ヒステリー球（咽喉頭異常感症）

ヒステリー球（咽喉頭異常感症）の症例報告

ヒステリー球（咽喉頭異常感症）とは

東洋医学の言葉では梅核気（ばいかくき）ともいいます。

のどに異物感や圧迫感を感じる状態で、特に病理的な異常がないにもかかわらず、ストレスや精神的な要因が原因とされる日常生活に影響を与えることが多く症状です。

病理的な異常がないにもかかわらず喉がおかしい

ヒステリー球の具体的な患者の数に関する調査は少ないですが、特に30〜50代の女性に多く見られることが報告されています。

ヒステリー球は患者数が少ないため共感してもらいにくい症状です。

生活リズムの変化や労働環境の急激な変化に伴い発症することが多く、世界で最も睡眠不足の日本人に多い現代病といえます。

ヒステリー球は怪我とは異なり、外見上からは分からないことが多い症状です。

そのため、周りの人に理解してもらえず、イライラや不安といったストレスがさらに症状を悪化させるという悪循環に陥り、日常生活に支障をきたすことになりかねません。

ヒステリー球を放置すると、ストレスや不安感が増し、生活の質が低下する可能性があります。また、長期的に見ると、食道の粘膜が変質することで、食道がんのリスクが高まる可能性も指摘されています。

ヒステリー球の原因

病院では異常がないと言われても、喉のつまり、違和感、圧迫感などの症状が収まらないという人が近年増え続けています。

また、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ヒステリー球の原因はひとつに断定できるものではないということです。

ヒステリー球は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

男女による違いもありますし、一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、ヒステリー球の改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

ヒステリー球への対応として病院や一般の整体院では次のようなものが一般的です。

薬物療法

ヒステリー球の治療には、症状に応じて抗うつ剤や抗不安薬が使用されます。これらはストレスや不安を軽減し、症状を改善する効果があります。

また、漢方薬も効果的で、特に半夏厚朴湯がよく使われます。半夏厚朴湯は「気うつ」を改善する効果があり、ストレスによるのどの異物感を緩和するのに役立つといわれています。

心理療法

心理療法では、認知行動療法やカウンセリングを通じて、ストレスや不安を管理します。ストレスの原因を理解し、対処方法を身に着けられることが重要です。

心理療法は、症状の根本的な原因に対処し、長期的な改善を目指しています。

生活習慣の改善

生活習慣の改善は、ストレスを軽減するための基本的なアプローチです。睡眠や食事、運動の習慣を見直し、バランスの良い生活を心がけます。

適度な運動など各筋肉を動かす方法も有効で、深呼吸や瞑想、ヨガなどでリラックスすることが推奨されます。これらの生活習慣を通じて、自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減することができます。

ヒステリー球を改善するために

どれだけ多くの治療法を試しても、それが原因を取り違えたまま進められる治療だとすれば改善など見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、一人ひとり異なる突発性難聴の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院のアプローチ

自律神経の乱れだけではなく、複数の要因が関与しています。主な原因としては、ストレスや心理的な要因が挙げられます。特に、無意識の葛藤や感情の抑圧が症状を引き起こすことがあります。

また、自律神経のバランスが崩れることで、交感神経が過剰に活発になり、食道付近の筋肉を収縮させることがあり、これがのどの異物感や圧迫感を生じさせます。

さらに、心的外傷後ストレス障害（PTSD）や過去のトラウマも原因となることがあります。これらの心理的な要因が自律神経に影響を与え、ヒステリー球の症状を引き起こすと考えられています。

したがって、ヒステリー球の原因は単に自律神経の乱れだけではなく、心理的な側面も含まれています。

つまり、臓器の異常や精神的な病気ではないため、改善するためには自律神経系そのものにアプローチする必要があります。

当院は鍼灸整体治療により直接的に自律神経系に働きかけます。

鍼灸師は皮膚の状態から疾病を読み取り、背骨の間から内臓や身体をコントロールする神経の専門家です。神経の出口である皮膚や背骨の動きによる筋肉のコリ、可動域、姿勢、画像を細かく分析して原因に直接的にアプローチします。

ヒステリー球を改善するための重要なポイント

残念ながら、病院や一般的な治療院は画一的な検査、投薬・治療に終始しています。しかし、症状の一時的な軽減を得られても他の不調やだるさが出れば意味がありません。

私たちは常に身体全体を俯瞰しながら治療を進めます。

仮にストレスが原因だとしても、ただただリラックスを促すだけではなく、病院の診断項目にあてはまらない首や肩、背中の筋肉の状態や脊柱の柔軟性をチェックしていきます。また、突発性難聴になったことにより精神的なショックで自律神経系の働きが乱れ胃や腸などの消化器系の不調がでることもあります。重点的にチェックしていきます。

ヒステリー球の治療については「木を見て森を見ず」では足りません。重要なのは「木も森も同時に見る」ことであり、身体全体の状態を把握しつつも、全身の血流改善や炎症反応の除去、自律神経の障害や自己治癒力の低下がみられる箇所をピンポイントに改善していく必要があります。

当院の特徴

国家資格の鍼灸あん摩マッサージ師である院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ヒステリー球の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ヒステリー球は全身をみる専門家で鍼灸師にお任せください。

ヒステリー球に関するQ&A

ヒステリー球は自然に治りますか？

数時間や数日で自然に治ることがありますが、1週間以上持続する場合や、食事をとると違和感が強くなる場合は、まず病院を受診することが推奨されます。自然に治る可能性もありますが、ストレスや不安が続く場合は、改善しにくい印象があります。

手術は必要ですか？

常、手術は必要ありません。ヒステリー球は、のどに異物感や圧迫感を感じる状態で、ストレスや精神的な要因が原因とされています。耳鼻咽喉科や内科での検査で身体的な異常がないことが確認されれば、精神的なストレスや自律神経の乱れが原因と考えられます

ストレスだけで発症しますか？

ストレスだけで発症するわけではありませんが、ストレスが大きな要因の一つです。心理的な要因、特に無意識の葛藤や感情の抑圧も原因となります。また、自律神経のバランスが崩れることも症状を悪化させる要因です。さらに、生活習慣や環境的な要因も影響を与えることがあります。

やってはいけないことはありますか？

必要以上な過度な咳払いは喉に負担をかけるため控えたほうが良いです。他には乾燥や刺激物の摂取も避けるべきで、カフェインやアルコール、タバコは喉を荒らします。ストレスを溜め込まないために、睡眠や食事のリズムを整えることで自律神経を安定させることが大切です。

ヒステリー球に苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

自律神経系に直接アプローチする鍼灸整体治療はヒステリー球に対して非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

専門的な知識も必要になるため、ヒステリー球を自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。ヒステリー球は早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。

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