頭痛

頭痛の症例報告

頭痛とは

頭痛とは、頭部の一部あるいは全体に感じる痛みの総称です。後頭部と首の境界部分や眼の奥の痛みも頭痛に含まれます。一時的な症状として現れる場合もありますが、慢性的に頭痛発作を繰り返す場合は「頭痛症」という病名で扱われます。

腰日本での大規模疫学調査によると、慢性頭痛を有する人は約4000万人にのぼります。特に片頭痛については有病率が8.4％で、約1000万人が悩んでいると推定されています。

世界保健機構（WHO）の調査では、頭痛障害は「障害生存年数」が増加する疾患の第3位に位置づけられており、日常生活に大きな影響を与える症状として認識されています。

血行不良は筋肉を硬くし、血流低下を招きます。その結果、酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質が蓄積します。痛みをかばう姿勢が習慣化すると、猫背や反り腰、骨盤の歪みといった姿勢の悪化と体のバランス崩れが生じます。これにより頭痛がさらに悪化する悪循環に陥います。

頭痛を放置すると、さまざまな問題が生じる可能性があります。特に片頭痛の場合、治療せずに放置すると約3割の人で症状が慢性化し、頻度や強度が増すことが知られています。

痛みを長期間放置することで脳が痛みに過敏になり、頭痛がさらに起こりやすくなるという悪循環に陥ります。また、頭痛の中には脳腫瘍や脳出血などの重篤な疾患が隠れている場合もあり、適切な診断を受けずに放置することで命に関わる病気を見逃すリスクもあるということです。

頭痛の原因

開院以来、当院には頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頭痛の原因はひとつではないということです。

頭痛の原因として次のものが挙げられます。

頭痛はこのように複数の要因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり頸椎や胸椎の可動域の減少や頚背部の筋肉の緊張が末梢神経や血流に機能障害が起きて炎症や負担がかかり、それが痛みのシグナルを出し頭痛となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頭痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

病院での対処法の目的

病院での頭痛治療の目的は、頭痛の原因を正確に診断し、適切な治療によって痛みの頻度と強度を減らすことです。

特に重要なのは、生命を脅かす可能性のある二次性頭痛を見逃さないことと、「痛みが来た時の治療」と「痛みが来る回数を減らす予防的治療」を組み合わせて、患者さんの生活の質を向上させることです。

頭痛を改善するために

まずはあなたの頭痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

私たちは常に身体全体を俯瞰しながら治療を進めます。

たとえ頭痛の原因が首や肩の筋肉の緊張にあったとしても、単にその部分だけに目を向けるのではなく、病院の診断項目にあてはまらない姿勢の問題や背中の筋肉の状態、脊柱の柔軟性をチェックしていきます。

また、頭痛をきっかけに精神的なストレスで自律神経系の働きが乱れ、胃や腸などの消化器系の不調が出ることもあります。こうした部分も重点的にチェックし、必要に応じて調整を行います。

頭痛の治療については「痛いところだけを見て対処する」のでは不十分です。

重要なのは「局所と全身を同時に見る」ことであり、身体全体の状態を把握しつつも、全身の血流改善や炎症反応の除去、自律神経の障害や自己治癒力の低下がみられる箇所をピンポイントに改善していく必要があります。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腰痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

３つの国家資格をもつ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で頭痛が改善する理由

頭痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から神経が伸びているからです。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

頭痛のQ＆A

頭痛は自然に治りますか？

頭痛の種類によります。一時的な緊張型頭痛は休息で改善することもありますが、片頭痛や群発頭痛などは適切な治療が必要です。慢性化した頭痛は自然治癒が難しく、放置すると約3割の方で症状が悪化するため、早めの専門的な治療をお勧めします。

頭痛持ちの人がやってはいけないことは？

頭痛薬の過剰使用（月に10日以上）は薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。また、自分の頭痛の引き金となる食品や行動（睡眠不足、過度のストレス、特定の食品など）を把握し、できるだけ避けることが大切です。

頭痛と睡眠の関係はありますか？

密接な関係があります。睡眠不足だけでなく睡眠過多も頭痛の引き金になります。また、睡眠中や起床時に頭痛が起こることもあります。規則正しい睡眠習慣は頭痛予防の重要な要素です。

ストレスと頭痛はどう関係していますか？

ストレスは頭痛の主要な誘因です。緊張状態が続くと筋肉が硬くなり頭痛を引き起こします。興味深いことに、ストレスがある時だけでなく、ストレスから解放された時（週末など）にも頭痛が起こることがあります。

頭痛体操や運動は効果がありますか？

特に緊張型頭痛には、首や肩の筋肉をほぐす体操や適度な有酸素運動が効果的です。ただし、激しい運動は逆に頭痛を誘発することもあるため、自分に合った強度で行うことが大切です。

腰痛に効くセルフケアはありますか？

腰回りのストレッチをしたくなりますが、お尻（殿筋群）、太ももの裏（大腿二頭筋）、ふくらはぎ（腓腹筋）の定期的に動かすことです。1回あたりの数秒のストレッチ、1時間に1度は立ち歩くことも必要です。骨盤が寝ない姿勢を意識しましょう。

頭痛で悩まされていた皆さまも、当院で鍼灸整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の鍼灸整体治療と頭痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

長年の頭痛から解放されました

偏頭痛との付き合い方が変わりました