
院長:武智お気軽にご相談ください!
治療が一段落したはずなのに、耳の詰まった感じや軽い耳鳴りが残っていて、この先どうなるのか気になっている方もいると思います。
たけち鍼灸整体院・名古屋名東院のたけちです。この記事では、突発性難聴の治療後に感じやすい不安と、家でできること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、突発性難聴の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、治療後の期間に焦点をあててお伝えします。




今の状態から少しずつ確認しましょう
ステロイドの内服や点滴が終わったあと、聞こえ方が完全には戻らず戸惑う方は少なくありません。
治療期間を過ぎても軽い耳鳴りや耳の詰まった感じが残ることがあり、それだけで悪化していると決めつける必要はないでしょう。回復の速さには個人差があるといえますね。
診察の間隔が空くほど、その間に感じた違和感を一人で抱え込みやすくなります。気になったことは小さくメモしておくと、後で自分の変化をたどりやすくなるでしょう。仕事の合間や就寝前など、症状が気になる時間帯を記録しておくのも一つの方法です。
検査結果の数字にばかり気を取られると、かえって不安が強くなることがあります。
数値の変化だけでなく、会話がどの程度聞き取りやすいか、耳の詰まった感じがどう変わっているかなど、日常の中での体感にも目を向けてみてください。数字が横ばいに見えても体感が変わることはありますから、焦って結論を出さないほうがよいでしょう。
検査は一時点を切り取ったものにすぎず、その日の体調やストレスの度合いによっても結果が左右されることがあります。前日の睡眠時間が影響することもあるようです。一回の数値だけで一喜一憂しすぎないようにしたいところです。
治療後に回復しないと感じる背景には、統計上の三分の一という数字が独り歩きしていることも関係しているようです。
聴力が元通りになる方・部分的に改善する方・変化が乏しい方がおよそ三等分されるという話は広く知られていますが、これは全体の傾向であって、一人ひとりの経過をそのまま当てはめられるものではありません。正直に言うと、この数字を知ったことでかえって不安を強める方に会うことも多いです。
発症からどれくらいで治療を始められたか、日常でどれだけ耳を休められているかによっても経過の感じ方は変わってきます。周りの人と自分を比べて落ち込む必要もありません。数字だけで自分の状態を決めつけないようにしたいところです。
発症前の疲労やストレスが指摘されることの多い病気だけに、治療後もストレスとの付き合い方が気になる方は多いでしょう。
聞こえにくさが続くと不安や緊張が強まり、それがさらに体の緊張や血流の滞りにつながる、という悪循環に陥ることがあります。耳の状態を気にする時間が増えるほど、その悪循環から抜けにくくなる面もあるようです。
仕事に早く戻ろうと無理をしてしまい、かえって体の緊張を強めてしまう方にもよく出会います。焦る気持ちは自然なものですが、体を休める時間を削らないようにしたいところです。家族に症状を理解してもらいにくいことも、負担を大きくしている一因かもしれません。
治療後の期間は、特別なことをするよりも生活のリズムを見直すことが優先されます。
睡眠時間を確保すること、仕事や家事の負担を一時的に減らすこと、耳に大きな音を入れないことなど、できる範囲から始めてみてください。次のような点は自宅でも確認しやすいでしょう。
これらはあくまで生活の負担を減らすための工夫であり、これをしたから聴力が戻るというものではありません。無理なく続けられる範囲で構いません。
耳の不調そのものについては、まず医療機関での経過観察が基本になります。
治療後にさらに聞こえが悪くなった、めまいが新たに出てきたなど、変化が続く場合は自己判断で様子を見続けないほうがよいでしょう。
症状が変化しているときは早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。以前とは違う変化に気づいたら、次の受診まで待たずに連絡することも選択肢に入れてください。片耳だけでなく両耳に違和感が出た場合も同様です。
診察のたびに経過観察とだけ言われると、何をしてよいか分からず不安になる方もいると思います。
そのようなときは、次の受診までに気になった変化をメモしておき、診察時に具体的に伝えると医師の判断材料が増えます。詳しくは医療機関で確認してください。数値の説明だけでなく、日常生活での困りごとも一緒に伝えると、今後の方針を相談しやすくなるでしょう。
後遺症として耳鳴りや耳閉感が残った場合、それをゼロにしようとすると気持ちがつらくなりやすいものです。
数々のご相談の中でも多いのが、耳鳴りが完全に消えないと落ち着けないという声です。症状を無視するのではなく、日常生活への影響を少しずつ減らしていくという考え方に切り替えると、気持ちが楽になることがあります。
就寝前の静かな時間に耳鳴りが気になりやすいという声もよく聞きます。テレビや音楽を小さく流しておくなど、意識を耳だけに集中させない工夫も一つの方法です。日中忙しく過ごしている時間帯は気にならないという方も少なくありません。
当院では、耳鳴りやめまい、自律神経の乱れに関わるご相談を重ねてきた中で、体の緊張と耳の不調が結びついているケースを多く見てきました。
首や肩まわりの緊張が強い状態が続くと、横になっても気持ちが休まりにくいことがあります。呼吸が浅くなっている方も少なくありません。鍼が苦手な方には、背骨をやさしく揺らして体の反応を引き出すDRT整体という選択肢もご用意しています。
医療機関での治療に代わるものではなく、体の緊張を確認しながら日常生活の負担を減らすお手伝いという位置づけです。実際に来院される方の中には、耳の症状よりも肩や首のこわばりを先に指摘されて驚く方もいらっしゃいます。緊張がゆるむと、眠りの質が変わったと話される方も見られます。
突発性難聴の治療後は、聴力の数値だけでなく、生活の負担やストレスとの付き合い方も含めて見直す時期だといえます。
今日からできることとしては、睡眠時間の確保、仕事量の調整、気になる変化のメモといった小さな行動から始めてみてください。焦って結論を急がず、体の状態を確認しながら過ごすことが、この時期には大切です。
聞こえの不安だけでなく、首や肩の緊張、生活習慣の負担まで含めて確認したい方は、たけち鍼灸整体院・名古屋名東院へお気軽にご相談ください。

