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突発性難聴の点滴治療|効果を高めるために必要なこと

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こんにちは、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。突然片方の耳が聞こえにくくなり、病院で「すぐに点滴治療が必要です」と言われて戸惑っている方も多いのではないでしょうか。点滴治療がどんなものなのか、本当に効果があるのか、入院しなければいけないのか、不安な気持ちでこのページにたどり着かれたことと思います。

今回は、突発性難聴における点滴治療について、その目的や効果、治療期間、そして点滴だけでは改善しきれない部分についてもお話しします。実際に当院には、点滴治療を受けたものの思うように回復せず、その後鍼灸治療で聴力が改善された方が数多く来院されています。

院長:武智

点滴治療は早期開始が重要ですが、それだけでは不十分なケースもあります

目次

突発性難聴の点滴治療とは何か

突発性難聴で行われる点滴治療は、主にステロイド薬を使った治療です。ステロイドには強力な抗炎症作用があり、内耳で起きている炎症を抑えることで聴力の回復を目指します。内耳は非常に繊細な器官で、血流障害や炎症が起こると聴覚細胞がダメージを受けてしまいます。

点滴治療では、プレドニゾロンやメチルプレドニゾロンといったステロイド薬を1日1回、約30分から1時間かけて投与します。内服薬よりも高濃度のステロイドを血液中に送り込むことができるため、より強力な効果が期待できるとされています。同時に血流改善薬やビタミン剤を併用することも多く、内耳への血流を増やして栄養や酸素を届けやすくする狙いがあります。

治療のタイミングは極めて重要で、発症から48時間以内、遅くとも1週間以内に開始することが理想的です。時間が経つほど内耳の細胞は回復しにくくなり、2週間を過ぎると治療効果が大幅に低下してしまいます。だからこそ、突然耳が聞こえにくくなったら、一刻も早く耳鼻科を受診することが何よりも大切なのです。

点滴治療の期間と通院スタイル

点滴治療の期間は通常1週間から2週間程度です。初期の数日間は毎日点滴を受け、症状の改善が見られれば徐々に間隔を空けていくのが一般的な流れになります。治療開始から3日から5日程度で効果の判定が行われ、改善の兆しが見られない場合には追加の治療法が検討されることもあります。

入院治療と通院治療の違い

点滴治療には入院して行う場合と、通院で行う場合があります。入院治療では安静が保たれ、体への負担を最小限にしながら集中的に治療を受けられます。重症例や高度難聴の場合、めまいが強い場合には入院が勧められることが多いです。入院期間は1週間から2週間程度で、医療費は保険適用後の3割負担で10万円から20万円程度が目安となります。

一方で通院治療は、仕事や家庭の都合で長期間休めない方に選ばれます。軽症から中等症の場合には通院でも十分な効果が得られることがあり、毎日決まった時間に病院へ通って点滴を受ける形になります。通院の場合は1回あたり数千円程度の負担で済みますが、毎日通う必要があるため時間的な制約は大きくなります。

鼓室内ステロイド注入療法という選択肢

点滴治療で十分な効果が得られなかった場合、鼓室内ステロイド注入療法が追加されることがあります。これは鼓膜に細い針を刺して、直接内耳にステロイド薬を注入する方法です。全身投与よりも高濃度のステロイドを患部に届けられるため、点滴で改善しなかったケースでも効果が期待できます。

この治療は外来で受けられ、週に1回から2回のペースで3回から4回程度行われます。局所麻酔を使うため痛みは最小限に抑えられますが、注入後に一時的にめまいや耳の違和感が出ることもあります。ただし、この治療法もすべての人に効果があるわけではなく、発症からの時間が経ちすぎている場合には効果が限定的になります。

点滴治療の副作用とリスク

ステロイド点滴には副作用のリスクが伴います。短期間の使用であっても、血糖値の上昇、血圧の上昇、胃腸障害、不眠、気分の変動などが起こることがあります。特に糖尿病や高血圧、胃潰瘍の既往がある方は注意が必要で、事前に医師に必ず伝えておくべきです。

長期的な副作用としては、骨粗しょう症、免疫力の低下、感染症のリスク増加などがありますが、突発性難聴の治療で使われる期間は通常1週間から2週間程度と短いため、これらの重篤な副作用が出る可能性は低いとされています。それでも体調の変化には敏感になり、何か異常を感じたらすぐに医師に相談することが大切です。

実際に当院に来られた患者さんの中には、鍼灸治療を併用することでステロイドの副作用が軽減されたと話される方もいらっしゃいます。鍼灸には自律神経を整える作用があり、ステロイドによる不眠や気分の変動を和らげる効果が期待できるのです。

点滴治療の効果と限界

点滴治療による突発性難聴の改善率は、完全回復が約3分の1、部分的な改善が約3分の1、不変または悪化が約3分の1と言われています。つまり、点滴治療を受けても3人に1人は聴力が戻らないという現実があります。特に高齢者や高度難聴の方、めまいを伴う方は改善率が低い傾向にあります。

なぜ点滴治療だけでは改善しないケースがあるのでしょうか。その理由は、突発性難聴の原因が炎症だけではないからです。内耳への血流不足、首や肩の筋緊張による血管の圧迫、顎関節の問題、自律神経の乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合って症状を引き起こしています。

点滴で改善しなかった方への鍼灸アプローチ

当院には、点滴治療を受けたものの聴力が戻らず、その後鍼灸治療で改善された方が数多くいらっしゃいます。鍼灸治療では、内耳への血流改善、首や肩の筋緊張の解消、顎関節の調整、自律神経のバランス調整といった多角的なアプローチを行います。

