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めまいの原因は女性ホルモンだけとは限らない

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朝、布団から起き上がろうとした瞬間に、ぐるっと世界が回るような感覚に襲われたことはありませんか。家事の途中で急にふわっとした浮遊感が出て、しばらく座り込んでしまうという声もよく耳にします。

たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。この記事では、めまいが起きたときに家で確認できること、無理に動かないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、めまいの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすい点から順にお伝えします。

院長:武智

体質的な傾向も含めて確認しましょう

目次

朝起き上がるときに世界が回る感覚

まず確認しておきたいのは、めまいが出るタイミングです。

寝返りを打った瞬間や、枕から頭を起こした瞬間にぐるぐると回る感覚が出る場合、頭の位置の変化が関係していることが多いといえます。数十秒でおさまることが多いものの、繰り返すと朝の支度自体が不安になってしまう方もいらっしゃいます。

一方で、回転するというより終日ふわふわとした浮遊感が続くタイプもあり、原因の見方が変わってきます。回転性か浮動性かを自分なりに区別しておくと、その後の相談もスムーズになります。

振り返った瞬間にふらつく理由

台所で振り返った拍子にぐらっとする、という相談も少なくありません。

耳の奥にある平衡感覚を担う器官は、頭の向きの変化にとても敏感です。首や肩の緊張が強いと、頭を動かす動作そのものがぎこちなくなり、めまいのような感覚につながることがあります。首まわりの緊張とめまいが同時に出ていないかは、確認しておきたいポイントです。

台所仕事や洗濯物を干す動作のように、上を向いたり振り返ったりする場面で症状が出やすい方は、動作そのものを見直すことも一つの方法です。座ったまま向きを変える、体ごとゆっくり回るなど、動き方を少し変えるだけでも負担が減ることがあります。

個人的には、子供の頃から乗り物酔いをしやすかったという方は、もともと平衡感覚が揺れに敏感な体質を持っていることが多いと感じています。デスクワークでパソコンとスマートフォンを交互に見る動作が多い方も、同じように首への負担が積み重なりやすいので注意しておきたいところです。

女性にめまいが多いといわれる背景

女性からのめまいに関するご相談は、男性に比べて多い印象があります。

月経周期や更年期に伴うホルモンの変化は、自律神経のバランスに影響しやすいとされています。自律神経は血流や内耳のリンパの流れにも関わるため、結果としてめまいやふらつきが出やすくなるという見方もできます。生理前後に立ちくらみを感じやすいという声も少なくありません。

実は、同じような生活をしていても、ホルモンの波が大きい時期はめまいを感じやすくなる方が多いようです。年代によって背景が変わる点も知っておくとよいでしょう。

ホルモンの影響は自分では気づきにくく、体調の波として片づけてしまいがちですが、めまいと合わせて振り返ってみると理由が見えてくることがあります。

年代によってめまいの背景が変わること

20代から40代と、更年期以降とでは、めまいの背景が異なることがあります。年代ごとの傾向を知っておくと、今の自分に近い状態を確認しやすくなります。

20代から40代に多い背景

この年代では、月経に伴う貧血や低血圧、仕事や育児による慢性的な疲労が重なりやすい傾向があります。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けることも、首や肩の緊張を強めやすい要因です。

睡眠不足や食事の乱れが続くと、立ち上がったときのふらつきが出やすくなることもあります。もともと貧血の傾向があり体力に自信がない方や、学生の頃から運動をあまりしてこなかった方は、体を支える力そのものが育ちにくく、めまいやふらつきを感じやすい土台になっている場合もあります。

更年期以降に多い背景

更年期に近づくと、女性ホルモンの分泌量が大きく揺れ動き、自律神経の乱れが表に出やすくなります。

のぼせや発汗、動悸とめまいが同時に出る方もいて、体全体のバランスが崩れているサインと捉えることもできます。この時期は無理を続けず、体の変化に合わせて生活のペースを見直すことも大切です。

検査で異常なしと言われたときに考えたいこと

耳鼻科や内科で検査を受けても、はっきりした異常が見つからないケースもあります。

数々のご相談の中でも多いのが、検査では問題ないと言われたものの、めまいやふらつきが続いているという悩みです。この場合、耳や脳そのものよりも、首や肩まわりの緊張、自律神経の乱れが背景にあることも考えられます。

血液検査や画像検査では映りにくい部分に負担が集まっていることも珍しくありません。

検査結果だけで安心しきれず、次にどうすればよいか迷う方も少なくありません。体のどこに負担が集まっているかを確認することが、次の一歩につながります。

忙しい生活がめまいを長引かせること

家事や仕事に追われる毎日は、めまいをこじらせる一因になることがあります。

睡眠不足のまま無理に体を動かし続けると、自律神経の回復が追いつかず、めまいが繰り返しやすい状態になってしまいます。疲れているのに休めないという悪循環に入り込んでいる方も多いようです。子育てや仕事の予定を優先して、自分の不調を後回しにしてしまう方も見受けられます。

症状を我慢して動き続けることが、かえって回復を遠ざけている場合もあります。

自宅でまず試してほしいこと

症状が軽いときは、生活の中で見直せる点がいくつかあります。

朝起きるときはゆっくり体を起こす、長時間同じ姿勢を続けない、こまめに水分を摂る、といった小さな工夫から始めてみてください。首や肩の力を抜く時間を作ることも助けになります。湯船にゆっくりつかって体を温めることも、自律神経の負担を減らす助けになるといわれています。

一方で、激しい回転性のめまいに加えて手足のしびれや呂律の回りにくさがある場合は、無理に自宅で様子を見ないほうがよいでしょう。すぐに医療機関へ相談したほうがよい状態です。

そこまで強い症状がなくても、繰り返す場合は原因を確認しておきたいところです。

医療機関と体のケアをあわせて考える

めまいの原因が内耳や脳にある場合、医療機関では検査や薬による対応が行われることがあります。

詳しい診断や治療方針については、詳しくは医療機関で確認してください。そのうえで、日常生活での体の使い方や首肩の緊張、自律神経の乱れといった部分は、鍼灸整体の視点から確認できることもあります。医療機関の受診と体のケアは、どちらか一方ではなく両方を組み合わせるという考え方もあります。

個人的には、検査結果と体の状態の両方から原因を見ていくことが、繰り返しにくい状態につながると感じています。鍼が苦手な方には、背骨をやさしく揺らすタイプの施術をご案内することもあります。

今のめまいと向き合うために確認したいこと

めまいの背景には、頭の位置の変化、ホルモンの揺れ、自律神経の乱れ、首肩の緊張など、いくつもの要因が重なっていることがあります。

今日からできることとして、朝の動作をゆっくりにする、水分と睡眠を意識する、症状が出た日は無理に予定を詰め込まないといった小さな工夫から始めてみてください。

繰り返す痛みや違和感と同じように、めまいも早めの段階で状態を確認しておくと、生活への影響を小さくしやすくなります。振り返る動作や姿勢のくせに心当たりがある方は、その点も含めて見直してみるとよいでしょう。

首や肩の緊張、体の使い方も含めて確認したい方は、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院へお気軽にご相談ください。


院長:武智

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