽にご相談ください!

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。今回の記事では、「呼吸がうまくできない感覚…それ、身体の誤作動かもしれません」というテーマについて、日常の中で感じるさまざまな呼吸の違和感と、その背景にある身体の仕組みについてお話しします。


呼吸が浅いときは身体がバグっているかもしれないというお話です
最近、なんとなく呼吸が浅い、息が詰まる気がするという声が増えています。ちょっとした疲れやストレスが原因なのかな?と感じることもあるでしょう。
しかし、そうした呼吸の違和感には、身体全体のバランスに関係する原因が隠れていることが多いのです。
普段通りに生活しているのに、なぜか深く息が吸えない、胸がすっきりしないと感じることはありませんか?
仕事や家事、育児などで忙しい女性ほど、自分の呼吸に目を向ける余裕がなくなりがちです。気付かないうちに、呼吸とともに身体全体の調子まで崩れてしまう場合もあります。
呼吸のしづらさを感じると、つい肺や気管支だけに原因があると思いがちです。しかし、実は筋肉や関節、さらには内臓にまでつながる身体の機能バランスが崩れていることが多いのです。こうしたバランスの乱れを、私は「身体の誤作動」と表現しています。
本来スムーズに動くべき身体の仕組みが、知らず知らずのうちに複雑にもつれあい、誤ったメッセージを出してしまうのです。
「なんだか疲れやすい」「朝起きるのがつらい」「すぐにイライラする」などの小さな体調の変化。その裏側には呼吸が浅くなっている、身体のどこかがうまく動いていないなどのサインが隠れていることがあります。
それを放っておくと、次第に息苦しさや寝つきの悪さとして現れることも珍しくありません。
呼吸のリズムが乱れると、心まで落ち着かなくなることがあります。反対に、深呼吸をするだけで気分が落ち着く経験もあるはずです。呼吸がうまくできないと感じ始めたら、それは心と身体の間にズレが生じているサインかもしれません。
身体を整えていくことで、自然と心もほぐれていきます。


30代から50代の女性は、生活の変化やホルモンバランスの影響を大きく受けやすい年代です。無意識のうちに息苦しさを感じることもあります。
例えば、仕事でのプレッシャーや家族のこと、自分自身の体調管理など、目には見えないストレスが積み重なり、身体の調子を狂わせてしまうのです。
日々の忙しさに追われると、自分の体調を気にかける余裕がなくなりがちです。「これくらい大丈夫」と思っているうちに、症状が強くなる方もいます。
少しでも異変を感じたら、無理をせず自分の身体と向き合うことが大切です。
難しい方法は必要ありません。まずは朝や寝る前に、数回ゆっくり深呼吸してみましょう。背中や首を軽く動かすだけでも、身体のリズムが整いやすくなります。また、食事や睡眠などの基本的な生活習慣を見直すことも、呼吸トラブルの予防につながります。
呼吸のしづらさを感じたとき、決して我慢しすぎないでください。「疲れているだけ」と思い込みがちですが、不調の初期サインを見逃さず、自分自身の身体をいたわることが回復への近道です。気になることがあれば、専門家に相談するのも安心材料の一つとなります。


身体が本来持っている力を発揮できるように整えることで、呼吸だけでなく全体の調子も自然と良くなっていきます。当院では、一人一人の体調や不調の原因を丁寧に探りながら、無理なく身体全体のバランスを整えるサポートをしています。
呼吸がうまくできないという症状も、その人の生活や体質、環境の変化など複数の要素が重なって現れていることが多いのです。「これくらいの異変なら大丈夫」と思わずに、なるべく早く身体からの声をキャッチすることで、健康への一歩を踏み出せます。
今回お伝えしたように、呼吸がうまくできない感覚はほんの小さな違和感から始まることも多いものです。これを放っておかず、自分自身の心身のサインに目を向ける習慣をつけてみてください。身体は、あなたが思う以上にしっかりメッセージを伝えてくれています。日々を快適に過ごすためのヒントになれば幸いです。