
院長:武智お気軽にご相談ください!
こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。最近、体がだるくて、めまいや動悸が続いている、でも病院に行っても「異常なし」と言われてしまう。そんな経験はありませんか?もしかしたら、それは自律神経失調症かもしれません。今回は、自律神経失調症の検査や診断について詳しくお伝えしていきます。
「病院で検査を受けても何も見つからないのに、症状だけが続いている」という方は本当に多くいらっしゃいます。実は自律神経失調症には明確な診断基準がなく、検査で原因を特定するのが難しいという特徴があるんです。だからこそ、どのような検査があるのか、どの診療科を受診すべきかを知っておくことが、適切な対処への第一歩になります。


自律神経失調症の診断は「これだ!」という明確な検査がないからこそ、医療機関選びも大切になります
自律神経失調症が疑われる場合、まず行われるのは他の病気を除外するための検査です。血液検査や心電図検査、超音波検査などを通じて、甲状腺疾患や心臓の病気、更年期障害など、似たような症状を引き起こす疾患がないかをチェックしていきます。この「除外診断」というプロセスが、実は自律神経失調症の診断においてとても重要なんです。
血液検査では、貧血の有無やホルモン値、炎症反応などを調べます。特に甲状腺ホルモンの異常は、動悸や倦怠感といった自律神経失調症と似た症状を引き起こすため、必ずチェックされる項目です。また、女性の場合は女性ホルモンのバランスも確認されることがあります。更年期に入るとホルモンバランスが大きく変化し、自律神経の乱れを引き起こしやすくなるからです。
心電図検査では、不整脈や心臓の機能に問題がないかを確認します。動悸や胸の圧迫感を感じている方にとって、心臓に異常がないとわかるだけでも安心材料になりますよね。さらに専門的な検査として、心拍変動解析という方法があります。これは心拍のリズムから自律神経のバランス状態を数値化するもので、交感神経と副交感神経のどちらが優位になっているかを客観的に把握できます。
起立試験も自律神経の働きを調べる検査のひとつです。横になった状態から立ち上がったときの血圧や脈拍の変化を測定することで、自律神経が正常に機能しているかを確認します。立ちくらみやめまいを感じやすい方には、この検査が特に有効です。
検査結果が「異常なし」と出ても、体の不調が続いているのは、決してあなたの気のせいではありません。自律神経失調症は、目に見える形で数値に現れにくい疾患だからです。血液検査や画像検査で異常が見つからなくても、自律神経のバランスが崩れていることで体にはしっかりと症状が現れているのです。
自律神経は、呼吸や心拍、消化、体温調節など、私たちが意識しなくても体が自動的に行っている機能をコントロールしています。この自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、両者がバランスよく働くことで体調が保たれています。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによってこのバランスが崩れると、さまざまな不調が現れるようになります。
検査で異常が見つからないからこそ、周囲に理解されにくく、「怠けている」「大げさだ」と思われてしまうこともあるかもしれません。でも、症状に苦しんでいるのは紛れもない事実です。だからこそ、自分の体の声にしっかりと耳を傾け、適切な対処法を見つけることが大切になります。
自律神経失調症かもしれないと思ったとき、多くの方が「どの診療科を受診すればいいのかわからない」と悩まれます。症状が多岐にわたるため、どこに相談すべきか判断が難しいのも無理はありません。
まずは内科を受診して、身体的な異常がないかを確認するのが一般的です。内科では血液検査や心電図検査などの基本的な検査を行い、他の疾患の可能性を除外していきます。もし内科で特に異常が見つからず、ストレスや精神的な要因が疑われる場合は、心療内科や精神科への受診を勧められることもあります。
心療内科は、心と体の両面からアプローチする診療科です。ストレスや不安が原因で体に症状が現れている場合に適しています。精神科は主に心の病気を専門としていますが、自律神経失調症が進行してうつ状態や不安障害に発展している場合には、精神科での治療が必要になることもあります。
女性の場合、更年期の症状と区別がつきにくいこともあるため、婦人科を受診するのもひとつの方法です。ホルモン補充療法などで症状が改善することもあります。また、めまいや耳鳴りが主な症状の場合は耳鼻咽喉科、頭痛が続く場合は神経内科など、症状に応じて専門の診療科を選ぶのも効果的です。
病院を受診する前に、自分の症状を整理しておくと診察がスムーズに進みます。インターネット上には自律神経失調症のセルフチェックリストが多数公開されており、自分の状態を客観的に把握する手助けになります。