特に重要なのが内耳への血流改善です。内耳に栄養と酸素を届けるためには、首や肩の筋肉が柔らかく、血管が圧迫されていない状態が必要です。しかし現代人の多くは、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で首や肩がガチガチに固まっています。この状態では、いくらステロイドで炎症を抑えても、血流が改善しなければ内耳は回復できません。

また、顎関節と内耳は解剖学的に非常に近い位置にあり、顎の動きの異常が内耳の機能に影響を与えることがわかっています。当院では全身のバランスを整えながら顎関節の調整を行い、内耳への血流を促進させます。病院では耳は耳鼻科、顎は口腔外科と別々に診るため、この関連性に気づきにくいのです。

点滴治療と鍼灸治療の併用

理想的なのは、点滴治療と鍼灸治療を同時に開始することです。点滴で炎症を抑えながら、鍼灸で血流改善と自律神経の調整を行うことで、相乗効果が期待できます。実際に当院の患者さんの中には、耳鼻科での点滴治療と当院での鍼灸治療を併用して、驚くほど早く聴力が回復された方がいらっしゃいます。

鍼灸治療は副作用がほとんどなく、ステロイド治療の副作用を軽減する効果も期待できます。不眠や気分の落ち込み、胃腸の不調といったステロイドの副作用に悩まされている方にとって、鍼灸治療は心強い味方になります。

ただし、鍼灸治療も早期開始が重要です。発症から1週間以内に治療を始められれば理想的で、遅くとも1カ月以内であれば改善の見込みがあります。時間が経つほど内耳の細胞は死滅していき、回復が難しくなってしまいます。

点滴治療を受ける際の注意点

点滴治療を受ける際には、いくつかの注意点があります。まず、治療期間中は安静を保つことが大切です。激しい運動や過度のストレスは避け、十分な睡眠を取るようにしましょう。アルコールは血管を拡張させて治療効果を妨げる可能性があるため、控えるべきです。

また、大きな音への暴露は避けてください。コンサートやライブ、工事現場など、大音量の環境は内耳にさらなるダメージを与える可能性があります。イヤホンやヘッドホンの使用も最小限にし、耳を休ませる時間を作りましょう。

治療中は定期的に聴力検査を受けて、改善の度合いを確認します。検査結果を医師とよく相談しながら、追加治療の必要性や今後の方針を決めていくことが重要です。自己判断で治療を中断したり、受診を先延ばしにしたりすることは絶対に避けてください。

治療費用と高額療養費制度

突発性難聴の治療費は、通院か入院かによって大きく異なります。通院での点滴治療の場合、1回あたりの費用は保険適用後の3割負担で数千円程度です。2週間毎日通院すると、合計で3万円から5万円程度が目安となります。

入院治療の場合は、医療費に加えて入院費や食事代がかかります。1週間から2週間の入院で、保険適用後の3割負担で10万円から20万円程度が一般的です。ただし、高額療養費制度を利用すれば、自己負担額の上限が所得に応じて設定され、超過分は後日払い戻されます。

高額療養費制度を利用する場合は、事前に健康保険組合に申請して限度額適用認定証を取得しておくと、病院の窓口での支払いが自己負担限度額までで済みます。突然の入院で経済的な負担が心配な方は、早めに手続きを進めておくことをお勧めします。

点滴治療後も改善しない場合の選択肢

点滴治療を受けても聴力が十分に回復しなかった場合、諦める必要はありません。追加の治療法として、鼓室内ステロイド注入療法、高圧酸素療法、そして鍼灸治療などの選択肢があります。それぞれの治療法には特徴があり、複数を組み合わせることでより高い効果が期待できます。

高圧酸素療法は、通常よりも高い気圧の中で高濃度の酸素を吸入する治療法で、内耳への酸素供給を増やすことができます。ただし、実施できる医療機関が限られており、通院の負担が大きくなることもあります。

当院での鍼灸治療は、点滴治療で改善しなかった方にも効果を発揮しています。週2回から3回の施術を1カ月から3カ月続けることで、聴力の改善、耳鳴りの軽減、めまいの解消といった効果が期待できます。聴力検査の結果を確認しながら、一人一人の状態に合わせた施術計画を立てていきます。

まとめ:点滴治療は第一選択だが万能ではない

突発性難聴における点滴治療は、発症早期に開始すれば高い効果が期待できる標準的な治療法です。ステロイドの抗炎症作用により内耳のダメージを最小限に抑え、聴力の回復を促します。しかし、点滴治療だけでは改善しないケースも少なくありません。

その理由は、突発性難聴が単純な炎症だけでなく、血流障害、筋緊張、顎関節の問題、自律神経の乱れなど、複数の要因が絡み合って起こる症状だからです。点滴で炎症を抑えても、根本的な血流不足や身体の歪みが残っていれば、完全な回復は難しいのです。

当院では、点滴治療と鍼灸治療を併用することで、より高い改善率を実現しています。耳鼻科での治療を受けながら、同時に鍼灸で血流改善と自律神経の調整を行うことで、内耳の回復を多角的にサポートできます。点滴治療を受けたものの思うように改善しなかった方も、決して諦めないでください。

突発性難聴は時間との戦いです。症状が出たらすぐに耳鼻科を受診し、点滴治療を開始してください。そして同時に、鍼灸治療という選択肢があることも知っておいてください。一人で不安を抱え込まず、いつでも当院にご相談ください。あなたの聴力を取り戻すために、全力でサポートさせていただきます。


院長:武智

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