
院長:武智お気軽にご相談ください!

院長:武智お気軽にご相談ください!
会議の最初の一言で声が詰まる。電話が続いた夕方には、喉が締まって話すのがつらい。耳鼻科で「声帯に大きな異常はない」と言われたのに数か月たっても戻らないと、このまま治らないのではと不安になりますよね。
たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。この記事では、声の不調が長引く背景と、通院中に日常で見直せること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を知りたい方は、発声障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気づきやすいポイントから順にお伝えします。




姿勢も力まず確認しましょう
朝一番の挨拶や電話の第一声で、声がひっかかる。そんな日が何週間も続いていませんか。
過緊張性発声障害は、声帯に目立つ傷や腫れがなくても、のどまわりの力みで声が出しにくくなる状態とされています。声が長引く状態では、本人も気づかないうちに力みが定着しているケースが少なくありません。
ご相談では、声の使いすぎだけでなく、環境の変化や緊張が続く時期をきっかけに始まったというお話もよく伺います。気持ちの弱さではなく、体が守ろうとして固まった結果という見方もできます。
検査で大きな異常がなかったことと、声が楽に出ることは、必ずしも同じ意味ではありません。
声帯そのものに問題がなくても、発声のときに周りの筋肉が働きすぎていれば、声は出しにくくなります。医療機関では、発声の癖やストレス、のどの炎症後の力みなどが重なるとされることがあります。
声が出しにくいと感じたとき、多くの方は無意識のうちに、のどへ力を足してしまいます。
実は、この力みの癖が声の不調を長引かせる一因になることがあります。力むと声が詰まり、詰まるからさらに力む。夕方に疲れが強くなるのは、この繰り返しが一日中続いた結果という見方もできます。
そこに睡眠不足や緊張が続く毎日、前かがみのデスクワークが重なると、のどまわりの筋肉はますますゆるみにくくなります。原因が一つに決まらないのも、この状態の特徴です。
声を休ませようと、ささやき声で話したり、人との会話を避けたりする方は少なくありません。
ただ、ささやき声はかえってのどに負担をかけるとされることがあります。完全に黙り続けるのも現実的ではないので、短い会話を力まずにこなす方向で考えるほうが続けやすいでしょう。
声は声帯だけで出ているわけではなく、首や顎、舌の動きにも支えられています。この部分がこわばると、声の出し方も変わります。
パソコン作業で頭が前に出ると、首の前側や肩まわりに負担が集まります。良い姿勢を保とうとする気持ちはとても大切ですが、背すじを意識しすぎると、かえって首や肩に力が入ることもあります。
施術の場面では、首の動かしやすさや呼吸の深さを、まず確認します。首や顎のこわばりが強い方ほど、声を出す前から力が入っていることが多いからです。
話しているとき、奥歯を噛みしめたり、舌の付け根を固めたりしていませんか。自分では気づきにくい動きですが、声の出しやすさに関わるとされています。鏡の前で口の開け閉めを試すと、気づきやすくなります。
口を大きく開けるとカクッと引っかかる、舌を出すと力が入る。こうした感覚があれば、日常の力みの癖を知る手がかりになります。ただし、痛みが強いときは無理に動かさないでください。
自宅でできる範囲には限りがありますが、声への負担を減らす工夫は今日から始められます。
通院や音声治療を続けながら、次の順番で試してみてください。
反対に、喉をぐっと押したり、力いっぱい声を張って練習したりするのは避けたいところです。痛みや息苦しさがあるときは練習を止めるのが基本です。炎症など別の要因が重なっている場合、力を入れた練習で負担が増えるおそれがあるためです。
通院しても手応えがないときは、がまんせずに今の治療内容を主治医と確かめ直しましょう。
声の詰まりが続く病態には、痙攣性発声障害など、似た訴えで現れるものがあります。医療機関では、喉頭の内視鏡検査や声の聞き取りで確認されることがあります。
診断によって、勧められる治療は変わるとされています。自己判断で練習法を変える前に、耳鼻咽喉科や音声外来で一度確認しておくと安心です。
音声治療は、言語聴覚士などの指導のもとで、力みにくい発声を身につけていく方法とされています。期間は数週間から数か月以上と、個人差が大きいようです。
練習の頻度や方法が合っているか、生活の中で力みが戻っていないかを、担当の先生に伝えてみてください。相談する目安としては、二週間以上声の不調が続くとき、悪化するときが挙げられます。
治療院でできることは、医療の代わりではなく、体の側から負担を減らすお手伝いです。
個人的には、声そのものよりも、首や肩、背中の緊張や自律神経の乱れが抜けにくい方に、体の状態を一緒に確認する意味があると感じています。耳鳴りやめまいの方を診てきた経験からの実感です。
たけち鍼灸整体院・名古屋名東院では、背骨をやさしく揺らすDRT整体や鍼灸を用いますが、声の結果をお約束するものではありません。診断と音声治療を軸に体の緊張を補助的に見直すのが基本の考え方です。鍼が苦手な方には、刺激のやさしい整体から始める選択肢もあります。
過緊張性発声障害が治らないと感じるときは、診断の確認、発声の癖、体のこわばり、生活の疲れが重なっていることが多いものです。声が長引いて思うように楽にならなくても、順番に見直すことで道筋はつかめてきます。
今日は、話し始める前に肩を落として息を吐き、奥歯が噛み合っていないかを一度確かめてみてください。姿勢も、正そうと頑張るより力を抜く感覚のほうが、のどには楽なことがあります。
首や顎、背中のこわばりも含めて体の状態を確認したい方は、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院へお気軽にご相談ください。