チェック項目には以下のようなものがあります。
これらの症状が複数当てはまり、数週間以上続いている場合は、自律神経失調症の可能性があります。セルフチェックはあくまで目安ですが、受診の判断材料として役立ちます。また、症状をメモしておくことで、医師への説明もしやすくなります。いつから症状が始まったのか、どのような状況で悪化するのかなど、具体的に記録しておくと良いでしょう。
病院を受診する際には、事前に自分の症状や生活習慣について整理しておくと診察が円滑に進みます。症状日記をつけるのもおすすめです。日々の体調の変化、症状が現れる時間帯や状況、ストレスを感じた出来事などを記録しておくと、医師が診断する際の重要な情報になります。
過去に受けた健康診断の結果や、現在服用している薬があればお薬手帳も持参しましょう。また、家族に同じような症状の人がいるか、過去に大きな病気やケガをしたことがあるかなども、診断の参考になります。
初めて受診するときは緊張するものですが、自分の辛さを正直に伝えることが大切です。「こんなこと言ってもいいのかな」と遠慮せず、気になることは何でも相談してみてください。医師とのコミュニケーションが、適切な治療への第一歩になります。
病院での治療と並行して、鍼灸治療を取り入れる方も増えています。自律神経失調症に対する鍼灸治療は、体全体のバランスを整えることを目的としています。西洋医学では症状に対して薬で対処することが多いですが、東洋医学では体の根本から整えていくアプローチを大切にしています。
当院では、自律神経のバランスを整えるために、全身のツボを使った鍼治療を行っています。交感神経と副交感神経のバランスが崩れていると、体のあちこちに不調が現れます。鍼灸治療では、このバランスを整えることで、めまいや動悸、不眠、胃腸の不調など、多岐にわたる症状の改善を目指します。
また、首や肩の緊張をほぐすことも重要です。首や肩の筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、頭部や内臓への栄養供給が滞ります。これが自律神経の働きをさらに悪化させる原因になるため、筋肉の緊張を丁寧にほぐしていきます。施術後に「体が軽くなった」「呼吸がしやすくなった」と感じる方が多いのは、血流が改善されたからです。
鍼灸治療は、薬に頼りたくない方や、薬では改善しなかった方にも選ばれています。副作用の心配が少なく、体に優しいアプローチができるのも鍼灸の特徴です。
自律神経のバランスを整えるためには、日常生活の中での工夫も大切です。まず、規則正しい生活リズムを心がけましょう。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることで、体内時計が整い、自律神経も安定しやすくなります。
食事も重要な要素です。バランスの良い食事を3食しっかり摂ることで、体に必要な栄養が行き渡ります。特にビタミンB群やマグネシウムは、自律神経の働きをサポートする栄養素です。緑黄色野菜や魚、ナッツ類などを意識的に取り入れてみてください。
適度な運動もおすすめです。激しい運動は逆効果になることもありますが、ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで血流が良くなり、自律神経のバランスも整いやすくなります。運動することで気分転換にもなり、ストレス解消にもつながります。
そして、何よりも大切なのはリラックスする時間を持つことです。深呼吸をする、好きな音楽を聴く、ゆっくりお風呂に浸かるなど、自分なりのリラックス方法を見つけてください。忙しい毎日の中でも、自分のための時間を少しでも作ることが、心と体を癒す第一歩になります。
自律神経失調症は、見た目にはわかりにくい症状だからこそ、周囲に理解されにくく、孤独を感じやすい疾患です。でも、決して一人で抱え込まないでください。同じような悩みを持つ人は本当にたくさんいますし、適切な対処をすれば必ず改善の道は開けます。
当院では、自律神経失調症に悩む多くの方々と向き合ってきました。病院で「異常なし」と言われても、症状が続いている方、何軒も治療院を回ったけれど改善しなかった方、そんな方々が当院の施術を受けて、少しずつ元気を取り戻していく姿をたくさん見てきました。
検査を受けることも大切ですが、それと同じくらい、自分の体の声に耳を傾け、信頼できる専門家に相談することも重要です。鍼灸治療は、体全体のバランスを整えることで、根本からの改善を目指します。薬だけでは解決できない症状にも、しっかりと向き合っていきます。
もし今、体の不調で悩んでいるなら、一度ご相談ください。あなたの辛さに寄り添い、一緒に改善への道を探していきます。どんな小さな悩みでも構いません。いつでもお気軽にお問い合わせください。

