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【嗅覚障害】コロナ感染後の嗅覚障害を克服した
嗅覚障害で来院された女性(20代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
コロナウイルス感染後に味覚と嗅覚がなくなった。すぐに病院を受診し匂いを感じられるようになったが異臭として感じるようになる。味覚は戻らないままでいた。
来院に至るまでの経緯
コロナウイルス感染中から味覚と嗅覚に違和感を覚えつつも高熱が出ていたため安静に過ごしていた。熱が下がった後には口渇症状が出始め、ますます味覚と嗅覚が感じなくなっていった。
耳鼻科を受診して嗅覚トレーニングも行いつつも劇的な変化が見られないため日に日に焦りが多くなり精神的に不安定になり、見かねた旦那さんがインターネットで当院を調べ受診した。ることもあった。繁忙期には普段より集中して作業をおこなうため頭痛、耳鳴り、肩こり、背中の緊張が強かった。
処方された薬
- 当帰芍薬散
- レボセチリジン
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
触診によるツボの確認
- 印堂(額の中央)
- 内耳・中耳
- 左右の目
- 鼻
- のど
- 唾液腺
- 頸部リンパ
- 食道
- 胃
- 肝臓
- 大腸
筋肉の状態
- 胸鎖乳突筋
- 斜角筋
- 舌骨筋
- 側頭筋
- 僧帽筋
施術内容と経過
検査結果の分析により鼻、のど、唾液腺、頸部リンパと、舌骨筋、胸鎖乳突筋と判断

鍼灸治療を基本とし、マッサージとHBC療法(ソーマダイン・アルファキュア)を併用した。
仰向け、横向きで施術を開始した。
- 初回施術後
-
異臭が少し和らいだ。顔と首のコリがほぐれて久々にぐっすりと眠れた。
- 2~4回目/週2回ペース
-
体調が上向き始めていたが、PMS症状のイライラ、不安感、情緒不安定、腹痛、頭痛が出たため、異臭も以前に感じていたものが復活した。
- 5~8回目/週2回ペース
-
生理も無事に終わり、異臭は和らいだ。
- 9~12回目/週2回ペース
-
異臭は和らぎつつも、仕事のストレスが強くかかった翌日には、異臭が強くでてくることもあった。
- 13~15回目/週1回ペース
-
異臭をほとんど感じることがなくなり、スーパーマーケットなどでふわっと漂ってくるがわかるようになった。ただし、近づいてしっかり嗅ごうとすると異臭にとして感じてしまう。
- 16~19回目/週1回ペース
-
味覚の変化はあまりなく食事をすることに意義を感じなくなっていたが、テレビで紹介されていたクロワッサンがどうしても食べてみたくなって試してみたところ、しっかりと味を感じることはできなかったがクロワッサン特有の匂いと記憶していた味をイメージできるようになった。
- 20~24回目/週1回ペース
-
味覚は感じにくいままだったので食べることへの絶望感は続いていたが、食欲が出てきていろいろなものを食べてみようという気持ちになった。異臭はほぼ感じなくなってきている。一年を通して花粉症の鼻炎症状があったが、鼻の通りがすっきりしている日が増えてきた。
- 25~30回目/週1回ペース
-
嗅覚は完全に戻って意識することはなくなっていった。味覚は少しずつの変化がでているが、化学調味料や加工食品は本来の味よりもえぐみや渋みが強調されるようになった。
- 31回目/週1回ペース
-
味覚は極端に刺激の強いものでなければ本来の味がうっすらとわかるようになり味わいながら食事が摂れるようになった。
- ローラー鍼を用いた耳周辺や首・肩のケア
- 簡単なストレッチ体操による筋肉の緊張緩和
準備中
院長からのコメント
施術で変化があったことは良かったです。鍼灸治療とセルフケアの実施により、症状の改善と生活リズムの見直しが進んだ。今後も継続的なメンテナンスと生活習慣の調整が重要です。
正しい姿勢をとる、規則正しい生活でちゃんと寝るということを継続すれば身体は変わります。今後もしっかりとサポート致します。
嗅覚障害でお悩みなら…
嗅覚障害について解説しているこちらのページもお読みください。



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