
院長:武智お気軽にご相談ください!

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電話で会社名を言おうとした瞬間に声が詰まる。力まないと声が出ない日が続き、自分の声に何が起きているのか不安になっていませんか。
たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。この記事では、痙攣性発声障害と過緊張性発声障害の違い、受診前に確認しておきたいこと、日常で気をつけたい体の使い方についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、発声障害の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、声の出方の違いから順にお伝えします。




力みすぎず状態を確認しましょう
「お電話です」と言われて受話器を取ると、最初のひと声だけが引っかかる。そんな経験はありませんか。
話し始めの声の詰まりは、緊張する場面で目立つため、気持ちの問題と思われがちです。ただ、同じように見える症状でも、背景はいくつか考えられます。一人で抱え込むほど、人との会話そのものを避けたくなる方も少なくありません。
痙攣性発声障害と過緊張性発声障害は、医療の現場でも区別が難しいことがあるとされています。
過緊張性発声障害は、喉やその周辺の筋肉が過度に緊張して起こる声の不調です。呼吸の使い方、声の出し方の癖、声の使いすぎ、ストレス、胃食道逆流などが関わると指摘されています。
筋緊張性発声障害という呼び方が使われることもあります。音声治療で声の出し方を見直すと変化が出るケースがあるとされますが、個人差は大きいところです。
痙攣性発声障害は、話すときに喉の内側の筋肉が意図せず動き、声が詰まる、震える、途切れるといった状態です。喉頭の局所性ジストニアとされ、20から40歳代の女性に多いと説明されています。
声帯そのものに目立った異常がなく、内転型と呼ばれるタイプが大多数とされています。力みの強い声と症状が似て感じられるため、専門家でも鑑別は容易ではないといわれます。
検査で「声帯に異常はない」と言われても、声の出しにくさが続くと戸惑ってしまいますよね。
実は、声帯に傷や腫れがなくても声の不調が起こる病態があります。痙攣性発声障害も、器質的な異常や麻痺を認めない機能性の障害と説明されています。
症状が似ているため、自己判断で病名を決めないことが大切です。ストレスで強まることはあっても、それだけで診断できるものではないとされています。
診察で症状を伝えやすくするために、次のような点を日付つきで書き留めておくと役立ちます。
場面によって声の出方が変わるかどうかは、医師が状態を判断するときの手がかりになるとされています。録音できる範囲で、普段の声を残しておくのも一案です。
受診前のメモは、病名を当てるためではなく、ご自身の状態を正確に伝えるためのものです。鍼灸院で病名を判断することはありませんので、その点はご安心ください。
受診先に迷う場合は、耳鼻咽喉科や、声の専門外来を設けている医療機関が一つの目安になります。
医療機関では、問診や声の聞き取り、喉頭の内視鏡による観察などを通して、声帯の状態や声の出方が確認されることがあります。
言語聴覚士が関わる場合もあります。過緊張性と痙攣性は症状が重なることから、経過を時間をかけて確認するケースもあるようです。
過緊張性では音声治療、痙攣性ではボツリヌス毒素の注射や手術などが説明されることがあります。どの方法が合うかは、診断や状態によって判断が変わります。
治療院は、こうした医療処置の代替ではありません。詳しくは医療機関で確認してください。体の面から日常の負担を見直す役割と考えていただければと思います。
声が出にくいと感じると、無意識に首や肩へ力を入れて、押し出すように話してしまいがちです。
数々のご相談の中でも多いのが、首や肩のこわばりを抱えたまま、浅い呼吸で話し続けている方です。力むほど喉まわりが固くなり、出にくいという不安がまた緊張を呼ぶ流れに入りやすくなります。
良い姿勢を保とうとする気持ちは、とても大切なものです。ただ、姿勢を強く意識するほど背中や首に力が入り、かえって体がこわばってしまうこともあります。
自宅では、声そのものを何とかしようとせず、体の緊張をゆるめることから始めてみてください。
自宅ケアの範囲で優先したいのは、睡眠と休憩、ゆっくりした呼吸、肩の力を抜く時間です。姿勢も、正そうと構えすぎず、ときどき力を抜く意識から始めてみてください。
一方で、声が出ない状態を無理に押し切って話し続けることは避けてください。喉への負担から力みが強まる場合があります。ネットで見た発声練習を自己流で繰り返すのも、おすすめしません。
次のような変化があるときは、体のケアより先に、医療機関へ相談したほうがよい状態です。
声が急に出なくなった、息苦しさや飲み込みにくさがある、数週間たっても声の不調が続く、といった場合が挙げられます。
相談する目安は、症状の強さだけでなく日常生活への影響でも考えられます。仕事や会話に支障が出ているなら、早めの受診を考えておきたいところです。
痙攣性発声障害と過緊張性発声障害は、症状が似ていて自己判断が難しい声の不調です。違いを知ったうえで、まず医療機関で確認することが欠かせません。
今日できるのは、いつ、どんな場面で声が詰まったかを一つ書き留めることです。それが受診のときの大切な手がかりになります。
声の不調だけでなく、首や肩の緊張や呼吸の浅さも含めて確認したい方は、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院へお気軽にご相談ください。

